『大追跡』第5話ネタバレ感想|双子事件の真相と名波がSSBCに来た理由、“あの事件”の片鱗も?

2025年夏ドラマ
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2025年8月6日放送の『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』第5話では、捜査の核心に迫る双子の殺人事件と、名波がSSBCに配属された理由の一端が描かれました。

本記事では、第5話のあらすじを振り返りながら、名波と久世の過去の因縁、双子の不思議な絆、そして今後の展開を示唆するポイントについても解説していきます。

双子の兄弟の複雑な関係性、名波の正義感のルーツ、久世との「あの事件」の意味など、ドラマの深層に迫る考察も交えてお届けします。

この記事を読むとわかること

  • 双子の殺人事件と“11秒の空白”の真相
  • 名波がSSBCに来た理由と久世との因縁
  • 未解決事件の伏線と女将・しずの謎
  1. 「大追跡」第5話のあらすじを解説
    1. 居酒屋「しず」でのテレビ放送|八重樫の秘密が明らかに
    2. 多摩川河川敷で遺体発見|倉田一郎殺害事件が発覚
    3. 顔認証から浮かび上がる浜田響|優等生ピアニストの裏の顔
    4. 浜田家を訪問|母・百合子の異常な警戒心
    5. 真実の片割れ|純一という双子の存在
    6. 純一の怒りとSNSの“アンガー”アカウント
    7. 父を殺した理由|告白と11秒の空白
    8. SNS炎上と響の決意
  2. 名波がSSBCに配属された理由
    1. 外資から警察庁への転職理由は「人の役に立っているのか」
    2. 久世が語った“正義感のルーツ”|交番にお世話になっていた少年時代
    3. 「既成概念に囚われず捜査せよ」久世の言葉が託した期待
  3. 久世との会話で出た「あの事件」とは?
    1. 名波と久世の過去にあった未解決事件
    2. 居酒屋「しず」の女将との不思議な関係性
    3. 「事件の関係者」か「被害者の身内」か?視聴者の考察も加速
  4. 双子の不思議|11秒の空白の真相
    1. 一課長が語った「離れていても兄が怪我したらわかる」
    2. ピアノ演奏中に止まった理由は殺人の瞬間?
    3. 11秒の空白は“魂の共鳴”か|断絶と再接続の象徴
    4. 実際にあった双子の“超常的共感”の実例
  5. 第5話の感想|重厚な人間ドラマと演技力
    1. 濱田龍臣の一人二役が見せた兄弟の対比
    2. 遠藤憲一のコメディとシリアスの融合
    3. 純一の動機に視聴者が感じた共感と葛藤
  6. 「大追跡」第5話のまとめと第6話の見どころ
    1. 名波が急性虫垂炎で緊急入院|同期との再会が事件の引き金に?
    2. 運転手刺殺事件と“空白の時間”|不可解な行動に潜む謎
    3. 1億円相当の連続窃盗|警備システムの無力化に潜む“何か”
    4. 会社ぐるみの関与?副社長の動揺と誘拐の告白
    5. 誘拐犯の“要求”と緻密すぎる計画の真意とは
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「大追跡」第5話のあらすじを解説

