『大追跡』最終回ネタバレ感想|しずさん初セリフと久世の本音に涙、続編の可能性は?

2025年夏ドラマ
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2025年9月3日に放送されたテレビ朝日系ドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』が、ついに最終回を迎えました。

最終回では、しずさんの初セリフや、久世官房長官と葛原係長の関係の明示、シリーズを締めくくるにふさわしい“名波ハモりセリフ”など、話題性たっぷりの展開が連続。

本記事では、最終回のあらすじを振り返りながら、続編を希望する視聴者の感想も交えて、スペシャル感満載の最終回を徹底解説します。

この記事を読むとわかること

  • 『大追跡』最終回のあらすじを紹介
  • しずさんの初セリフに込められた意味と久世の本音
  • SNSの反応と続編を望む声の広がり

『大追跡』最終回のあらすじ

最終回では、22年前の事件を軸に現在の加茂襲撃事件までがつながり、すべてのピースが見事に揃いました。

SSBCメンバーそれぞれの動きと感情が交錯し、テンポよく展開されていくシーンの数々は見応え抜群。

ここでは、最終回をシーンごとに整理しながらご紹介します。

アロハシャツの男を追った青柳が消息を絶つ

元警察官・加茂襲撃事件の犯人と思しき“アロハシャツの男”を追っていた青柳遥は、五反田で男を発見。

しかしその後、青柳は突如連絡が取れなくなり、娘の美里からの通報を受けた伊垣と名波が現場の雑居ビルに急行します。

ビル内では、青柳のお守りとともに、詐欺グループのアジトと思しきもぬけの殻の部屋が発見されます。

木箱の中に青柳が? SSBCが緊迫の映像解析

SSBCの映像解析によって、ビルから木箱を運び出す複数の男たちの姿が明らかに。

その中に青柳が入れられている可能性が浮上し、伊垣と名波は青柳救出に奔走します。

一方で捜査一課が連行していた“赤いシャツの男”兵藤にはアリバイがあることが判明。真犯人は別にいると判明します。

坂崎龍の姿が浮上、そして青柳救出

SSBCの捜査により、詐欺グループのリーダー格・坂崎龍の存在が浮かび上がります。

防犯カメラを追跡しトラックを発見、青柳は無事に救出され、坂崎龍が捜査線上の核心に

青柳が取り調べを担当し、龍は黙秘を貫きながらも、拳銃の所在を明かさない不気味な態度を見せます。

キーパーソンは“弟” 坂崎蘭の存在が鍵に

坂崎龍には、4歳年下の弟・坂崎蘭がいたことが判明。

彼はかつて天才ハッカーと噂され、過去に警視庁のパソコンに侵入していた可能性が浮上。

蘭の部屋からはパソコンが山のように見つかり、25年前のPCから警察に送ったと思われる未送信メールも発見されます。

青柳の取り調べで蘭が崩れる

青柳は、蘭に兄との関係や22年前の出来事について詰め寄ります。

中学生だった彼が好奇心から警察情報をハッキングし、それが兄に伝わり事件が発生したと示唆。

「自分は悪くない」と反論する蘭に、青柳は静かに言葉を重ね、ついに蘭は涙を流して過去と向き合うのです。

龍の決定的証拠が判明、ピストルの行方は?

その後、SSBCは龍のスマホ履歴から、大崎駅のコインロッカーに拳銃を隠していたと推測。

防犯カメラ映像には、龍本人が写っており、青柳が「22年間、拳銃を持ち続けていたのよね」と核心を突きます。

伊垣の「22年間、真っ当に生きるチャンスはあった」という言葉に、龍は暴れるも、ついに観念。

久世が墓前で語る、そして葛原との静かな会話

事件の解決後、久世官房長官は22年前に亡くなった警察官の墓前で黙祷を捧げます。

そこに現れたのは葛原係長。久世が葛原に「凛太郎をよろしく頼む」と語りかける場面は、視聴者の胸を打ちました。

葛原と久世の間にあった“組織と人”の静かな信頼関係が垣間見える印象的なシーンでした。

そして、ついに“しずさん”が口を開く

物語の最後に、居酒屋「しず」の女将が、加茂さんが撃たれた日に久世が発した言葉を語ります。

「死ぬなよ、加茂さん」――事件の真実を超えた、人間としての想いが浮き彫りになる瞬間でした。

これまで沈黙を守っていたしずさんのこの一言で、物語は静かに、しかし深く締めくくられます。

スペシャル感満載の最終回演出が話題

最終回では、緊迫感あるストーリーに加え、シリーズを象徴するキャラクターたちの魅力が随所に光りました。

中でも名波と八重樫課長の掛け合いや、しずさんの“初セリフ”など、ファンへのサプライズに満ちた演出が話題に。

ここでは、最終回ならではのスペシャル演出の数々をご紹介します。

八重樫課長と名波が“あのセリフ”をハモった!

