『パラレル夫婦』伊野尾慧主演ドラマの魅力！あらすじ・キャスト・主題歌完全ガイド

2025年4月1日よりスタートするカンテレ・フジテレビ系ドラマ「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」は、伊野尾慧と伊原六花のW主演によるオリジナルラブミステリーです。

死んだのは夫か、それとも妻か？1日3分だけ“再会”できる夫婦が、お互いの「死の真相」と「不倫疑惑」を巡って、切なさと謎が交錯する異色のストーリーを展開します。

主題歌にはHey! Say! JUMPの新曲「encore」が起用され、作品世界をさらに彩ります。この記事では、「パラレル夫婦」のあらすじ、豪華キャスト、主題歌情報を徹底紹介します。

最初に知りたい「パラレル夫婦」の核心：死んだのは誰か？

物語は“死んだのは誰か”という究極の疑問から始まります。

主人公である夫・幹太と妻・なつめは、ある日それぞれの世界で相手を失ったという現実に直面します。

しかも、亡くなったはずの相手が自宅に現れるというミステリアスな展開に、視聴者は一気に引き込まれていくのです。

夫・幹太視点：事故死したのは妻のはずだった

CMディレクターとして働く幹太は、仕事も順調、そして何より愛する妻・なつめと公私ともに理想的な関係を築いていました。

しかし、幹太の愛は過剰な溺愛とも言えるもので、なつめにとっては少しずつ“重さ”として蓄積されていきます。

そんな矢先、幹太はなつめのスマホに届いた1通のメッセージを見てしまいます。

そこには、なつめが別の男とホテルで密会する約束をしているような内容が。

疑惑を抱いた幹太は真相を確かめようと決意しますが、その直後、なつめが交通事故に遭って命を落としてしまいます。

愛する人を失い、心が崩れ落ちる中、なつめの死を受け止めるしかない幹太の目の前に、あり得ない光景が広がります。

突然、“死んだはずの妻”なつめが現れるのです。

妻・なつめ視点：死んだのは夫！？“逆転世界”の衝撃

一方、妻・なつめの世界では、事故で亡くなったのは夫の幹太という設定になっています。

幹太の「妻は自分を愛しているはず」という思いとは裏腹に、なつめは日々その愛情に違和感を覚えていました。

「夫婦は一心同体」という幹太に対し、なつめは「夫婦であっても個人は尊重されるべき」と感じていたのです。

そんなズレが埋まらないまま、ある日突然、幹太が命を落とすという世界線に置かれたなつめ。

深い喪失感に包まれた彼女の前に、今度は“死んだはずの夫”が現れるのです。

この瞬間、2人は気づきます。

「それぞれの世界では、相手が死んでいる」ということ。

そして、わずか1日3分間だけ、この“世界の狭間”で再会できるという奇妙なルール。

この短い時間の中で、2人は死の真相と愛の本質を追い求めることになります。

この作品は、単なるファンタジーでもサスペンスでもありません。

「人を愛するとは何か」「信じるとはどういうことか」という、深いテーマが心を打つ作品なのです。

2つの世界をつなぐ「3分間」の奇跡とは？

『パラレル夫婦』の物語をさらに複雑でドラマチックにしているのが、“1日3分だけ再会できる”という不思議なルールの存在です。

幹太となつめ、それぞれが「相手を失った」と思っている世界で生きる中、毎晩11時22分になると、ふたりは1つの部屋で再会できるのです。

しかしその再会には“1日3分間、部屋限定”という厳しい制約があります。

1日1回だけ交われる“部屋限定の3分間”とは

幹太の自宅で起こるこの現象は、決して夢でも幻想でもない現実。

毎日決まった時刻、突然の発光現象とともにふたりの世界が接続されます。

この「3分間の交差」は、タイムループでもなく、パラレルワールドの一時的な交差点として描かれています。

話せること、伝えられること、探れることはわずか3分。

その短さゆえに、感情が噴き出し、すれ違いも加速するという、切なさが倍増する設定なのです。

この再会は奇跡か、それとも罠か

3分間の再会は、愛を確かめる時間でもあり、真実を探る捜査のような時間でもあります。

幹太はなつめの“死”と“不倫疑惑”の真相を、

なつめは幹太の死に隠された“ある事件”の真相を、それぞれ知ろうとします。

しかし、限られた時間と信じきれない記憶の断片が、ふたりを何度も試練へと導いていきます。

果たしてこの“奇跡の3分間”は、ふたりにとって救いなのか、それとも新たな苦しみの始まりなのか――。

時間に縛られた愛と謎解きが、視聴者の胸を締めつけます。

不倫疑惑が生んだすれ違いの真相

『パラレル夫婦』の根底にあるのは、「相手を信じたい」という気持ちと、「裏切られたかもしれない」という不安の葛藤です。

一見すると理想的な夫婦に見える幹太となつめですが、すれ違いの原因は、ある“メッセージ”から始まります。

そのたったひとつの疑念が、2人の運命を大きく変えてしまうのです。

妻のスマホに届いた“ヤマっち”からのメッセージ

ある日、幹太はなつめのスマホ画面に偶然目をやります。

そこには「ヤマっち」という男性からの親密そうなメッセージが。

「今日は例のホテルで待ってるね」──その一文は、夫としての信頼を一気に崩壊させるのに十分すぎる内容でした。

幹太は困惑し、怒りよりも先にショックで動けなくなるほどの衝撃を受けます。

真実を確かめる前に起きた「事故」

メッセージの内容がどうしても頭から離れず、幹太はなつめに問いただすことを決意します。

しかしその朝、毎日恒例の「いってらっしゃいのキス」をなつめが拒否したことで、彼の不安はさらに加速。

そして、その直後に起きたのが、なつめの交通事故でした。

