ドラマ「フェイクマミー」第5話では、見知らぬ女性がいろはの髪の毛を採取する不穏なシーンが描かれ、DNA鑑定をほのめかすような展開に。
実際に鑑定結果は明かされていないものの、“偽ママ”としての薫に重大なリスクが迫っていることは明白です。
同時に、、竜馬の告白や覚悟が視聴者の心をつかみ、SNSでは「竜馬回」として話題沸騰。
さらに物語の鍵を握るのは、本橋家の妻・さゆりと、秘書・上杉。2人の動向が今後のストーリーを大きく左右しそうです。
この記事では、第5話のあらすじを振り返りつつ、注目ポイントや今後の展開のヒントも解説していきます。
- 第5話のあらすじを解説
- いろはの髪の採取によるDNA鑑定の伏線と偽ママ崩壊の可能性
- 竜馬の覚悟と、さゆり・上杉が握る今後の展開の鍵
「フェイクマミー」第5話あらすじ|4者面談と父親の影が迫る衝撃回
第5話では、担任教師・佐々木によって“偽ママ”の事実が浮き彫りになり、緊迫の4者面談が行われます。
同時に、いろはの出生に関わる新たな伏線が次々と描かれ、いよいよ物語が核心に踏み込む展開となりました。
学校・会社・家庭のそれぞれで揺れる人間関係と、慎吾による“父親疑惑”の発言が大きな波紋を広げていきます。
佐々木の追及と4者面談の提案が事態を動かす
佐々木は、薫を喫茶店に呼び出し、「いろはさんは本当に学園に通いたいのか?」と尋ねます。
薫は「間違いなく本人の意志」と断言しますが、佐々木は「あなたたちは不正をした」と切り捨て、偽ママ行為の倫理を強く問います。
過去に教師としての挫折経験を持つ佐々木は、いろはと面談する“4者面談”を提案。
薫はこの話を茉海恵に共有し、「勝負どころ」として協力を約束します。
葛藤を抱える竜馬と動き出す関係者たち
茉海恵の会社「レインボーラボ」では、新商品発表が成功を収める中、社員・竜馬は部下の企画が採用されたことに複雑な思いを抱えています。
そんな彼のもとに届くスカウトメール。茉海恵への信頼と評価の板挟みで、心が揺れ動く様子が描かれます。
夜、竜馬は薫をバーに呼び出し、「自分は茉海恵を支えると決めた」と語り、スカウトの誘いに心を動かされたことも正直に打ち明けます。
一方、本橋慎吾は薫の過去を探るため、かつての同僚・高梨に接触し、いろはと薫の関係を追及します。
いろはの想いが場を動かした涙の4者面談
週末、茉海恵と薫、そして佐々木が会社の応接室で面談を開始。茉海恵は26歳で母になった経緯、仕事と育児の両立の苦労を語ります。
「柳和学園に行きたい」といういろはの夢を叶えるため、他に手段がなかったと頭を下げる姿に、佐々木も心を揺さぶられます。
そこに竜馬が登場し、「茉海恵さんは逃げたことなんてない」と力強く援護します。
さらに佐々木はいろはを呼び、「なぜ柳和学園を志望したのか」と尋ねると、いろはは「宇宙飛行士になるため」と真っ直ぐに夢を語ります。
「ママとマミーは夏の大三角みたいに私とつながっている」との言葉に、佐々木はついにこう宣言します。
「今度こそ私は教師として逃げずに向き合います。いろはさんを全力で支援します」
不穏な影が忍び寄る中、父親をめぐる疑惑が浮上
面談後、茉海恵・薫・いろはたちは笑顔でビルを出ますが、そこには怪しい車が停まり、写真を撮る人物の姿が。
翌日、薫といろはが登校中、見知らぬ女に「ママと似てないね」と言われ、いろはの髪の毛を採取される不穏な場面が描かれます。
その女は「捕まるのはどっち?」と告げ、姿を消します。
一方、慎吾は圭吾を見つめながら「ママに似てるな」とつぶやく一方で、いろはの写真を見ながら「この子って俺の子だよな?」と確信を抱きます。
最終場面では茉海恵の店に慎吾が現れ、「いろはちゃんって俺の子だよね?」と直撃。
いよいよ“父親問題”が物語の中心に迫ってくる展開となりました。
いろはの髪の毛でDNA鑑定が行われる可能性

第5話のラストで描かれたのは、本橋慎吾が仕掛けた衝撃的な一手でした。
いろはと登校中の薫の前に現れた見知らぬ女性が、いろはに不躾な言葉をかけ、髪の毛を採取するという決定的な行動をとります。
