「DOCTOR PRICE」第7話ネタバレ感想&考察|依岡の裏切りの理由と鳴木の父の手紙に隠された真実

2025年夏ドラマ
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ドラマ「DOCTOR PRICE」第7話では、ついに依岡の裏切り鳴木の父が残した手紙の真相が描かれ、物語は一気に核心へと突入しました。

網野が新院長に就任し、鳴木の計画は思わぬ形で崩れますが、父の手紙に込められた“ある覚悟”が新たな展開を生み出します。

本記事では、第7話のあらすじを整理しつつ、依岡がなぜ裏切ったのか父はなぜ罪を被ったのか──その背景を丁寧に考察します。

この記事を読むとわかること

  • 依岡が裏切った理由とその背景にある人間ドラマ
  • 鳴木の父が残した手紙に込めた“地獄の覚悟”の真相
  • EXトラベル崩壊までの戦略と第8話への注目ポイント

第7話あらすじ|父の遺志と依岡の裏切りが交錯する展開

第7話は、復讐劇の転換点とも言える衝撃の展開が連続します。

鳴木の父が何を守るために罪を被ったのかそして依岡健の裏切りという、これまでベールに包まれていた真実がついに明かされます。

視聴者に強烈なインパクトを与えた一連の流れを、振り返っていきます。

EXトラベルに逆転の一手を仕掛ける鳴木

産婦人科医・水戸がEXトラベルに紹介されるも、彼女は早期退職を希望していました。

鳴木は、日和社長に対して契約破棄による返金を通知。これにより病院買収の計画は頓挫し、日和は逆に鳴木を提訴します。

しかしこれこそが鳴木の狙い。裁判を通じてEXトラベルの不正を表沙汰にする計画だったのです。

学会の制裁でEXトラベルが崩壊

鳴木は産婦人科学会に働きかけ、EXトラベル系列で働く医師の学会登録を拒否させることに成功。

この動きにより、EXトラベルは実質的に産婦人科医を失い、専門医失効という致命的なダメージを受けます。

さらにキャッシュ不足、労基法違反、コロナ助成金不正受給などの問題が次々と露呈し、会社は倒産へと追い込まれました

天童との決別と父の手紙の発見

鳴木はかつての仲間・天童に協力を仰ぐも、彼女はこれを拒否。

その矢先、鳴木は亡き父・将成の遺品から一通の手紙を見つけます。

「もう逃れることはできない 地獄そのものだ 息子の顔もまともに見れなくなってしまった」という言葉に、父がどれほどの苦悩を抱えていたかが伝わってきます。

20年前の医療過誤と網野の圧力

父・将成はかつて、スティファー社と網野院長の癒着関係を知り、記者会見で公表する決意をしていました。

しかし網野は、その代償として息子・金成の将来を潰すと脅迫

その結果、父は自らが罪をかぶることで、息子の未来を守るという苦渋の選択をしたのです。

手紙を巡る策と依岡の裏切り

鳴木は、父の手紙を院長選で公表する材料として準備を進め、依岡に協力を要請します。

しかし、依岡はその期待を裏切り、網野側に寝返ってしまいます。

鳴木は信頼していた人物からの裏切りにより、再び大きな打撃を受けることになります。

論文不正と依岡の深い関与

さらに網野は、天童が書いた論文に不正があったことを公然と発言。

その論文の隠蔽には依岡も加担していた事実が判明し、鳴木は二重の衝撃を受けることに。

「父が信じていた人物に裏切られた」という思いが、鳴木の復讐心に火を付けます。

鳴木の父が罪を被った理由|地獄のような真実とその覚悟

第7話で明かされた父・将成が罪をかぶった理由は、医師としての倫理観と父親としての愛情のはざまで苦悩した末の、壮絶な決断でした。

すべてを知っていた上で、なぜ将成は沈黙を選んだのか。

その背景には、視聴者が想像する以上の“地獄”が存在していたのです。

網野との癒着を知った父の苦悩

将成は20年前、網野とスティファー社が癒着していることを突き止めていました。