真実を聞くことも、謝ることも、信じることすらできないまま、2人の関係は突然終わりを迎えてしまったのです。

果たして「不倫」は本当に存在したのか、それとも何かの誤解だったのか。

たった1通のメッセージが、2人の愛の形をここまで変えてしまうという、現代的なリアルさがこのドラマの核心でもあります。

“信じる”ということの重さと、すれ違いの残酷さを、視聴者は痛いほど実感することでしょう。

豪華キャスト陣が支えるパラレルな世界

『パラレル夫婦』の世界観をリアルに、そしてドラマチックに支えているのは、実力派から新鋭までが集結した多彩なキャスト陣です。

主演の2人はもちろん、脇を固めるキャラクターたちも物語に厚みと温度を与えています。

それぞれのキャストが演じる人物像と、その関係性に注目することで、ストーリーの深みは何倍にも膨らみます。

伊野尾慧＆伊原六花が演じる“溺愛系”夫婦

Hey! Say! JUMPの伊野尾慧は、本作で初の「夫役」に挑戦。

演じる並川幹太は、優秀なCMディレクターでありながら、妻を過剰に愛しすぎる“溺愛系男子”。

幹太は、妻への愛情を「健康管理」「お弁当作り」「連絡の頻度」など、行動で表現しますが、それが時に重荷になるという繊細な難役。

一方、伊原六花演じる妻・なつめは、幹太の同僚でCMプロデューサー。

夫に理解を示しながらも、“自分らしさ”を抑えてきた女性であり、内に抱える葛藤と秘密を繊細に表現しています。

松倉海斗・齊藤なぎさ・八嶋智人らが脇を固める

Travis Japanの松倉海斗は、幹太と同じCM制作会社の同僚・田村大和役を担当。

若さと才能が光るキャラクターとして、物語のバランスを保ちます。

齊藤なぎさはプロダクションマネージャー・辻莉子を演じ、女性同士の目線から、なつめの心情に寄り添う存在です。

そして、会社の上司・守谷誠を演じるのは八嶋智人。

ベテランらしい安定感で、ドラマに適度なユーモアと重厚感を与えています。

その他にも、野村康太、岐洲匠、橘美緒、きょん（コットン）など、個性派キャストが多数出演。

なつめの母親役には南野陽子が特別出演しており、世代を超えた視聴者にも刺さる構成となっています。

このキャスト陣だからこそ描ける、“リアルで不思議な夫婦の物語”が、より強く胸に響くのです。

Hey! Say! JUMPの主題歌「encore」が描く“パラレル・ラブ”

『パラレル夫婦』の物語に寄り添うのは、Hey! Say! JUMPの新曲「encore」。

ドラマのために書き下ろされたこの楽曲は、登場人物たちの揺れる感情とシンクロし、視聴者の心を掴んで離しません。

作品の“もう一度向き合いたい”という想いが、メロディと歌詞にぎゅっと込められたラブソングとなっています。

さわやかさと切なさを兼ね備えたパラレルソング

「encore」は、グループの持つ透明感とポップさを活かした1曲。

明るくリズミカルなサウンドの裏に、哀しみと願いが滲むバランスが絶妙です。

“もしもう一度だけ愛する人と会えるなら…”という、ドラマの根幹と重なるテーマを感じさせる歌詞が印象的。

ラストシーンでこの曲が流れるたびに、涙腺が刺激されること間違いなしです。

ラランド・サーヤ作詞作曲のカップリングも注目

「encore」に収録されるカップリング曲「SUPER CRUISIN’」は、お笑いコンビ・ラランドのサーヤが作詞作曲を担当した話題作。

Hey! Say! JUMPの“時代を超えて走り続ける強さ”を、ユーモラスかつパワフルに表現したヒップホップチューンです。

本編のミステリアスな世界観とは対照的に、エネルギッシュで元気をもらえる仕上がりとなっており、ドラマの余韻を引き立てる存在です。

主題歌「encore」は、視聴者にとっても“ドラマのもうひとつの主人公”。

幹太となつめ、そして私たち自身が抱える“やり直したい記憶”に、そっと寄り添ってくれる1曲です。

「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」まとめ：死と愛の境界線で揺れる30分

『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』は、単なる夫婦ドラマでも、単なるミステリーでもありません。

「死」と「愛」という重くて普遍的なテーマを、パラレルワールドという非現実的な舞台設定の中で、驚きと感動を織り交ぜて描いています。

1話30分というコンパクトな枠の中に、笑い・涙・謎・ときめきが凝縮されており、まさに“ノンストップで心を動かす”作品です。

夫婦のあり方を問う、新感覚ヒューマンミステリー

幹太は「夫婦は2人で1つ」という価値観を信じ、なつめは「夫婦でも個人として尊重されたい」という考えを持っています。

そんな価値観のズレが、不倫疑惑や死別という極限の出来事を通して、浮き彫りになっていくのです。

視聴者自身も、「自分ならこのとき、どうするだろう？」と何度も問いかけられるはず。

火曜23時、あなたも“3分の奇跡”を体感してみませんか？

毎話ラスト3分の“再会シーン”には、このドラマのすべてが詰まっています。

感情の爆発、真実の片鱗、そして届かなかった想い——すべてがその3分間に凝縮されているのです。

「もう一度会いたい」、「あのとき伝えたかった」という普遍的な願いに寄り添うような演出が、多くの視聴者の心を打つでしょう。

全8話（予定）で展開されるこのドラマは、回を追うごとに“真実”と“想い”が交差していく構造になっており、最後まで目が離せません。

この春、火曜23時。

あなたも“死んだはずの相手”と向き合う、たった3分間の奇跡を体験してみてはいかがでしょうか。