最終回で登場したのが、八重樫課長と名波のまさかのハモリシーン

名波のマウントをとるセリフは、毎回登場するお決まりのセリフですが、このセリフを、なんと名波と2人で同時に口にし、絶妙な間と声のトーンで“息ぴったり”のハモリを披露。

これには視聴者から「息合いすぎ!」「八重樫×名波のコンビ好き!」との声が相次ぎ、ドラマのテンポとユーモアを象徴する名シーンとなりました。

“もぐもぐタイム”も最終回特別バージョンに

終盤に登場するSSBCの名物シーン、“もぐもぐタイム”も最終回では豪華に演出。

最終回で登場したのは、岡山名物のきびだんご。青柳や八重樫課長も交えてのもぐもぐタイムが描かれ、感慨深い時間に。

最後に流れたこの日常の風景が、メンバーの成長やチームとしての結束を感じさせました。

しずさん、ついに語る…22年前の真実と“あの夜”

最終回で最大の驚きとも言えるのが、大衆居酒屋「しず」の女将(白川和子)がついに言葉を発したシーンです。

これまで眠っているだけだった彼女が、名波が落ち込んでいる様子を察したかのように、静かに口を開きます

しかもそれは、久世官房長官の“人としての本音”にまつわる証言でした。

加茂さんが撃たれた日
あんたのおじさんはそこに座ってずっと黙り込んでた
一言だけつぶやいたよ
<死ぬなよ 加茂さん>
22年前の真相を知りたいだけなら 加茂さんが死んでも死ななくても関係ないだろ
本当のことは言わないんだよ
将来 総理大臣になろうかって言う人は

これは、久世が政治の世界で上り詰める中でも、心の奥に持ち続けていた人としての罪悪感と祈りを示す言葉でした。

そしてその証言を語ったしずさん自身も、久世や加茂、そして22年前の出来事をすべて見守っていた存在。

彼女がこれまで沈黙を守ってきたのは、「語る意味がなかった」から。でも、落ち込む名波を前にして、「語る意味がある」と感じた瞬間だったのではないでしょうか。

“ラスト”にこめられたシリーズ愛

ハモりセリフ、もぐもぐタイム、しずさんのセリフ――これらの演出に共通しているのは、キャラクターと視聴者の間にある絆です。

制作者の「このキャラたちを愛してくれてありがとう」というメッセージが、画面の端々に込められていました。

『大追跡』の最終回は、単なる事件の解決ではなく、“人間としての記憶”を残す温かいエンディングとなったのです。

SNSやファンの感想|シリーズ化を望む声が多数

最終回の放送終了直後からSNSやコメント欄には、作品への熱い想いや考察が続々と投稿されました。

笑いあり、涙あり、そして謎を残したままの終わり方に、「大追跡ロス」「続編希望」という言葉が飛び交い続けています。

ここでは、視聴者たちの反応をテーマ別に整理してご紹介します。

「名波と八重樫のハモり最高」笑いのセンスに拍手

名波のマウントセリフを八重樫課長と名波が同時に口にする“ハモり”シーンに、SNSは大盛り上がり。

「もはや漫才コンビ」「タイミング完璧」「まさかのハモりで声出たww」など、シリアスな展開の中での絶妙なユーモアが高く評価されました。

シリーズ全体に漂う“くすっと笑えるセンス”が、最終回にも健在だったと再確認された瞬間でした。

“しずさんの一言”がすべてを変えた

最終回最大の衝撃が、居酒屋「しず」の女将が初めて口を開いたシーン。

投稿には「涙止まらない」「しずさん、ずっと見守ってたんだね」「名波の気持ちに気づいたからこそ話したんだと思う」といった声が殺到。

そのセリフの中にあった、

本当のことは言わないんだよ。
将来 総理大臣になろうかって言う人は。

この一言に対し、「久世さん、やっぱり何か隠してる」「人間としての本音が見えた」「この一言がドラマ全体のテーマを物語ってた」と、視聴者の深い読解力が光りました。

「シリーズ化してほしい」ファンの声が圧倒的

最も多かったのが、「こんなに完成度の高いドラマをこれで終わらせるのは惜しい」という声。

「続編やるよね?」「シーズン2希望!」「SSBCの別事件が見たい」といった投稿が相次ぎ、“続きが観たいドラマ”としての支持が圧倒的です。

特に、久世と葛原の“謎の関係性”が最終回で深まったことから、「あの2人の過去が気になる」「次は葛原が鍵を握るのでは?」といった考察型の期待も高まっています。

リアリティとユーモアの絶妙バランスに感謝

「今年一番ハマったドラマ」「刑事ドラマなのに泣けるなんて思わなかった」「ギャグとシリアスのバランスが神」など、全体的な評価も非常に高評価。

中には、「“別班”ってVIVANTかよw」「フロッピーからのハッキングは無理あるけど好き」など、細かいツッコミも愛あるコメントとして投稿されていました。

リアルさとエンタメ性の絶妙なバランスが、多くの視聴者の心に残った証拠でしょう。

『大追跡』最終回を振り返ってのまとめ

『大追跡』最終回は、シリーズを通して積み上げてきた人間関係と伏線をしっかりと回収しながらも、視聴者の心に余韻を残す締めくくりとなりました。

浮き彫りになった久世の“SSBC創設の狙い”。

名波をはじめとするSSBCメンバーたちの成長と信頼関係もまた、静かに描かれていました。

しかし、まだ語られていないことも多く残っています。

久世と葛原の関係は何を意味していたのか。

名波の選ぶ未来、そして新たな“国家レベルの事件”の予兆――。

ファンの間では、すでに「続編を望む声」が圧倒的に多数です。

「このチームで別の事件を追ってほしい」「もっと深く久世の背景を掘ってほしい」「スペシャルでもいいからまた会いたい」など、希望の声が止みません。

『大追跡 Season2』が実現する日を、楽しみに待ちたいと思います。

そして、SSBCのメンバーが再び集結し、次なる“追跡”を開始するその瞬間を――。

この記事のまとめ

  • 『大追跡』最終回のあらすじを解説
  • 八重樫と名波の“ハモり”演出の話題性
  • SSBC名物“もぐもぐタイム”の最終回仕様
  • しずさん初セリフに込められた久世への思い
  • 「本当のことは言わない」の意味するもの
  • 久世と葛原の関係に広がる考察
  • SNSでの“しずさんショック”とロスの声
  • 「続編希望」の声が続出したファンの反応
  • 人間ドラマとしての完成度の高さ
  • シーズン2への期待と可能性

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