ドラマ『南田南弁護士は天才肌』第2話では、大手食品会社の会長・蔵沢(谷川昭一朗)が広川・ハワード法律事務所を訪れる場面が描かれました。
広川凪沙(平岩紙)が蔵沢を出迎えたビルのエントランスロビーは、第1話で南田南(芦田愛菜)がエスカレーターに乗る場面にも登場しています。
このエントランスのロケ地は、東京都千代田区にある「大手町プレイス」です。
一方、法律事務所のオフィス内は、東京都港区にあるオカモトヤの「ライブオフィス palette」で撮影されています。
さらに注目したいのが、韓国版原作では回転ドアだった場面が、日本版ではエスカレーターに変更されていることです。
今回は、法律事務所のエントランスとオフィスのロケ地を紹介するとともに、エスカレーターが今後の物語で果たす役割について考察します。
- 蔵沢会長を出迎えたビルのエントランス「大手町プレイス」の場所
- 広川・ハワード法律事務所のオフィス「palette」の撮影場所
- 原作の回転ドアがエスカレーターに変わった理由と今後の展開の考察
第2話で蔵沢会長が訪れた広川・ハワード法律事務所
第2話では、大手食品会社の会長・蔵沢が、娘の結婚式で起きたトラブルについて広川・ハワード法律事務所に相談を持ち込みます。
娘の紘乃(渋谷凪咲)は、結婚式の最中にウエディングドレスがずり落ち、大勢の招待客の前で恥ずかしい思いをしていました。
蔵沢は式場のホテルに対して1億円の損害賠償を請求したいと考え、法律事務所を訪れます。
その蔵沢を、代表の広川凪沙が出迎えたのが、今回紹介するエントランスロビーです。
第2話では、結婚式のトラブルをめぐる裁判を通して、父親の意向に縛られてきた紘乃が、自分の人生を自分で選ぼうとする姿が描かれました。
南もまた、依頼者本人が本当に望んでいることに目を向けていきます。
物語の舞台となる法律事務所ですが、劇中のエントランスとオフィス内は、実際には異なる施設で撮影されています。
法律事務所のビルのエントランスは大手町プレイス
蔵沢会長を広川が出迎えたエントランスロビーのロケ地は、東京都千代田区にある「大手町プレイス 東エントランスホール」です。
大手町プレイスは、イーストタワーとウエストタワーからなる大規模な複合オフィス施設です。
スタイリッシュな外観と開放感のあるエントランスが特徴で、大企業のオフィスビルを舞台とする撮影にも適した空間となっています。
館内には10基以上のエスカレーターがあり、1階から3階まで直通する長いエスカレーターも設置されています。
劇中では「オービタルタワー虎ノ門」という設定ですが、実際の撮影場所は東京・大手町にあります。
大手町プレイスの所在地とアクセス
- 施設名:大手町プレイス
- 撮影場所:東エントランスホール
- 住所:東京都千代田区大手町2丁目3番1号
- 最寄り駅:東京メトロ大手町駅
- アクセス:大手町駅から徒歩圏内
- 建物:イーストタワー・ウエストタワー
大手町プレイスは、東京駅からも徒歩でアクセスできる大手町のオフィス街に位置しています。
エントランスの高級感あるデザインや、吹き抜けを利用した空間構成は、劇中の大手法律事務所という設定にもよく合っています。
施設の写真やロケーション情報は、大手町プレイスの施設紹介ページで確認できます。
なお、オフィスビルの共用部分であるため、訪問する際には通行や施設利用の妨げにならないよう注意が必要です。
第1話では南と湊人がエスカレーターに乗った場所
このエントランスは、第1話でも印象的な場面に登場しました。
初出勤の日、南は法律事務所が入るビルに到着しますが、エスカレーターに乗ることができず、その場で立ち止まってしまいます。
そんな南に声をかけたのが、パラリーガルの船井湊人(高橋文哉)でした。
湊人は南を無理にエスカレーターへ乗せようとはせず、階段を使って法律事務所へ向かいます。
その後、再びエスカレーターの前に立った南に、湊人はリズムを取る方法を提案しました。
そして、2人は一緒にエスカレーターへ乗ることに成功します。
この場面で印象的だったのは、湊人が南に対して自然に寄り添っていたことです。
南が乗れない理由を問い詰めたり、無理に克服させようとしたりするのではなく、南のペースに合わせて解決方法を探していました。
エスカレーターに乗れたことは、南が湊人を信頼するきっかけになった場面だったのではないでしょうか。
第2話では、このエントランスが蔵沢会長を迎える場所として再登場しました。
同じ場所でありながら、第1話では南と湊人の関係、第2話では法律事務所を訪れる依頼者の姿が描かれています。
法律事務所のオフィスはオカモトヤの「palette」
広川・ハワード法律事務所のオフィス内のロケ地は、東京都港区虎ノ門にある株式会社オカモトヤの「ライブオフィス palette(パレット)」です。
オカモトヤは、オフィス空間の構築やオフィス用品などを扱う企業です。
2024年1月に虎ノ門ヒルズ ステーションタワーへ本社を移転し、新しいオフィスを「palette」と名付けました。
paletteは、社員が実際に働くオフィスであると同時に、さまざまな働き方やオフィス環境を体験できるショールームとしての役割も持っています。
劇中では、南や湊人をはじめとする法律事務所のメンバーが働くオフィスとして登場しています。
開放的な空間に多様なワークスペースが設けられていることが特徴で、登場人物が仕事をしたり、同僚同士で会話したりする場面にも使われています。
ライブオフィス paletteの所在地と特徴
- 施設名:オカモトヤ ライブオフィス palette
- 住所:東京都港区虎ノ門2丁目6番1号
- 建物:虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
- フロア:9階
- 最寄り駅:東京メトロ虎ノ門ヒルズ駅
- 特徴:実際の執務空間を活用したライブオフィス
実際に企業が使用するオフィスのため、一般の商業施設のように自由に立ち入れる場所ではありません。
見学を希望する場合は、公式サイトで案内を確認する必要があります。
施設の詳細やオフィス内の写真は、オカモトヤ公式サイト「ライブオフィス palette」で確認できます。
エントランスとオフィスは別々の場所で撮影されている
今回のロケ地で興味深いのは、劇中では一つのビルとして描かれている場所が、実際には別々の施設で撮影されていることです。
ビルのエントランスは千代田区の大手町プレイス、法律事務所のオフィス内は港区のライブオフィス palette。
どちらも現代的で洗練された空間ですが、所在地は異なります。
劇中では、エントランスからオフィスまでが一つの法律事務所として自然につながっています。
複数のロケ地を組み合わせることで、広川・ハワード法律事務所という架空の空間が作られているのです。
ロケ地を知ったうえでドラマを見返すと、エントランスとオフィスの違いにも気づくかもしれません。
原作の回転ドアがエスカレーターに変更された理由は?
