「しあわせは食べて寝て待て」原作・あらすじ・キャスト徹底解説【NHKドラマ10】

2025年春ドラマ
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2025年4月1日よりNHK総合にて放送が開始される、ドラマ「しあわせは食べて寝て待て」。原作は、水凪トリによる人気漫画で、「このマンガがすごい!2022」オンナ編で第8位を獲得した作品です。

本作は、病を抱える主人公・麦巻さとこが、団地暮らしと薬膳を通して、自分らしい“しあわせ”を見つけていくヒューマンドラマ。ドラマ化にあたり、豪華キャストが発表され話題を呼んでいます。

この記事では、ドラマの詳しいあらすじやキャラクター設定、出演者情報をたっぷりとご紹介します。

この記事を読むとわかること

  • ドラマ「しあわせは食べて寝て待て」のあらすじ
  • 原作漫画や脚本・演出など制作陣の情報
  • キャスト陣の役柄と物語における関係性

ドラマ「しあわせは食べて寝て待て」のあらすじ

NHKドラマ10枠で放送される「しあわせは食べて寝て待て」は、人生のどん底を味わった女性が、静かな日常の中で再び心と体を取り戻していく、癒しと再生の物語です。

原作は水凪トリによる同名コミック。心にそっと寄り添うようなエピソードが共感を呼び、「このマンガがすごい!2022」オンナ編で第8位にランクインするなど、原作自体も高い評価を受けています。

ヒューマンドラマとしての繊細な描写と、薬膳をテーマにした新しい視点が合わさった注目の作品です。

主人公は、38歳の独身女性・麦巻さとこ。仕事に打ち込んできた彼女の人生は、膠原病という難病の発症によって一変します。

会社を退職し、理想だったマンション購入も諦めざるを得なくなり、たどり着いた先が築45年・家賃5万円の古い団地

そこで彼女は、大家の美山鈴(90歳)と、彼女の家に居候する羽白司という青年と出会います。

料理上手な司の作る薬膳スープに救われたさとこは、少しずつその食事と考え方に惹かれていきます。

やがて旬の食材を活かした薬膳を自分でも取り入れるようになり、身体だけでなく、心の奥深くにも変化が訪れるようになります。

人付き合いが億劫になっていた彼女が、少しずつ周囲との関係を築き直し、「自分なりの幸せとは何か?」を見つめ直していく姿が、視聴者の心を打ちます。

本作の魅力は、ただの“病と向き合う物語”ではなく、生活に根ざした小さな選択や習慣が、人生を大きく動かしていくことを、温かく、丁寧に描いている点にあります。

薬膳料理という一風変わったテーマを通じて、「食べること」「眠ること」「待つこと」の尊さがじんわりと伝わってくるのです。

そして何より、他者との緩やかな関係性が、さとこの再生に大きく関わっていることも見逃せません。

心の痛みを抱えている人にとって、このドラマはまるで“お粥”のように優しく沁みる存在になるはずです。

派手な展開や劇的な変化ではなく、静かで穏やかな日常の中にある確かな希望を見つけるこの作品は、現代を生きる多くの人にとって大きな癒しとなることでしょう。

原作漫画「しあわせは食べて寝て待て」とは?

