映画「かくかくしかじか」ロケ地完全ガイド|宮崎・金沢・東京・横浜の聖地巡礼スポット&アクセスまとめ

2025年春映画
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2025年5月16日公開の映画「かくかくしかじか」は、東村アキコさんの自伝的漫画をもとに、彼女の青春時代と恩師との絆を描く感動作です。

この映画は物語の重要な舞台である宮崎、金沢、東京、そして横浜で撮影が行われ、それぞれのロケ地には作品の世界観が息づいています。

今回は、映画の印象的なシーンが撮影された宮崎・金沢・東京のロケ地をエリア別に詳しく解説。住所やアクセス方法も合わせて、聖地巡礼に役立つ情報をお届けします。

この記事を読むとわかること

  • 映画「かくかくしかじか」のロケ地を宮崎・金沢・東京・横浜別に紹介
  • 各ロケ地の撮影シーンや住所、アクセス方法を詳しく解説
  • 聖地巡礼のポイントや訪問時の注意点まで完全ガイド

【宮崎エリア】青春の原点を映したロケ地

宮崎ガス本社付近|恩師との出会いシーン

映画「かくかくしかじか」の中でも特に印象的なシーンが撮影されたのが、宮崎ガス本社付近です。

2024年4月20日と21日、この場所では大規模な交通規制が行われ、多くの地元住民が撮影の様子を目撃しました。

このロケ地では、永野芽郁さん演じる明子と大泉洋さん演じる恩師・日高先生の運命的な出会いシーンが撮影されたことで知られています。

特報映像でも登場するこの場面では、日高先生がスーパーカブにまたがり、明子に声をかけるという印象的なシーンが描かれました。

まさにここが物語の転機となる場所として映画内でも重要な意味を持っているのです。

静かな住宅街に位置するこのエリアは、映画の中で青春の息吹と緊張感を巧みに表現するロケーションとして選ばれました。

また、付近には市民の森という自然豊かなスポットもあり、ロケ地巡りの際にはリラックスしながら訪れることもおすすめです。

聖地巡礼の際には、映画のワンシーンを思い浮かべながら、この地を訪れてみてください。

住所:宮崎県宮崎市阿波岐原町野間311-1
アクセス:JR日豊本線「蓮ケ池駅」から徒歩約20分

宮崎県立宮崎西高等学校|高校時代の再現

映画「かくかくしかじか」の高校時代の重要なシーンの多くは、宮崎県立宮崎西高等学校で撮影された可能性が極めて高いとされています。

この高校は原作者・東村アキコさんの母校であり、物語の舞台としても深い関わりがあります。

公式には撮影場所として明言されていないものの、特報映像では永野芽郁さんが宮崎西高等学校の制服を着て登場。

この制服が実際の宮崎西高のものと一致していることから、校内でのロケが行われた可能性は非常に高いと考えられます。

撮影シーンは、教室や校庭など日常の学生生活を描いたものが中心です。

恩師・日高先生と過ごした厳しくも温かい時間、仲間たちとの絆、そして漫画家を目指すきっかけとなる場面など、青春の記憶を色濃く映し出す場所として選ばれたのでしょう。

ただし、宮崎県立宮崎西高等学校は現役の公立高校のため、校内に立ち入ることはできません。

そのため、訪れる際は校門付近から外観のみ見学可能という形になります。

静かに訪れ、撮影された当時の様子を想像しながら映画の世界に浸るのも聖地巡礼の醍醐味です。

住所:宮崎県宮崎市大塚町柳ケ迫3975-2
アクセス:JR日豊本線「南宮崎駅」から車で約15分

若草通商店街|友人との日常シーン

宮崎市中心部に位置する若草通商店街は、映画「かくかくしかじか」で高校時代の日常シーンが撮影されたロケ地のひとつです。