その行動の裏には、慎吾のある疑念と確信が隠されていました。
不審な女性の正体と本橋慎吾の指示
突然現れた女は、「ママと似てないね?」といろはを観察しながら、すれ違いざまに髪の毛を抜き取るような動作をします。
薫が「警察を呼びますよ?」と冷静に対応するものの、女は「捕まるのはどっちでしょうね?」と意味深なセリフを残し、その場を去ります。
この一連の流れは偶然ではなく、本橋慎吾が自らの疑念を確かめるために仕掛けた“DNA鑑定用のサンプル採取”だったことが明白です。
慎吾の確信「この子は俺の子だよな?」という発言
第5話の後半、慎吾は部下から渡されたいろはの写真を眺めながら、こう呟きます。
「7歳ってことは、俺と付き合ってた頃だよな。俺の子だよね?」
このセリフが、彼がいろはの実父かもしれないという確信と、それを裏付けるための行動につながったことを示しています。
さらにその後、慎吾は茉海恵の店に現れ、面と向かってこう問いかけます。
「いろはちゃんって、俺の子だよね?」
この流れからも、女性による髪の毛採取は慎吾の直接的な指示によるものと見て間違いありません。
DNA鑑定が突きつける親子の現実と法的リスク
慎吾がDNA鑑定を行えば、いろはの出生の真実が白日のもとに晒されることになります。
それは、薫の“偽ママ”という立場の正当性が一瞬で崩れることを意味します。
また、慎吾が実父と証明されれば、親権の主張や法的手段による監護権争いが始まる可能性も十分にあります。
茉海恵にとって、これまで隠し通してきた過去が明るみに出るだけでなく、いろはを失うかもしれない重大な局面となるのです。
慎吾の思惑は“脅し”か“奪還”か
慎吾はレインボーラボを敵視しており、いろはの存在を利用して、茉海恵に対して精神的・法的圧力を加えようとしているとも考えられます。
すでに会社ではライバル企業としての立場を強化しており、いろはという“鍵”を握ることで、茉海恵や薫の弱点を突こうとしているのです。
さらに、慎吾自身も息子・圭吾を見つめながら「パパに全然似ていない」とつぶやいており、自らの家族にも疑念を抱いている様子も描かれました。
髪の毛採取から始まる新たな戦い
慎吾による髪の毛採取の依頼は、いろはの血縁関係を暴く“導火線”となりました。
ここから始まるDNA鑑定という客観的事実は、感情や絆では覆せない現実を突きつけるものです。
そして、それが物語を大きく揺るがす火種となるのは間違いありません。
鍵を握るのはさゆりと秘書の上杉?

第5話の終盤では、いろはの出生をめぐる疑惑が浮上する中で、慎吾の周囲にいる人物たちの言動にも注目が集まりました。
特に妻のさゆりと、秘書の上杉の存在は、今後の展開を大きく左右する“隠れたキーマン”として浮かび上がっています。
慎吾の強権的な行動の裏で、この2人がどのような立ち位置を取るのかは、物語の勢力図を根底から変える可能性があります。
「圭吾はパパに似てない」発言が生んだ伏線
自宅で圭吾を見つめながら慎吾がつぶやいた、「本当にママ似だよな」という言葉。
この発言には、圭吾が“慎吾の息子ではない”という伏線が滲んでいる可能性があります。
さらに、いろはの写真を見て「俺の子だよな」と確信を強めている慎吾にとって、家庭の中に潜む“托卵”の可能性が新たな火種となりつつあります。
秘書・上杉の態度と過去を知る立場
本橋の側近として動く秘書の上杉は、いろはの件について慎吾と会話する中で、意味深な一言を残しています。
「社長以外にも付き合っていた人がいたのかも」
このセリフは、茉海恵を擁護した可能性を示唆しており、慎吾に対して不信を抱いている可能性があります。
もしそうなら、上杉が知っている“何か”が、今後の告発や裏切りへと繋がる展開になる可能性も十分にあります。
妻・さゆりの葛藤と沈黙の裏側
慎吾の妻であるさゆりは、第5話でママ友からの詰問にあう場面が描かれました。
「茉海恵さんと行事委員やるのは大変じゃない?」という問いに、さゆりは「茉海恵さんは私にとってティーチャー」とやんわりかわします。
この受け答えからは、さゆりが茉海恵に一定のリスペクトを持っていることが伝わり、ただの敵対関係にはない複雑な距離感が見て取れます。