ドラマの原点となるのは、水凪トリによる同名漫画。

「フォアミセス」(秋田書店)にて2020年から連載され、“読むだけで心が温まる”と話題を集めました。

2022年には「このマンガがすごい!」オンナ編で第8位にランクインし、その人気と実力が広く認められています。

原作は1話完結型の短編連作という形式で、1話わずか16ページ。

それぞれのエピソードに“ちょっとした気づき”や“やさしさ”が丁寧に描かれており、まるで詩のように静かで深い余韻を残します。

主人公・さとこが抱える心身の不調や孤独と向き合いながら、日常のささいな出来事の中に救いを見出していく姿が、読む者の胸を打ちます。

作中に登場する薬膳料理や、季節に応じた食材の選び方も見どころのひとつ。

「春の憂うつにはジャスミン茶に陳皮」、「梅雨にはとうもろこしや豆腐」、「冬は黒い食材で腎を養う」など、読後すぐに生活に取り入れたくなるヒントがあふれています。

物語とレシピが静かにリンクしている点も、他作品にはない魅力です。

原作者の水凪トリさん自身も、「ドラマ化されるとは思っていなかった」と驚きつつ、

薬膳や団地の風景が映像でどう表現されるか楽しみ」とコメントを寄せています。

病気を抱えながらも前向きに生きようとする主人公の姿が、同じような悩みを抱える読者の心にそっと寄り添う作品です。

「しあわせは食べて寝て待て」主人公・麦巻さとこ役は桜井ユキ

物語の中心となる主人公・麦巻さとこを演じるのは、実力派女優の桜井ユキさん。

これまで多くの映画やドラマで繊細な感情表現を見せてきた彼女が、本作では病と向き合いながら生きる女性の心の揺れを丁寧に体現します。

「誰かのしあわせのかたち」を描く本作において、桜井ユキさんの存在はまさに欠かせないものとなっています。

演じるさとこは、かつてバリバリ働いていた会社を難病「膠原病」の発症で退職。

理想のライフプランをすべてリセットし、週4日のパートと質素な団地暮らしを選択することになります。

“できない自分”をどう受け入れ、どう生きていくかというテーマを軸に、彼女の内面の葛藤が丁寧に描かれていきます。

桜井さんはコメントの中で、

「この作品を通して、たわいもない日常の愛おしさ、かけがえのなさを改めて再認識しています」

と語っており、日常の中にある静かな感動を大切に演じていることが伝わってきます。

また、臆病になりながらも一歩一歩踏み出していくさとこの姿に、

「私は彼女のような人が大好きです」と語るその眼差しには、役への深い共感が感じられます。

本作での桜井ユキさんの演技は、きっと多くの視聴者の心をそっと解きほぐしてくれるでしょう。

「しあわせは食べて寝て待て」主要キャストとその役柄を紹介

ドラマ「しあわせは食べて寝て待て」では、主人公を支える魅力的で個性豊かなキャラクターたちが物語を彩ります。

心と体の再生を描く本作において、それぞれのキャストの存在感が、より深い共感を呼び起こしてくれます。

ここでは、さとこを取り巻くメインキャストとその人物像をご紹介します。

羽白司(演:宮沢氷魚)

料理上手で、謎めいた“居候”として登場する羽白司。

美山鈴の家に同居し、家賃代わりに家事を引き受ける青年で、さとこにとって薬膳との出会いのきっかけとなる人物です。

彼の作る料理は、旬の食材を活かした薬膳で、さとこの身体と心をじんわりと癒していきます。

宮沢氷魚さんは、「薬膳の知識が、誰かの暮らしのヒントになれば」とコメントしており、穏やかで誠実なキャラクターを深く表現してくれることでしょう。

美山鈴(演:加賀まりこ)

さとこの新居の隣人であり大家。90歳とは思えないほどエネルギッシュで、おせっかいだけどチャーミングな存在です。

鈴の何気ない言葉や行動が、さとこの背中をそっと押してくれる場面も多く、「人生の先輩」としての深みを感じさせるキャラクターです。

加賀まりこさんは、「彼女の厚かましさは、賢くて可愛い」と語り、自らも鈴を「演じていて気持ちが高揚する役」と表現しています。

唐圭一郎(演:福士誠治)

さとこが働くパート先、デザイン事務所の代表。

穏やかで誠実な性格で、病気を抱えるさとこを自然に受け入れ、支えてくれる上司です。

職場という“もう一つの居場所”の優しさが彼を通して描かれていきます。

青葉乙女(演:田畑智子)