そしてその癒着の結果、医療現場で重大な過誤が発生していたことを、証拠と共に把握していたのです。

本来であればすぐに告発するべき状況でしたが、将成は公表を目前にして、大きな壁にぶつかります。

それが「息子・金成の将来を潰す」という網野の脅迫でした。

手紙に込められた遺志と「息子を守りたい」父の選択

鳴木が見つけた父の手紙には、将成の本心が綴られていました。

「もう逃れることはできない 地獄そのものだ 息子の顔もまともに見れなくなってしまった」

この一文から伝わるのは、医師として正義を貫くことと、父親として家族を守ることの間で揺れ動く深い葛藤です。

将成は、すべてを告白すれば金成の進路や未来に傷がつくと考え、自らが悪者になる道を選びました

それはまさに「地獄のような覚悟」であり、父としての最後の贈り物だったのです。

信念の継承と、父への思い

金成は手紙を読み、自分が今まで背を向けてきた父の真実に初めて直面します。

「父は逃げたのではなかった。守ってくれていたのだ」という事実に、強い衝撃と感謝が交錯する瞬間でした。

医師として、そして人として正しさを追い求めてきた金成にとって、父の決断は今後の道を大きく変える原動力となります。

将成の行動は決して正義だけでは語れませんが、「親が子を思う心の深さ」を痛感させる、重厚なエピソードでした。

依岡健が裏切った理由|家族を守るための苦渋の決断

第7話のラストで、鳴木が信頼を寄せていた依岡健がまさかの裏切りを見せ、視聴者に衝撃を与えました。

その理由は明確に語られていないものの、「家族を守るため」という苦悩の背景が暗示されており、依岡の決断には人間的な葛藤があったことが感じられます。

なお、依岡健は原作には存在せず、ドラマオリジナルキャラクターとして創作された存在です。

裏切りの明確な動機は未公開

鳴木の父の手紙を公表するよう依頼されながらも、院長選直前で裏切りに転じた依岡

なぜそのような選択をしたのか、ドラマ内では具体的な説明はなされていません。

視聴者の間では、「脅迫された」「過去の弱みを握られていた」など、複数の推測が飛び交っており、彼の動機は依然として謎のままです。

「家族を守る」ための選択という推測

俳優・北山宏光さんのインタビューによると、依岡には野球少年の息子がいることが明かされています。

このことから、SNSやレビューサイトでは、「息子や家族に関わる事情が裏切りの動機なのではないか」という憶測も見られます。

病気や事故といった明確な描写は今のところありませんが、家庭を持つ父親だからこその苦渋の決断という側面が強調されています。

正義を捨て、現実に従った男の人間味

依岡の裏切りは、鳴木との信頼関係を完全に崩壊させました。

しかし彼の表情や行動からは、単なる利己的な動機ではないことがうかがえます。

「正義」ではなく「家族や現実の生活」を守る選択だったのではないか──そんな視点で見れば、依岡は極めて人間的で、共感すら呼ぶ存在に映るでしょう。

原作には存在しないオリジナルキャラクターである依岡の行動には、ドラマならではの深いドラマ性と解釈の余地が与えられています。

今後、彼の過去や動機が明かされることで、より物語に深みが増すことは間違いありません。

「DOCTOR PRICE」第7話の感想|重厚な展開と視聴者の鋭いツッコミ

第7話は真相が明らかになる場面も多く、物語のターニングポイントとなる重厚な展開が印象的でした。

一方で、視聴者の間では「それってどうなの?」という鋭いツッコミも飛び交い、SNSでは多くの考察や疑問が投稿されています。

以下に、特に話題となった視点やツッコミポイントを紹介していきます。

プロジェクターが使えないなら手紙配れば?の声

医院長選の場で鳴木が依岡に依頼していた父の田上が、まさかの裏切りでプロジェクターで映せないというアクシデントが発生。