昭和レトロなアーケードが今も残るこの商店街は、地元の学生たちの憩いの場として親しまれています。

映画の特報映像では、主人公・明子とクラスメイトがこの商店街を並んで歩きながら「漫画に集中したほうがいいっちゃない?」と宮崎弁で語り合うシーンが登場。

この場面はまさに若草通商店街の実際のロケーションで撮影されており、ファンの間でも「芽郁ちゃんが歩いた道!」とSNSで話題となりました。

撮影当日は制服姿のエキストラが多数登場し、青春ドラマならではの活気ある雰囲気が作り出されていたようです。

この商店街は、原作でも描かれた高校生時代の何気ない日常を映し出す絶好の舞台となりました。

訪れる際は、地元グルメを楽しみつつ、明子たちが歩いた商店街の風景をじっくり味わうのがおすすめです。

現在も営業中のため、誰でも自由に訪れることができ、作品の世界観をそのまま体験することができます。

住所:宮崎県宮崎市橘通東3丁目付近
アクセス:JR日豊本線「宮崎駅」から徒歩約10分

【金沢エリア】美大時代と桜の情景

金沢美術工芸大学 旧キャンパス|アトリエ風景の再現

映画「かくかくしかじか」における美大時代の重要なシーンは、原作者・東村アキコさんの母校である金沢美術工芸大学 旧キャンパスで撮影されました。

この旧キャンパスは2023年まで実際に使用されていた場所で、今回の映画制作のために正式に撮影協力が行われたことが大学公式サイトにて明かされています。

美術大学ならではのアトリエや教室のリアルな雰囲気を求めて、学生時代の緊張感や葛藤をそのまま再現するロケーションとして選ばれました。

映画では、主人公・明子が恩師である日高先生から厳しい指導を受けながらも、本格的に絵と向き合う姿が描かれています。

このアトリエ風景や制作の様子は、まさに旧キャンパスの実際の空間を活かした撮影によって、臨場感あふれるシーンに仕上げられています。

また、旧キャンパスでの撮影は、東村アキコさん自身の学生時代と映画の世界をよりリアルにリンクさせる試みでもありました。

なお、旧キャンパスはすでに移転済みのため、一般の立ち入りはできません

ファンが訪れる際は敷地外から建物の外観を眺める形で、撮影当時の雰囲気を想像しながら巡礼を楽しむのが良いでしょう。

住所:石川県金沢市小立野5丁目11-1
アクセス:JR「金沢駅」から北陸鉄道バスで約30分、「金沢美術工芸大学前」下車すぐ

ひがし茶屋街・兼六園周辺|デートや学生生活の象徴

金沢のひがし茶屋街と兼六園は、映画「かくかくしかじか」において美大時代の青春を象徴するロケ地として採用されたとみられています。

原作でも、主人公・明子が大学生活を送る中で訪れる金沢の街並みが印象的に描かれており、実際の街を背景にしたリアルなシーンが再現されました。

特にひがし茶屋街は、情緒あふれる石畳と古い町家が立ち並ぶ風景が特徴で、映画でもデートシーンや仲間たちとの交流の場面に登場する可能性が高いスポットです。

また、兼六園は日本三名園のひとつとして有名で、映画では桜が舞う春の情景の中で主人公たちが歩くシーンが予告編にも登場しました。

こうした風景は、学生時代の明子の心の移ろいや成長を美しく象徴しています。

原作の中でも兼六園や周辺の景色が頻繁に登場していることから、映画でも忠実に再現されていると考えられます。

ロケ地巡りをする際は、ひがし茶屋街でカフェや工芸品店を楽しみながら、また兼六園で四季折々の自然を満喫しながら、映画のシーンを追体験するのがおすすめです。

住所:ひがし茶屋街(石川県金沢市東山1丁目)

兼六園(石川県金沢市兼六町1)