出版社「ギンナン舎」の編集者。やわらかい雰囲気と包容力を持つ、さとこにとっての良き理解者です。

現代に生きる働く女性たちの“しんどさ”を、青葉のキャラクターがやさしく代弁してくれます。

この他にも、団地の住人たちとして北乃きいさん、西山潤さん、土居志央梨さんらが出演。

それぞれが、悩みや孤独を抱えながらも、前に進もうとする姿を通じて、視聴者の心を優しく揺さぶってくれます。

物語を彩る個性豊かな登場人物たち

「しあわせは食べて寝て待て」では、主人公さとこの再生を支える人々として、年齢も背景もさまざまなキャラクターたちが登場します。

誰もが少しずつ悩みや弱さを抱えながらも、人との関わりや日々の暮らしを通じて、自分らしい“しあわせ”を見つけていく姿が描かれます。

この章では、さとこを取り巻くその他の登場人物たちをご紹介します。

唐デザインで働く仲間たち

  • 中山雄斗マシコヒロキ役。唐デザインに勤めるグラフィックデザイナー。実力派でありながら、職場ではさとこの存在に何かと気を配る兄貴分的なポジション。
  • 奥山葵巴沢千春役。唐デザインの若手デザイナー。仕事と自分のキャリアの狭間で悩みながらも、前向きに模索する姿が描かれます。

団地で暮らす住人たち

  • 北乃きい反橋りく役。食との関係にコンプレックスを抱えるOL。薬膳との出会いをきっかけに、自分の体と向き合うことを学んでいきます。
  • 西山潤八つ頭仁志役。引きこもり生活を送る青年。外の世界との関わりに少しずつ踏み出す中で、司やさとことの交流が変化をもたらします。
  • 土居志央梨高麗なつき役。団地に越してきたフリーのイラストレーター。クリエイターとしての葛藤と孤独を抱えながらも、人とのつながりに救われていきます。
  • 中山ひなの目白弓役。さとこが副業で始めたレンタルルームを利用する女子高校生。繊細で多感な性格だが、少しずつ心を開いていきます。

家族の存在も物語の一部に

  • 朝加真由美麦巻惠子役。さとこの母親。病を抱える娘を案じながらも、一定の距離感で見守る存在として描かれます。

団地という舞台を通じて交差するこれらの人物たちは、それぞれが日常の“ささやかな悩み”や“生きづらさ”を抱えています。

しかし、だからこそ視聴者の私たちも自然と共感でき、「無理しない幸せの形があっていい」というメッセージが、じんわりと心に届きます。

登場人物それぞれの変化にも、ぜひ注目してみてください。

「しあわせは食べて寝て待て」脚本・演出・スタッフ情報

「しあわせは食べて寝て待て」は、映像表現の丁寧さと空気感が非常に重要な作品です。

その世界観を映像として形にするのは、実績ある脚本家・演出家・音楽家たちによる万全の布陣です。

日常の“ささやかな幸福”をどう描くか、スタッフの感性にも注目が集まっています。

脚本:桑原亮子、ねじめ彩木

メイン脚本を手がけるのは、連続テレビ小説「エール」やドラマ「こもりびと」など、“心の深層を描く”ことに定評のある桑原亮子さん

共同脚本にはねじめ彩木さんが参加し、原作の温かく繊細な世界観を、よりドラマ的な起伏をもって再構築しています。

原作の短編構成をどのように連続ドラマとして展開させるのか、その構成力にも期待が寄せられます。

演出:中野亮平、田中健二、内田貴史

演出陣には、NHKの名作ドラマを数多く手がけてきたベテランたちが名を連ねます。

  • 中野亮平:「これは経費で落ちません!」「ちむどんどん」などを手がけた演出家。
  • 田中健二:「まんぷく」「あさが来た」などヒット作多数。
  • 内田貴史:ドラマ制作の現場で実績を重ねた若手注目株。

