ドラマ『俺たちの箱根駅伝』第5話では、明誠学院大学の前監督・諸矢久繁(寺尾聰)がホスピスに入院していることが明らかになりました。
徳重亮(大泉洋)が諸矢を訪ねる場面に加え、甲斐真人(山下智久)と諸矢が語り合う屋上のシーンも印象的でした。
今回は、ホスピスと屋上それぞれのロケ地やアクセスを紹介するとともに、諸矢が甲斐を後任に選んだ理由と、二人の信頼関係について考察します。
- 諸矢久繁が入院するホスピスのロケ地とアクセス
- 甲斐真人と諸矢久繁が話した屋上の撮影場所
- 諸矢が甲斐を後任監督に選んだ理由と二人の信頼関係
『俺たちの箱根駅伝』第5話のあらすじ|諸矢監督がホスピスに入院
第5話「信じられるもの」では、関東学生連合チームのコーチ・北野公一(駿河太郎)が辞任し、甲斐真人(山下智久)への批判が強まります。
監督経験がないにもかかわらず、箱根駅伝で3位以上という高い目標を掲げた甲斐。その指導方針に疑問の声が上がり、学生連合チームにも動揺が広がっていました。
そんな中、大日テレビのチーフプロデューサー・徳重亮(大泉洋)は、甲斐が監督になった経緯を調べ始めます。
そして、明誠学院大学の前監督・諸矢久繁(寺尾聰)が、ホスピスに入院していることを知るのでした。
徳重は諸矢を訪ね、なぜ監督経験のない甲斐を後任に指名したのか、その理由を尋ねます。
一方、甲斐も諸矢のもとを訪れ、二人は屋上で言葉を交わします。
この場面で描かれたのが、第5話のタイトルにもなっている「信じられるもの」というテーマでした。
諸矢監督が入院するホスピスのロケ地は「ビューティ&ウェルネス専門職大学」
第5話で諸矢久繁が入院していた「ケアホスピス幸心苑」のロケ地は、神奈川県横浜市都筑区にあるビューティ&ウェルネス専門職大学です。
劇中では、徳重が諸矢に面会するために訪れる場所として登場しました。
また、徳重が帰り際に甲斐と出会い、監督を引き受けた理由を尋ねる場面にも、この大学が使われています。
ビューティ&ウェルネス専門職大学は、学校法人ミスパリ学園が運営する大学です。
美容や健康、ウェルネス分野の専門的な教育を行う施設で、実際にはホスピスではありません。
そのため、ドラマに登場する「ケアホスピス幸心苑」は架空の施設名であり、実在する大学の建物が撮影に使われたことになります。
ビューティ&ウェルネス専門職大学の住所とアクセス
所在地は、神奈川県横浜市都筑区牛久保3-9-3です。
公共交通機関を利用する場合、横浜市営地下鉄ブルーラインの中川駅から徒歩約14分、東急田園都市線の鷺沼駅から徒歩約17分です。
また、たまプラーザ駅南口から東急バスに約8分乗車し、「研究所前」バス停から徒歩約5分でアクセスできます。
詳しいアクセスは、ビューティ&ウェルネス専門職大学の公式サイトで確認できます。
大学は教育施設のため、ロケ地巡りをする場合は無断で敷地内へ立ち入らず、授業や学生の活動に配慮しましょう。
甲斐と諸矢が話した屋上のロケ地は「こまえ正吉苑二番館」
諸矢監督が入院するホスピスの場面には、もう一つ別のロケ地が登場します。
それが、甲斐真人と諸矢久繁が話をした屋上です。
この屋上シーンは、東京都狛江市にあるこまえ正吉苑二番館で撮影されています。
ホスピスとして登場したビューティ&ウェルネス専門職大学とは異なる施設です。
こまえ正吉苑二番館は、社会福祉法人正吉福祉会が運営する特別養護老人ホームです。
全室個室の環境を備え、入居者一人ひとりの生活を尊重したケアを行っています。
こまえ正吉苑二番館の住所と施設の特徴
所在地は、東京都狛江市西野川4-8-8です。
施設では特別養護老人ホームのほか、ショートステイのサービスも提供しています。
建物内には地域交流室も設けられ、地域とのつながりを大切にしている施設です。
詳しくはこまえ正吉苑二番館の公式サイトで確認できます。
実際に高齢者が生活している福祉施設のため、撮影場所となった屋上も一般見学ができる場所とは限りません。
ロケ地巡りでは、入居者のプライバシーに十分な配慮が必要です。
諸矢はなぜ甲斐を後任監督に選んだ?第5話の信頼関係を考察
諸矢が甲斐に期待したのは明誠学院大学と箱根駅伝の改革
徳重が諸矢を訪ねたのは、甲斐が監督に選ばれた理由を知るためでした。
甲斐は長く陸上競技から離れており、監督としての経験もありません。
それにもかかわらず、諸矢は甲斐を自分の後任に選びました。
諸矢が甲斐に期待していたのは、単に明誠学院大学の陸上競技部を立て直すことだけではなかったのでしょう。