さらに第6話の予告では、さゆりが夫・慎吾の独断に思い悩む描写が示されており、夫婦間の信頼に揺らぎが生じていることが伺えます。
上杉とさゆりの“裏切り”が展開を変える可能性
視聴者の間では、「圭吾は慎吾の子ではなく、上杉の子なのでは?」という説も浮上しており、上杉とさゆりの関係に“何かある”という見方が強まりつつあります。
もしその疑惑が事実なら、さゆりが慎吾に反旗を翻す日もそう遠くはないかもしれません。
上杉の証言や、さゆりの決断が慎吾の立場を揺るがす“カウンター”となることで、物語は新たな局面を迎えることになるでしょう。
静かに動く二人が握る物語の主導権
第5話で表面化した“父親疑惑”の裏で、さゆりと上杉という2人の静かな動きが、今後の展開を大きく左右する鍵を握っています。
彼らの“沈黙”がどのタイミングで“告発”へと転じるのか、視聴者にとっては緊張感の続く見逃せないポイントです。
「フェイクマミー」第5話の感想:竜馬の好感度が急上昇

第5話の放送を受けて、視聴者の間で大きな注目を集めたのが黒木竜馬のキャラクター性と変化でした。
これまで冷静沈着でサポート役に徹してきた竜馬が、自分の気持ちと向き合いながら弱さや葛藤を見せる姿に、SNS上では「可愛い」「カッコよすぎる」といった称賛の声が続出しました。
彼の言動とその背景にある人間味が、物語の“熱”を一気に高めた重要回となっています。
酔っ払った竜馬の素顔に胸キュン
薫とバーで2人きりになった竜馬が、可愛い系のカクテルを手にしながら本音をポロリと語るシーンは、多くの視聴者の心をつかみました。
「茉海恵さんを支えたい」「俺たちはソウルメイトなんです」と語る真剣な想いと、お酒が入ってやや酔った姿のギャップが絶妙でした。
SNSでは「酔っ払い竜馬かわいすぎん?」「身長差も良き良き」「カッコ良すぎて息とまる」など、彼の魅力に惹かれるファンの声が多数。
また、「薫さんにタメ口なのが可愛い」というコメントも多く、二人の距離感の変化にも注目が集まりました。
仕事と信頼、評価されない孤独が繋ぐ共感
今回、竜馬は「最近茉海恵さんに信用されていない」と弱音を吐きました。
これに対し視聴者からは、「仕事ができるのに評価されない竜馬と、キャリアを持ちながら家庭を持たないことで評価されなかった薫には共通点がある」という分析も。
実際、彼らは“報われない優秀さ”を共有しており、そこに自然な共感が生まれているのです。
「ふたりだけに通じるものがあるんだろうね」という声が、竜馬と薫の静かな連帯を象徴しています。
4者面談での“男前”な援護が涙を誘う
佐々木教師との面談シーンでは、茉海恵が苦悩を語る中、突如現れた竜馬が毅然とした態度でこう言い切ります。
「先生、茉海恵さんは逃げたことなんてないんです」
このセリフは、母として非難を浴びる茉海恵を正面から守るもので、竜馬がただの副社長ではなく“信頼と覚悟”で動いている人物であることを強く印象づけました。
「副社長…最高すぎるかよ」「マミエ大好きすぎて泣ける」という声も多く、感情移入を誘う名場面となりました。
視聴者が熱視線を送る“副社長回”
第5話は、ストーリー上の転換点でありながら、“竜馬回”として視聴者の記憶に刻まれた印象的な回でもありました。
「副社長、こんなに感情を見せるなんて…」「泣きそうになった」「あの目、ズルい」と、これまでのクールなイメージとのギャップが称賛されています。
また、カクテルを飲みながら語り合う薫とのツーショットに対しても「身長差が最高」「波瑠さんの顔面美が際立つ」「並びが絵になる」といったビジュアル面の高評価も多数ありました。
竜馬は“裏切らない男”として際立ち始めた
敵味方が曖昧になっていく物語の中で、「誰が信頼できるのか?」というテーマが描かれてきました。
その中で竜馬は、ブレることなく茉海恵といろはを想い、行動で示してきた人物です。
第5話では、その誠実さが視聴者に深く届き、「この人だけは裏切らないでほしい」という期待と安心感を抱かせる存在になっています。