ゆったりとしたテンポ、間、空気感を大切にした映像演出が、作品の魅力を引き立ててくれることでしょう。

音楽:中島ノブユキ

劇伴を担当するのは作曲家の中島ノブユキさん。

「坂道のアポロン」や「ペンディングトレイン」など、情感豊かなメロディと繊細なピアノ曲で知られ、

今回は“薬膳”と“再生”というテーマにぴったりな、癒しと深みを兼ね備えたサウンドで作品を包みます。

制作統括:小松昌代(NHKエンタープライズ)、渡邊悟(NHK)

NHKドラマ制作の中核を担う2名が統括として参加。

公共放送ならではのクオリティと品位が、全9話を通じてしっかりと保たれることが期待されます。

スタッフ一人ひとりが持つ感性と経験が融合し、ただの“ドラマ”を超えた、心に残る体験を届けてくれるはずです。

「しあわせは食べて寝て待て」原作者コメント

本作の原作を手がけたのは、漫画家の水凪トリ(みずなぎ とり)さん。

『しあわせは食べて寝て待て』は彼女にとって現名義でのデビュー作であり、自身の実感や日々の思いが込められた作品です。

そんな彼女が語ったドラマ化への想いには、作品への深い愛情と視聴者への優しいまなざしが込められています。

水凪さんは、原作について

「1話16ページの短編を心のままに描いた漫画」と紹介。

そのため、連続ドラマに仕立て上げるのは難しいと感じていたものの、

「上手に組み立ててくださっていて、放送が楽しみです」と、仕上がりに強い信頼を寄せています。

特に注目しているのは、薬膳の料理や団地の風景が映像としてどう表現されるかという点。

「さとこのように健康に不安のある方がご覧になって、少しでも気持ちが楽になれば嬉しい」と語っています。

この言葉からは、病気や孤独を抱えた人々にそっと寄り添う作品であってほしいという願いがにじみ出ています。

また、水凪さん自身が期待しているのが“雰囲気がぴったりの俳優陣”の演技。

桜井ユキさんをはじめとするキャスト陣が、物語に命を吹き込む姿に注目していると話します。

原作の読者はもちろん、これから初めて本作に触れる人にとっても、

日常をそっと愛おしむような視点が得られるドラマになりそうです。

ドラマ「しあわせは食べて寝て待て」あらすじ&キャストまとめ

人生が計画通りに進まなくなったとき、人はどうやって立ち直るのか?

「しあわせは食べて寝て待て」は、病をきっかけにすべてを失った女性が、団地という小さな世界の中で、薬膳・人との出会い・日常の積み重ねを通して自分らしい“しあわせ”を見つけていく物語です。

静かで、淡々とした日々の中に宿る希望は、現代を生きる私たちにも通じる力を与えてくれるでしょう。

主人公・麦巻さとこを演じるのは桜井ユキさん。

共演には、宮沢氷魚・加賀まりこ・福士誠治・田畑智子ら、実力と個性を兼ね備えた俳優陣が名を連ねます。

さらに団地や職場の住人たちとして、北乃きい・西山潤・土居志央梨・朝加真由美らも出演し、人間模様の豊かさを際立たせます。

脚本は桑原亮子さんとねじめ彩木さん、演出は中野亮平さんらが担当。

音楽には中島ノブユキさんを迎え、感情の機微を映し出す柔らかなサウンドが世界観を深めます。

「お粥のようにじんわりと温かい」という表現がぴったりのこのドラマは、疲れた心をそっと癒やしてくれるはずです。

頑張りすぎてしまうあなたにこそ、観てほしい。

2025年4月1日(火)夜10時から、NHK総合にて放送開始です。

この記事のまとめ

  • 水凪トリ原作の心温まるヒューマンドラマ
  • 病を抱える主人公が薬膳と団地で再生
  • 桜井ユキ・宮沢氷魚ら実力派キャストが共演
  • 原作漫画の世界観を丁寧に映像化
  • 旬の食材や薬膳がテーマの癒し系作品
  • 脚本は「エール」の桑原亮子が担当
  • 2025年4月1日よりNHKドラマ10で放送

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