この場面には視聴者から「コピーして配ればいいだけでは?」「手紙はコピーじゃないの?」というツッコミが続出しました。

一部では、「演出としての緊張感は理解できるが、現実味に欠ける」と冷静な分析も見られました。

父の手紙が初めからあれば…展開への疑問も

物語後半で、鳴木が父の遺品から重要な手紙を発見する展開がありますが、これにも疑問の声が。

今までその手紙を誰も気づかなかったのか?」「この手紙が最初からあれば苦労しなかったのでは」と、これまでのストーリー運びに違和感を抱いた視聴者も。

ただし、「ようやく父の真実が明かされたこと自体は感動的だった」という意見もあり、評価は分かれるポイントとなりました。

依岡の「いかにも裏切りそう」な雰囲気に納得?

依岡が裏切ったシーンに対しては、「やっぱりな」という反応が多数見られました。

「最初から顔が怪しかった」「あの緊張感のなさが逆に怪しかった」と、伏線と受け取っていた視聴者も多かったようです。

とはいえ、彼の裏切りの理由が明かされないまま終わったことで、「まだ何か裏があるのでは?」という考察も広がっています。

依岡というキャラクターの人間臭さが、視聴者の感情を揺さぶる存在となったことは確かです。

第7話のまとめと第8話の見どころ

第7話では、依岡の裏切りと鳴木の父の真実が明かされ、EXトラベルが崩壊するという大きな節目を迎えました。

しかし院長選では、鳴木の訴えも虚しく網野が新院長に就任し、物語はさらなる緊張状態へと突入します。

第8話では、網野が全権力を掌握したことで、いよいよ鳴木と正面衝突する局面に突入します。

最後の戦いに突入|網野政権が始動!

極東大学病院の新院長となった網野が、さっそく鳴木排除に向けて動き出します

第8話では、これまで裏から圧力をかけていた網野が、正面から権力を振るう展開へとシフト。

権威と制度に守られた網野に対し、鳴木はどう立ち向かうのかが大きな焦点となります。

因島メンタルケアクリニックの闇とは?

新たに登場するのが、クリニック院長・因島(板尾創路)です。

受験を控える娘のため、院長職を退きたいと相談に来た彼の背景には、社会保障搾取ビジネスという新たな問題が浮上します。

このクリニックの裏にはさらなる“闇”があるようで、鳴木の調査がどこまで踏み込めるかが見どころです。

依岡に何が起きたのか──再び焦点が当たる

依岡の裏切りは、網野の勝利に直結しましたが、彼自身にどんな変化や事情があったのかはまだ語られていません。

第8話ではその内面に再び光が当たり、裏切りの真意が少しずつ明らかになる可能性があります。

「友情か、保身か」という選択の余韻が、依岡の表情や言動から滲み出るはずです。

夜長に告げられる“ある決断”とは?

あらすじの最後に書かれている「ある決断」とは、一体何なのか──。

鳴木が夜長に対し、覚悟を決めたような重大な選択を語る場面が予告されています。

これは医療現場、あるいは復讐計画に大きな変化をもたらす可能性があり、第8話最大の注目ポイントです。

仲間を信じるか、自ら孤独な戦いに出るか──鳴木の次の一手に期待が高まります。

この記事のまとめ

  • 依岡の裏切りが物語に波紋を広げる
  • 鳴木の父の手紙が語る「地獄の覚悟」
  • EXトラベルは不正露呈により崩壊
  • 父が罪を被った理由は息子への愛情
  • 裏切りの裏に「家族を守る決断」の可能性
  • 依岡の人間臭さが視聴者の共感を誘う
  • 父の真実に触れた鳴木が覚醒する展開
  • 第8話では網野との全面対決が始動
  • 因島クリニックに新たな闇が浮上
  • 「ある決断」が物語を次の局面へ導く

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