「失踪人捜索班」第4話・第5話考察|奥澤課長の関与とオリンポス警備保障×警察の黒い繋がりを解説

2025年春ドラマ
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『失踪人捜索班』第4話では、捜査を阻む奥澤課長の不可解な態度が際立ち、物語は新たな局面を迎えました。

警察の捜査一課課長という立場でありながら、奥澤は深町の死や江藤唯の殺害、オリンポス警備保障の不穏な動きについて一切調べようとしません。

この不自然な行動は、単なる職務上の判断ミスではなく、オリンポス警備保障と警察の間に存在する可能性が高い「癒着」や「圧力」を示唆しています。

今回は、奥澤課長の怪しい行動とオリンポス警備保障の裏の繋がりに焦点を当て、徹底的に考察します。

この記事を読むとわかること

  • 奥澤課長が捜査を拒む理由とその背景
  • オリンポス警備保障と警察の黒い繋がり
  • 黒幕の存在を示唆する第5話の展開予想

【第4話あらすじ】恵子の危機と内藤の死が示す闇…捜査を拒む奥澤課長の真意は?

唯の遺体発見と奥澤課長の不可解な対応

城崎(町田啓太)の妻・恵子(泉里香)の失踪に関係があると考えられていたキャバクラ勤務の江藤唯(森日菜美)が遺体で発見される。

笹塚(小泉孝太郎)は上司の奥澤課長(高橋克実)に事件の関連性を訴えるが、奥澤は捜査を完全に拒否する。

奥澤は誰かと連絡を取っている様子も見せ、まるで恵子の失踪や唯の死をあえて調べさせないような態度をとっていた。

内藤の死と深町のクラウドに残された真実

一方、城崎たちは失踪前の深町のクラウドから「内藤は殺された」と記された文書を発見する。

自殺とされていた内藤(坪倉由幸)の死に新たな疑惑が生じる。

さらに、内藤の妻は遺品の壊れたボイスレコーダーを深町に渡していたが、深町の遺品からは見つからなかった。

内藤の妻は恵子の失踪は自分のせいだと感じ、城崎に謝罪するが、内藤の仕事の詳細は何も知らなかった。

一ノ瀬の異変とオリンポス警備保障の謎

内藤の後任となった一ノ瀬徹(山崎樹範)も行方不明となり、内藤の部下から捜索依頼が入る。

一ノ瀬は「殺されるかもしれない」と怯えており、面会後から無断欠勤を続けていた

羽鳥文夫(光石研)の協力で、城崎たちはオリンポス警備保障の防犯カメラをハッキングし、一ノ瀬の足取りを追うことに成功する。

防犯カメラが捉えた恵子と黒いバンの存在

カメラ映像から恵子が一ノ瀬と接触していたことが確認され、さらに笹塚は深町の転落現場と同様に黒いバンが映っていることに気づく。

この黒いバンは江藤唯の殺害現場でも目撃されており、事件全体を繋ぐ重要な存在となる。

笹塚は奥澤に追跡を提案するが、奥澤は再び捜査を拒否し、警察内部の闇を感じさせる展開となる。

商業施設に逃げた恵子と探偵・黒岩の正体

城崎は恵子の行動パターンから人混みに紛れて逃げていると推測し、商業施設へ向かう

防犯カメラから恵子が変装し裏口からタクシーで逃げる様子が確認され、笹塚はタクシーの捜索を開始する。

黒いバンがキャバクラの裏社会と繋がっていることも判明。

さらに恵子が一ノ瀬に渡したメモを拾ったのは、探偵を名乗る黒岩(飯田基祐)で、実はヤクザだった

恵子の危機と城崎の救出、ボイスレコーダーの受け渡し

黒岩の罠にかかりそうになった恵子はモールの駐車場で黒いバンにひき殺されそうになる

そこへ城崎が現れ、恵子を間一髪で救出。

恵子はこの件に「警察が絡んでいる」と語り、危機から逃れていた理由が明らかになる。

その後、恵子は城崎に内藤から預かったボイスレコーダーを託し、ようやく物語は新たな局面を迎える。

奥澤課長の不可解な行動と警察内部の圧力を考察

唯の遺体発見後も動かない奥澤課長

キャバクラ勤務の江藤唯が遺体で発見されたにもかかわらず、警察は異様なまでに消極的な対応を見せた。

笹塚(小泉孝太郎)が事件の関連性を訴えるも、奥澤課長(高橋克実)は捜査の必要性を認めず、一貫して調査を拒否する姿勢を貫く。

通常であれば重大事件として動くべき状況にもかかわらず、奥澤は事件そのものに触れることすら避けるような態度をとった。

黒いバンの追跡を拒否する異常な対応

深町の転落現場や唯の殺害現場、さらには恵子が映る防犯カメラにも黒いバンの存在が確認された。

笹塚が追跡の必要性を訴えるものの、奥澤はこの重要な手がかりにも取り合わない

この異常なまでの消極姿勢は、捜査の正常な流れから大きく逸脱しており、意図的な介入の可能性を感じさせる。

誰かと電話する奥澤課長の不審な様子から見える圧力の存在

第4話では、奥澤が誰かと電話をしている場面が描かれた。

この様子は、奥澤が単なる自己判断ではなく、何者かの指示を受けて行動している可能性を強く示唆する。

加えて恵子は、駐車場で救出された際に「この件には警察が絡んでいる」と語っており、警察内部の関与を示す証言も飛び出している。

第5話の予告から推測される奥澤課長と黒幕の関係

第5話のあらすじでは、黒岩龍二(飯田基祐)を追及しようとする笹塚の前に奥澤の指示を受けた刑事が現れ、追及を妨害するシーンが描かれる予定だ。