明誠学院大学を新たな段階へ引き上げ、さらに箱根駅伝の歴史そのものを変えてくれる人物として、甲斐を信頼していたのです。
現状を維持するだけであれば、別の監督を選ぶ方法もあったはずです。
しかし諸矢は、あえて監督経験のない甲斐を選びました。
筆者は、諸矢が甲斐の指導経験よりも、選手として培ってきた考え方や人間性を高く評価していたのではないかと考えます。
甲斐が監督を引き受けた理由は「信じられる人のために働きたい」
第5話では、甲斐が商社で経験した過去も明らかになりました。
優秀な社員として活躍していた甲斐でしたが、信頼していた上司に裏切られ、出世コースから外されてしまいます。
その経験を経て、甲斐は本当に信頼できる人のために働くことを望むようになります。
そして会社の社会貢献制度を利用し、明誠学院大学の監督を引き受けました。
徳重から就任理由を尋ねられた際には答えなかった甲斐ですが、諸矢には自分の思いを語っています。
ここで重要なのは、甲斐が諸矢の教えを今も大切にしていることです。
かつて諸矢から教えられた「仲間を信じる」という考え方は、監督になった甲斐の指導にも受け継がれています。
諸矢が甲斐を信頼して後任に選び、甲斐もまた諸矢の期待に応えようとしている。
二人の間には、長い年月を経ても変わらない信頼関係があるのではないでしょうか。
諸矢の教えは青葉隼斗にも受け継がれていた
第5話では、甲斐と諸矢の信頼関係だけでなく、その教えが選手たちにも伝わっていることが描かれます。
北野コーチの辞任や松木浩太(水沢林太郎)の練習不参加によって、学生連合チームはまとまりを失いかけていました。
そんな中、キャプテンの青葉隼斗(小林虎之介)は、仲間を信じることの大切さを思い出します。
諸矢から甲斐へ、そして青葉へ。
指導者の思いが次の世代へと受け継がれていることが、第5話の大きな見どころだったと考えられます。
甲斐が掲げた学生連合チームの「3位以上」という目標については、過去記事の『俺たちの箱根駅伝』第2話|学生連合は3位以内を達成できる?原監督の実話から考察でも詳しく取り上げています。
実際の箱根駅伝で原晋監督が率いた関東学連選抜の事例と比較すると、甲斐が目指している改革の大きさが見えてきます。
ホスピスと屋上を別々の場所で撮影した理由は?
劇中では、ホスピスの建物と屋上が同じ施設であるかのように描かれています。
しかし、実際の撮影場所は横浜市の大学と狛江市の特別養護老人ホームに分かれています。
撮影場所を分けた理由について、制作側の公式な説明は確認できていません。
ただし、ドラマでは一つの架空の施設を表現するために、複数の建物を組み合わせることがあります。
今回も、ホスピスの建物や出入口を撮影する場所と、甲斐と諸矢が落ち着いて会話できる屋上を別々に選んだ可能性があります。
また、屋上という開放的な場所で二人が向き合う演出は、病室などの閉ざされた空間とは違った印象を与えます。
入院している諸矢が甲斐に思いを託し、甲斐がその信頼を受け止める。
筆者は、二人の関係を印象づけるためにも、この屋上シーンが重要な役割を果たしていたと考えます。
『俺たちの箱根駅伝』第5話ロケ地まとめ
第5話で諸矢久繁が入院していた「ケアホスピス幸心苑」のロケ地は、神奈川県横浜市のビューティ&ウェルネス専門職大学です。
一方、甲斐真人と諸矢が話をした屋上は、東京都狛江市のこまえ正吉苑二番館で撮影されました。
二つの異なる施設が、ドラマでは一つのホスピスとして表現されていたことになります。
また、今回のホスピスでの会話によって、諸矢が甲斐を後任に選んだ理由も見えてきました。
諸矢が甲斐を信じ、甲斐が仲間を信じ、その思いが青葉たちにも受け継がれていく。
第5話「信じられるもの」は、箱根駅伝を目指す人々をつなぐ信頼の大切さが描かれた回だったのではないでしょうか。
- 諸矢久繁が入院するホスピスのロケ地は、ビューティ&ウェルネス専門職大学。
- 大学の所在地は神奈川県横浜市都筑区牛久保3-9-3。
- 甲斐と諸矢が会話した屋上は、東京都狛江市のこまえ正吉苑二番館。
- ホスピスの建物と屋上は、それぞれ異なる施設で撮影された。
- 諸矢は甲斐なら明誠学院大学や箱根駅伝を変えられると信じて後任に選んだ。
- 甲斐が諸矢から受け継いだ「仲間を信じる」という教えは、青葉たちにも伝わっている。
- 第5話では、諸矢と甲斐の信頼関係が物語の重要なテーマとして描かれた。


コメント