『南田南弁護士は天才肌』は、韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を原作とする日本版リメイク作品です。
韓国版では、主人公のウ・ヨンウが法律事務所のビルにある回転ドアを苦手とする場面が描かれていました。
一方、日本版では回転ドアがエスカレーターに変更されています。
どちらも主人公が苦手とする設備ですが、なぜ日本版ではエスカレーターが選ばれたのでしょうか。
日本版でエスカレーターが選ばれた理由を考察
日本版でエスカレーターに変更された理由について、制作側の明確な説明は確認できていません。
ただ、日本では回転ドアを設置したオフィスビルが以前より少なくなっており、エスカレーターの方が身近な設備といえるでしょう。
そのため、日本の視聴者にも南が直面している困難を伝えやすいという利点があったのかもしれません。
また、エスカレーターには、絶えず動く階段へ自分のタイミングで一歩を踏み出さなければならない特徴があります。
第1話では、湊人の助けを借りた南が、その一歩を踏み出すことに成功しました。
この描写は、周囲の理解や手助けによって、苦手なことにも少しずつ挑戦できるという作品のテーマにもつながっているように感じます。
筆者は、エスカレーターへの変更には、日本の視聴者にとっての身近さだけでなく、南が新しい環境へ踏み出す姿を視覚的に伝える効果もあると考えます。
なお、第1話における原作と日本版の違いについては、以下の記事でも詳しく考察しています。
関連記事:『南田南弁護士は天才肌』第1話は韓国版と何が違う?演技・回転扉・ストーリーを比較
エスカレーターは今後も登場する?
第1話で印象的だったエスカレーターのあるエントランスは、第2話でも法律事務所のビルとして登場しました。
このことから、大手町プレイスは今後も繰り返し登場する可能性があると考えられます。
特に注目したいのは、南がエスカレーターを利用する場面です。
第1話では湊人の助けを借りて乗ることができましたが、今後は南自身がどのようにエスカレーターと向き合うのでしょうか。
1人で乗れるようになる展開が描かれるのか、それとも湊人との関係を象徴する場所として再び使われるのかも気になります。
韓国版で回転ドアが印象的なモチーフとして登場していたことを考えると、日本版でもエスカレーターが単なるビルの設備では終わらない可能性があります。
筆者は、エスカレーターが南の成長と湊人との信頼関係を映し出す場所になるのではないかと考えています。
第1話で湊人と一緒に踏み出した一歩が、今後どのような変化につながるのか。
法律事務所のエントランスが再び登場したときには、南の行動にも注目したいところです。
まとめ|法律事務所のロケ地は大手町と虎ノ門の2か所
『南田南弁護士は天才肌』第2話で、広川が蔵沢会長を出迎えたビルのエントランスロビーは、東京都千代田区にある「大手町プレイス 東エントランスホール」でした。
一方、法律事務所のオフィス内は、東京都港区にあるオカモトヤの「ライブオフィス palette」で撮影されています。
この2つの施設を組み合わせることで、劇中では一つの法律事務所として描かれています。
また、大手町プレイスは第1話でも登場し、南と湊人がエスカレーターに乗る印象的な場面が撮影されました。
韓国版原作では回転ドアだったものが、日本版ではエスカレーターに変更されている点も興味深いところです。
南が湊人の助けを借りて踏み出した一歩は、今後の成長や2人の関係にもつながっていくのかもしれません。
第3話以降も法律事務所が物語の中心となることから、大手町プレイスとライブオフィス paletteは引き続き注目したいロケ地です。
特に、南が再びエスカレーターと向き合う場面が描かれるのか、今後の展開を楽しみにしたいと思います。
また、第1話で登場した南の父・誠が営むおむすび店「びーむす」のロケ地についても紹介しています。
関連記事:『南田南弁護士は天才肌』第1話ロケ地|おむすび店「びーむす」はどこ?撮影場所を紹介
- 第2話で蔵沢会長を出迎えたエントランスのロケ地は「大手町プレイス」
- 法律事務所のオフィス内はオカモトヤの「ライブオフィス palette」で撮影
- 劇中では一つの法律事務所として描かれるが、撮影場所は大手町と虎ノ門の別施設
- 第1話で南と湊人がエスカレーターに乗った場所も大手町プレイス
- 韓国版原作の回転ドアは、日本版ではエスカレーターに変更されている
- エスカレーターは南の成長や湊人との信頼関係を象徴する場所になる可能性がある





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