2025年8月10日放送のドラマ『DOCTOR PRICE』第5話では、3年前の医療過誤事件の裏側がついに大きく動き出しました。
倉持(坪倉由幸)が執刀中に受けた謎の指示、その黒幕候補として天童院長(篠原涼子)と網野景仁(ユースケ・サンタマリア)の名前が浮上。
この記事では、第5話のあらすじを整理しつつ、黒幕の可能性や今後の展開を考察、第6話の見どころも紹介します。
- 第5話で判明した倉持のイヤモニ指示の真相
- 黒幕候補が天童と網野に絞られた理由
- 第6話で予想される黒幕判明への展開
「DOCTOR PRICE」第5話あらすじ
第5話では、鳴木が3年前の医療過誤の真相解明に向け、証拠を押さえ倉持を追い詰める過程が描かれます。
巻原の転職妨害事件、塚田の失脚、安藤の手術成功など複数の出来事が同時進行。
そして倉持が執刀中に受けた謎のイヤモニ指示が、物語を一気に黒幕解明へと導きます。
巻原、転職を決意するも妨害を受ける
総合内科医の巻原は、極東病院を離れ新たな職場へ移る決断を下します。
しかし転職先を上司の塚田に告げた途端、メールや裏工作による露骨な妨害が開始されます。
この行為は巻原のキャリアだけでなく、彼の人生設計までも脅かす深刻なものでした。
労基署への相談と鳴木の動き
巻原は労働基準監督署の北見まもりに相談し、鳴木は転職先の院長に会って状況を説明。
その中で、塚田が行った妨害行為を裏付ける証言を収集していきます。
鳴木の目的は単なる妨害阻止ではなく、3年前の医療過誤の全貌を暴くことにありました。
網野への接触と協力要請
鳴木は病院幹部の網野に会い、医療過誤の原因が倉持にあったことを伝えます。
さらに「調査が入る」と網野が倉持に告げたことで、病院内に臨検が入り、動きが一気に加速。
この一連の行動は、鳴木の計画の布石となります。
臨検で塚田の妨害メール発覚
調査の結果、塚田の妨害メールが明らかになり、天童院長は塚田を即時解雇します。
この事態は院内の権力バランスを揺るがし、鳴木がさらに核心に迫るきっかけとなります。
一方、安藤の子供の手術は成功し、巻原の転職先系列病院でケアが決定します。
倉持との直接対峙
病院のゴミ捨て場で倉持が手術記録を持ち出す場面に、鳴木が現れます。
「中身はすでに撮影済み」と告げる鳴木に、倉持は過去の判断を正当化しますが、やがて「従うことしかできなかった」と漏らします。
この言葉が、背後に黒幕の存在を強く示唆しました。
イヤモニによる謎の指示
安藤の証言により、倉持は手術中にイヤモニ越しの指示を受けていた事実が判明します。
不測の事態で手技を中止しようとしたものの、「続けろ」という命令に従わざるを得なかったと語ります。
この指示を出したのが誰なのか——物語の核心が一気に浮かび上がりました。
天童に突き付けられた証拠資料
鳴木は天童院長の会議室に入り、倉持が執刀していたことを示す証拠資料を提示します。
報告書には病院幹部と天童のハンコが押されており、責任の所在が明らかに。
3年前の事件が上層部主導で隠蔽された可能性を強く印象づける場面で第5話は幕を閉じます。
倉持に指示を出した人物は?
第5話で最大の焦点となったのが、倉持が手術中にイヤモニ越しで指示を受けていたという事実です。
3年前、倉持は不測の事態で手技を中止しようとしましたが、誰かから「続けろ」と命じられました。
その人物こそが事件の黒幕であり、候補として天童院長と網野景仁の2人が浮上しています。
天童か網野に絞られた理由
倉持に指示を出せる立場には、院内で強い権限を持ち、執刀に介入できる人物が限られます。
また、手術後の隠蔽工作や責任転嫁に関与できる立場であることも必要です。
この条件を満たすのが院長職の天童と副院長級の網野という構図です。
院内で権限を持ち、執刀に干渉する立場の人物像
天童は現職の院長として、病院運営・手術方針・人事権に絶対的な影響力を持っています。
一方、網野は若手や一部幹部から次期院長候補として推され、内部情報や人脈を駆使して動くことが可能です。
どちらも倉持にとっては逆らえない「戦えない相手」であり、この二択が視聴者の議論を熱くさせています。
天童院長(篠原涼子)の可能性
院長の天童は、院内で最も強い権限を持ち、重要な決定に関与できる立場にあります。
第5話では、倉持の執刀を示す証拠資料に天童のハンコが押されていたことが判明しました。
これは単なる承認印か、それとも事件への直接関与を意味するのかが、大きな論点となります。
証拠資料に押されたハンコと権力構造
報告書に天童の印があるということは、手術内容やその後の処理を少なくとも形式的には承認しているということです。
院長として全容を把握していた場合、黒幕説の信ぴょう性は高まります。