アクセス:金沢駅からバス

【東京エリア】夢を追う上京シーンの舞台

神田神保町|編集者との出会いと持ち込み

映画「かくかくしかじか」の上京後の重要なシーンは、出版社の街として知られる東京・神田神保町で撮影されました。

このエリアは数多くの出版社や書店が立ち並び、漫画家志望の主人公・明子が編集者と出会うリアルな舞台として最適です。

物語の中では、明子が夢を叶えるために原稿を持ち込むシーンや編集者と打ち合わせをする場面が描かれています。

映画の予告映像や目撃情報から、2024年春頃に神田神保町エリアでエキストラを動員した撮影が行われたことがわかっています。

具体的なビル名は公開されていませんが、出版社が集中する一ツ橋や専修大学周辺エリアが主な撮影場所と考えられます。

この地でのシーンは、上京して夢に挑む明子の葛藤や希望を象徴する場面として、映画全体でも非常に重要な役割を担っています。

神田神保町は現在も古書店や出版社が集う街並みがそのまま残っており、映画ファンや聖地巡礼者にとっても訪れやすいスポットです。

映画のロケ地を巡る際は、古本屋をめぐったり、カフェで休憩したりしながら、明子が夢に向かって歩いた道を辿ってみましょう。

住所:東京都千代田区神田神保町1丁目付近
アクセス:都営地下鉄・東京メトロ「神保町駅」から徒歩すぐ

港区オフィス街|社会人経験の象徴

映画「かくかくしかじか」では、主人公・明子が漫画家を目指す前に社会人として働くシーンも重要な要素のひとつです。

この社会人時代のシーンは、東京都港区のオフィス街で撮影されました。

港区は赤坂・芝・新橋エリアを中心に多くの企業ビルが立ち並ぶエリアで、東京らしいビジネス街の雰囲気を醸し出しています。

撮影は2024年5月頃に行われたとされ、エキストラも多数動員されたことで知られています。

予告映像では、明子がオフィス内で電話を取るなどの社会人らしい姿が映し出されており、漫画家としてデビューする前の彼女の奮闘がリアルに描かれています。

この場面は、夢と現実の狭間で揺れる若者の苦悩と努力を象徴するシーンとして、映画の中でも非常に印象的です。

具体的なビル名は公表されていませんが、赤坂や新橋周辺の高層オフィスビルがロケ地に選ばれたと考えられます。

これらの場所は一般の見学が自由な外観エリアが多いため、ロケ地巡りの際はビジネス街の雰囲気を感じながら散策するのがおすすめです。

ただし、ビル内部は関係者以外立ち入り禁止のため、訪問時は周囲への配慮を忘れずに楽しみましょう。

住所:東京都港区赤坂・芝・新橋エリア(具体的なビル名は非公開)
アクセス:東京メトロ「赤坂駅」「溜池山王駅」「新橋駅」などから徒歩圏内

【横浜エリア】クライマックスの栄光シーン

横浜市西区のホテル宴会場|授賞式シーン

映画「かくかくしかじか」のクライマックスシーンとなる授賞式は、横浜市西区のみなとみらい地区にあるホテルの宴会場で撮影されました。

このシーンでは、永野芽郁さん演じる明子が漫画大賞を受賞し、壇上で花束を抱えてスピーチする姿が描かれています。

映画の特報映像でもこの華やかなシーンが映し出され、物語の集大成として非常に印象的な場面となっています。

ロケ地となったホテルは正式には非公開ですが、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル横浜ロイヤルパークホテルなど、みなとみらい地区の大規模ホテルが有力候補とされています。

これらのホテルは、大規模な宴会場や海の見えるロケーションが魅力で、映画撮影にもよく利用されるスポットです。

実際、2024年5月中旬には横浜市内でエキストラを動員した授賞式シーンの撮影が行われたことが確認されています。

映画では、明子がデビューからの苦労を乗り越え、夢をつかむ瞬間を感動的に表現しています。

訪れる際は、ロビーや外観を見学することで、映画の世界に入り込むことができます。

ただし、宴会場は一般公開されていないため、イベントがない限り内部見学は不可です。

住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1-1(例:ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル)
アクセス:みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約5分

映画「かくかくしかじか」ロケ地まとめと巡り方

宮崎・金沢・東京を巡って作品の世界を体験

映画「かくかくしかじか」は、原作者・東村アキコさんの青春と成長の物語を忠実に再現するため、全国各地のゆかりの場所でロケが行われました。

宮崎では日常と恩師との出会い、金沢では美大生活と桜舞う情景、東京では夢に向かう奮闘と葛藤、そして横浜では栄光の瞬間が、それぞれ丁寧に映し出されています。

こうしたロケ地を巡ることで、映画の登場人物たちと同じ景色と空気を共有する特別な体験ができるでしょう。

訪問時のマナーとおすすめの楽しみ方

ロケ地巡りをする際は、訪問マナーを守ることが大切です。

  • 学校やオフィスビルなど私有地は外観のみ見学し、無断で立ち入らない。
  • 商店街や公道では周囲の迷惑にならないよう静かに巡る
  • 写真撮影は周囲の人や施設のルールに従う

また、巡礼の際は映画の名シーンを思い出しながら、同じ場所に立ち、登場人物の心情を追体験するのも楽しみ方のひとつです。

特に、商店街や兼六園のような一般公開されている場所では、観光を兼ねてゆっくり過ごすのもおすすめです。

横浜のみなとみらい地区ではロビーや外観だけでも十分に映画の雰囲気を楽しむことができます。

映画を観た後、ロケ地を訪れることで、作品への理解と感動はさらに深まることでしょう

ぜひ「かくかくしかじか」の聖地巡礼を通じて、明子と日高先生の軌跡を自分の足でたどってみてください。

この記事のまとめ

  • 映画「かくかくしかじか」は宮崎・金沢・東京・横浜で撮影
  • 宮崎は恩師や学生時代のシーンが中心
  • 金沢では美大時代と桜の情景を再現
  • 東京では上京後の奮闘と出会いを描写
  • 横浜では授賞式の感動シーンを撮影
  • 各ロケ地の住所・アクセス情報も掲載
  • 聖地巡礼時のマナーや楽しみ方も解説

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