茉海恵、薫、そしていろはの側に立つ大人として、今後の彼の選択と活躍からも目が離せません。
「フェイクマミー」第6話のあらすじと見どころ

第6話のあらすじ
薫(波瑠)は、母・聖子(筒井真理子)が転倒により検査入院することになり、付き添いのために“ニセママ”業を3日間だけ休むことになります。
その間、茉海恵(川栄李奈)といろは(池村碧彩)は久しぶりに2人での登下校を楽しみます。
しかし、茉海恵は朝の送迎の際に、柳和学園で“三羽烏”と呼ばれるママたちにお茶に誘われてしまい、急ぎの会議へ向かう予定が狂ってしまいます。
一方、本橋家では、慎吾(笠松将)が息子・圭吾(髙嶋龍之介)をロンドンに留学させる計画を独断で進めようとしていました。
柳和学園のジーニアス留学制度で選ばれたいと努力していた圭吾の姿を見てきたさゆり(田中みな実)は、夫の方針に疑問を抱きつつも、思いを口に出せずに悩んでいます。
薫は竜馬(向井康二)の協力を得て、母の付き添いのために病院へ同行します。
その病院のロビーで、薫は思いがけずさゆりと出会います。
さらに、病院の職員から「花村さん」と本名で呼ばれてしまい、場の空気が一変します。
第6話の見どころ
第6話では、偽ママとしての正体がバレる危機が目前に迫る展開が注目ポイントです。
特に、病院のロビーでさゆりに遭遇し、本名を呼ばれてしまう薫の場面は緊張感に包まれます。
さゆりに偽ママを知られてしまうのかに注目です。
また、茉海恵が“三羽烏”という学園ママ社会の圧力にどう立ち向かうかも重要な見どころの一つです。
仕事との両立に悩む母親像がよりリアルに描かれ、彼女の孤独や奮闘が胸を打ちます。
さらに、本橋家の内部では、圭吾の留学話をめぐって慎吾とさゆりの間に温度差が生まれており、家族の関係に新たな火種が灯っています。
慎吾の支配的な決定に対し、さゆりが黙って従い続けるのか、それとも何らかの行動に出るのか、今後の展開を左右する鍵になりそうです。
そして、薫と竜馬の距離感の変化も見逃せません。
竜馬が薫の母・聖子と打ち解ける姿や、2人の自然な関わりが描かれることで、信頼関係が一層深まっていく様子が描かれるでしょう。
「フェイクマミー」第5話のまとめ
第5話は、物語の転換点ともいえる重要なエピソードでした。
いろはの髪の毛が採取され、DNA鑑定による父親判明の布石が打たれたことで、物語は一気に現実的な“親子関係”の問題へと踏み込み始めました。
本橋慎吾の不穏な動きと、それに対抗する薫・茉海恵・竜馬の結束が強調された回でもあり、対立構造がより明確化されつつあります。
また、佐々木教師との4者面談では、茉海恵の過去や母親としての葛藤が赤裸々に語られ、竜馬の熱い擁護の言葉が視聴者の心を動かしました。
いろはの率直な夢と愛情表現も感動を呼び、“偽ママ”であることの是非を超えた人間関係の尊さが描かれたシーンとなりました。
そして、酔った竜馬が薫に本音を打ち明け、2人の距離が縮まったことも大きなポイントです。
薫自身の“キャリア観”や“人生観”が語られるシーンでは、SNS上でも「言葉が刺さる」「共感しかない」といった反響が見られました。
終盤には、怪しい女によるいろはの髪の毛の採取、そして薫と竜馬が尾行されるという不穏な影が忍び寄り、物語はさらなる波乱の予感を残して終わります。
第5話は、静かな感動と不穏な緊張が同居する、非常に完成度の高い回でした。
いよいよ次回からは、父親問題・偽ママバレ・親権を巡る攻防の可能性など、“本格的な戦い”が始まろうとしています。
- いろはの髪の採取で父親特定の可能性が浮上
- DNA鑑定が示唆され、偽ママバレの危機が迫る
- 薫と竜馬の距離が急接近した感情の交差
- 佐々木との面談で明かされる茉海恵の過去
- いろはの夢と家族への想いに視聴者も共感
- 慎吾の不気味な動きと本橋家の緊張感
- さゆりと秘書・上杉が今後の鍵を握る存在に
- SNSでも竜馬の株が急上昇し話題に
- 第6話では母娘関係と偽装の綻びが焦点に





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