また、天童は倉持の派閥入りを促すような動きも見せており、この点も疑惑を深めています。
ドラマ的なミスリードの可能性
一方で、あえて天童の印や行動を目立たせることで、視聴者を惑わせるミスリード演出の可能性もあります。
実際、院長選挙を前に「クリーンな人物」として描かれるシーンもあり、その人物像が一面的ではありません。
この二面性が、天童黒幕説を強化する一方で、真犯人は別にいるのではないかという疑念を残します。
網野景仁(ユースケ・サンタマリア)の可能性
網野は副院長級の立場にあり、若手や一部幹部から次期院長候補として推されています。
物腰柔らかく協力的な態度を見せる一方で、その裏には計算された動きがあり、黒幕候補として有力視されています。
さらに彼は“スティフト”を用いたカテーテル術の推進派であり、過去の医療方針や執刀判断にも強く関与していた可能性があります。
鳴木との信頼関係と裏切りの演出
鳴木は、父が信頼していた人物として網野を頼りにします。
しかし、その信頼を裏切る展開になれば、物語として最大級の衝撃が生まれます。
これまでの協力的な姿勢が一転し、裏で事件を操っていたとすれば、その落差は視聴者に強烈な印象を残します。
前振りとしての協力要請シーン
第5話序盤の、鳴木による網野への協力要請は、単なる仲間作りではなく将来的な裏切りの布石と見ることができます。
また、倉持に「調査が入る」と告げた発言は、病院内の動揺を誘う情報操作であり、手術方針に影響を与える布石とも解釈できます。
“スティフト”術を推進する立場から、倉持へのイヤモニ指示や執刀継続の背後にいた可能性が高く、天童以上に黒幕としての説得力を持っています。
「DOCTOR PRICE」第5話の感想
第5話は、物語の核心に迫る情報が立て続けに明かされ、視聴者の緊張感を途切れさせない展開でした。
特に倉持のイヤモニ指示という事実は、これまでの推測を覆し、黒幕探しを一気に加速させます。
ラストの証拠資料提示シーンは、SNS上でも「鳥肌が立った」「一気に次回が気になる」と大きな反響を呼びました。
テンポの速い展開と視聴者の意表を突く演出
巻原の転職妨害、塚田の失脚、安藤の手術成功など複数の事件が短時間で解決していきます。
そのスピード感の中に、後の展開に直結する小さな伏線が散りばめられており、見返すと新たな発見があります。
特に倉持の「従うことしかできなかった」という台詞が、SNSでも大きな話題となりました。
黒幕判明までの焦らしと伏線の巧妙さ
天童の印鑑や会議シーン、網野の柔らかな物腰と不自然なタイミングでの情報提供など、両者の疑惑を絶妙に交錯させています。
「天童か網野か」という構図は、あえて視聴者を翻弄するように作られており、黒幕判明までの焦らしが心地よい緊張感を生みました。
特に網野が倉持に告げた「調査が入る」という一言は、無関係を装いつつ事態を動かすきっかけとなっており、黒幕像をさらに際立たせています。
「DOCTOR PRICE」第5話まとめと第6話の見どころ
第5話では、倉持がイヤモニ越しの指示で執刀を続けていた事実が判明し、黒幕候補が天童と網野に絞られました。
そして第6話予告では、鳴木が倉持を伴って幹部会議に乗り込み、3年前の真実と隠ぺいを指示した人物の存在を明らかにします。
倉持が口を開きかけた瞬間に天童が制止する場面や、倉持が「戦える相手じゃない」と吐き捨てる描写は、黒幕の正体がついに暴かれる瞬間を予感させます。
第6話で黒幕の正体が明らかに?
予告では、倉持が隠ぺいを指示した人物の名を明かそうとするも、天童が話を遮ります。
この反応は天童黒幕説を強める一方、裏で動く第三者の可能性も否定できません。
さらに、倉持をドイツに“逃がす”計画が描かれ、真相解明を阻止する思惑が浮き彫りになります。
倉持が語る「戦えない相手」の正体とは
倉持は、当日の記録がすべて奪われたことを明かし、「従うしかない」と強調します。
この“戦えない相手”が誰なのか、第6話ではついにその名が示され、父を死に追いやった真犯人が判明すると予告されています。
緊張感あふれる会議シーンと、海外逃亡を巡る攻防が大きな見どころとなるでしょう。
- 第5話で倉持が手術中に受けたイヤモニ指示が判明
- 黒幕候補が天童院長と網野副院長級に絞られる
- 天童は証拠資料に印鑑があり関与疑惑が浮上
- 網野は協力的態度の裏で事件関与の可能性
- 「従うしかなかった」発言が黒幕存在を示唆
- 両者の疑惑を巧みに交錯させた伏線演出
- 第6話で黒幕判明と海外逃亡計画が動き出す
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