この展開から考えられるのは、奥澤が上層部の意向、もしくは黒幕とされる警察内部の権力者と繋がっている可能性である。

さらに、羽鳥文夫(光石研)の指摘によると、オリンポス警備保障は上場を控えた企業であり、スキャンダルを嫌う経営陣の意向が圧力となっている可能性もある。

奥澤はこの企業と警察、もしくは背後にいる黒幕の利害調整役として捜査を抑え込む役割を担っていると考えられる。

オリンポス警備保障と警察の黒い繋がりを考察

オリンポス警備保障に渦巻く不審な動き

オリンポス警備保障を巡る事件は、内藤正義(坪倉由幸)の死を皮切りに次々と不可解な展開を見せている。

深町克英(小久保寿人)の転落死、江藤唯(森日菜美)の殺害、そして一ノ瀬徹(山崎樹範)の異変と失踪未遂。

これら全てに共通するのは同社の内部情報を知る人物たちが次々と命を落とした、または危険な状況に追い込まれたという事実だ。

まるで会社ぐるみで不都合な真実を隠蔽しようとしているかのように見える。

黒岩と黒いバンが象徴する裏社会との接点

「オリンポス警備保障」に雇われた探偵・黒岩龍二(飯田基祐)がヤクザであったことは、この企業が単なる警備会社ではないことを強く印象付けた。

黒岩は唯の現場や深町転落現場に現れた黒いバンの運転者であり、裏社会と警備会社が密接に関わっていることを示している。

この事実は、企業と暴力団、さらには警察までもが何らかの形で繋がっている可能性を浮き彫りにした。

警察との癒着を示唆する奥澤課長の動き

オリンポス警備保障の問題が表面化しているにもかかわらず、奥澤課長(高橋克実)は捜査を拒否し続けた

第5話の予告では、笹塚が黒岩を追及しようとした際に奥澤の指示を受けた刑事が立ちはだかる場面が描かれる。

これにより、奥澤が単なる消極的な上司ではなく、企業と警察組織の癒着関係の中で意図的に捜査を抑え込む存在である可能性が高まっている。

上場を目前に控えた企業と隠蔽の必然性

羽鳥文夫(光石研)の発言によって、オリンポス警備保障が上場を目前に控えている企業であることが判明している。

上場にあたってスキャンダルは致命的であり、社長・長瀬孝蔵(西岡徳馬)を含む経営陣は、あらゆる手段を使って問題の隠蔽を図る可能性が高い。

また、社長・長瀬孝蔵(西岡徳馬)が警察からの天下りで、警察の上層部とつながっている可能性もある。

その中には当然、警察内部との協力関係、つまり奥澤課長のような存在による情報のもみ消しや捜査妨害も含まれていると考えるのが自然だ。

警察、企業、裏社会——交錯する三者の思惑

こうして見えてきたのは、警察・企業・裏社会の三者が複雑に絡み合った黒い関係である。

内藤の死、恵子の失踪、黒岩の暗躍、奥澤の不可解な行動——これら全てが一つの線で繋がりつつある。

次回以降、ボイスレコーダーの内容が暴かれれば、この黒い繋がりが決定的に明らかになる可能性は極めて高い。

失踪人捜索班第4話・第5話考察まとめ|奥澤課長の怪しい行動と警察・オリンポス警備保障癒着疑惑まとめ

第4話と第5話を通して、事件の裏に潜む警察とオリンポス警備保障の黒い繋がりが徐々に浮かび上がってきました。

まず、深町克英と江藤唯の不可解な死、そして一ノ瀬徹の失踪未遂。

この一連の事件は、恵子の失踪とも密接に絡み合い、単なる偶然とは考えられない状況です。

特に第4話では、奥澤課長(高橋克実)が明らかに捜査を拒む不自然な態度を示し、さらに黒岩という裏社会の人物が登場したことで、オリンポス警備保障と暴力団の繋がりも示唆されました。

奥澤が誰かと電話で話し、捜査を抑制していた様子は、警察内部に圧力が存在している証拠とも言えるでしょう。

続く第5話では、笹塚が黒岩を追及しようとした際に奥澤の指示を受けた刑事が妨害するという決定的な場面も描かれることが明らかになっています。

これは奥澤が単なる現場の上司ではなく、組織的な隠蔽工作に関与している可能性を示しています。

また、羽鳥文夫(光石研)の発言から、オリンポス警備保障が上場直前の企業であることが明らかになり、社長・長瀬孝蔵(西岡徳馬)がスキャンダルを極度に恐れている点も判明。

このことから、企業側が上場のために警察と癒着し、事件をもみ消そうとしているという構図が浮かび上がりました。

内藤の死、深町の事故、恵子の失踪、黒岩の暗躍、奥澤の行動。

これらすべては警察・企業・裏社会の三者が絡み合った巨大な陰謀の一部である可能性が高いのです。

次回、ボイスレコーダーの中身が明らかになることで、この癒着の構図が完全に暴かれる時が訪れるでしょう。

果たして城崎と捜索班は、この闇に覆われた真実を突き止めることができるのか——。

この記事のまとめ

  • 奥澤課長は誰かの指示で捜査を拒否している可能性
  • オリンポス警備保障と警察の癒着が疑われる状況
  • 黒岩の存在が裏社会と企業の繋がりを示唆
  • 第5話では奥澤の関与と黒幕の関係がより明確に

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