第5話では、「双子の殺人事件」と呼ばれる複雑な事件を追いながら、名波と久世の過去、そしてSSBCの信念が交錯していきます。

視聴者の心を揺さぶる“11秒の空白”を巡る物語は、社会の闇と家族の葛藤を浮き彫りにしました。

ここでは物語の展開をシーンごとに整理し、事件の核心に迫っていきます。

居酒屋「しず」でのテレビ放送|八重樫の秘密が明らかに

物語はいつものように名波が久世と居酒屋「しず」で酒を酌み交わす場面から始まります。

そのテレビに映ったのは、マグロを捌く八重樫そっくりの男。

翌日、八重樫本人からその人物が双子の兄・雅彦であると明かされ、SSBCの面々は驚愕します。

多摩川河川敷で遺体発見|倉田一郎殺害事件が発覚

その矢先、多摩川河川敷で腐敗の進んだ遺体が発見され、SSBCと捜査一課が出動します。

身元は暴力団「竜元会」構成員・倉田一郎

彼はスナックで「金づるを見つけた。ボンボンのピアニストだ」と話していたことから、事件は金銭絡みと見られました。

顔認証から浮かび上がる浜田響|優等生ピアニストの裏の顔

SSBCの仁科が防犯カメラ映像からAI顔認証を行った結果、「金づる」に該当する人物が浮かび上がります。

それが、将来を期待される音大生・浜田響でした。

彼と暴力団員の接点は不明ですが、次第にその裏にある家庭事情が明らかになっていきます。

浜田家を訪問|母・百合子の異常な警戒心

青柳が響の自宅を訪ねた際、母・百合子は異常なまでの警戒心を見せます。

響は事件当時、大学の練習室にいたと証言しますが、防犯カメラやスマホのGPSからは大学を出た形跡がない。

その不自然さから、SSBCは響を最有力参考人としてマークします。

真実の片割れ|純一という双子の存在

捜査の中で驚くべき事実が発覚します。

響には稲城純一という双子の兄が存在し、ふたりは父・倉田の虐待により児童養護施設に預けられていた過去がありました。

その後、別々の家庭に引き取られ、響はピアニストに、純一は半グレに育っていたのです。

純一の怒りとSNSの“アンガー”アカウント

純一は響のSNSに「アンガーハンマー」の名前で誹謗中傷を書き込んでいました。

さらに、響の留守電には「お前の邪魔者は消した」という不穏なメッセージ。

事件当日、防犯カメラには倉田と純一が接触している映像も残っており、純一の犯行は濃厚となります。

父を殺した理由|告白と11秒の空白

取り調べにて、純一はついに犯行を認めます。

動機は、幼少期に左耳を殴られた響に、右耳も聞こえなくしてやると発言した倉田への怒り。

「あいつは努力してきた。だから守りたかった」と語る純一は、響の才能を認め、誇りに思っていたのです。

その瞬間、響も演奏を一時中断しており、“11秒の空白”は双子だけが共有できたシンクロニシティを象徴する場面でした。

SNS炎上と響の決意

事件発覚後、響のSNSには誹謗中傷が殺到します。

それでも彼は「この世界は実力の世界。いつか兄に聴いてもらえるようにピアノを頑張る」と前を向きます。

重い過去と真実を背負った若者たちの物語は、視聴者に深い余韻を残しました。

名波がSSBCに配属された理由

第5話では、名波がSSBCに異動した背景が久世との会話を通じて明かされ、彼の人間性や信念が深く掘り下げられました。

また、SSBCという異色の部署における彼の存在意義も、物語の核心に繋がっていく伏線として描かれています。

ここでは、外資から警察庁へ転職した理由と、彼の内面に潜む“正義の本質”に迫ります。

外資から警察庁への転職理由は「人の役に立っているのか」

名波はかつて外資系証券会社に勤めていました。

高給取りの安定したキャリアを捨てて警察庁に入った理由は、「人の役に立っているのだろうか」という疑問があったからです。

つまり、社会のために自分が何をできるかという問いが、彼の人生を大きく変えた原点なのです。

そして、久世の勧めもあってSSBCへの配属が決まったのです。

久世が語った“正義感のルーツ”|交番にお世話になっていた少年時代

久世は名波の母親から、少年時代の名波がよく困っている人を助けては交番に届け出ていたというエピソードを聞いたと明かします。

この回想によって、名波の正義感や共感力は大人になってから生まれたものではなく、彼の根底に流れる本質的な性格であることが示されました。

理論だけではなく、感情や倫理を大切にする彼の姿勢が、SSBCでも異彩を放っている理由のひとつです。

「既成概念に囚われず捜査せよ」久世の言葉が託した期待

久世は名波に対し、「お前のような人間が必要なんだよ。既成概念に囚われず、捜査をしてくれ」と語りかけます。

その言葉は、捜査一課のような縦割り組織では見落とされがちな視点や、柔軟な発想力を重視するSSBCの在り方を象徴していました。

実際に名波は、SNS解析やITリテラシーを駆使した分析で、事件の真相に迫る手助けを果たしています。

久世との会話で出た「あの事件」とは?

第5話の冒頭で語られた「あの事件」というキーワードは、物語の裏で進行する“未解決事件”の存在を強く示唆しました。

久世と名波がこれまで共有してきた想いと、その事件にかける執念が、SSBCの捜査の根幹に関わっている可能性が浮かび上がります。

本項では、その事件に関連すると考えられる伏線や人間関係を掘り下げていきます。

名波と久世の過去にあった未解決事件

久世が口にした「あの犯人は絶対逮捕せねばならん」という言葉。

これは単なる職務上の責任を超えた、個人的な執念が込められているように聞こえます。

名波も「あの事件を解決するためにもですね」と応じており、二人が共通して追っている事件があることは明白です。

この事件が、今後のエピソードでクローズアップされる物語の縦軸となることは間違いないでしょう。

居酒屋「しず」の女将との不思議な関係性

視聴者の間で話題になっているのが、居酒屋「しず」または小料理屋「まえだ」の女将・しず(白川和子)の存在です。

第5話では、久世と名波の会話中に意味深に彼女のアップが挿入されており、何かを“知っている”かのような空気を漂わせていました。

これまでは単なる店主として描かれてきた彼女が、未解決事件に深く関わっている人物なのでは?という憶測も浮上しています。

「事件の関係者」か「被害者の身内」か?視聴者の考察も加速

もし女将・しずが事件に関係しているとすれば、以下のような可能性が考えられます。

  • 過去の事件の被害者、もしくは加害者の家族である
  • かつて久世や名波が関わった捜査のキーマンだった
  • あるいは名波の母親と何らかの関係がある人物という線も?

伏線の張り方が非常に巧妙なため、今後の展開次第では、本作全体の謎を左右する重要キャラとしてクローズアップされる可能性もあります。

この「あの事件」が具体的にどのような事件なのか、そして名波と久世、さらにはしずの関係がどう繋がるのか――物語の核心に迫る今後の展開が待たれます。

双子の不思議|11秒の空白の真相

第5話の核心ともいえるキーワード「11秒の空白」。

それは、双子である兄・純一と弟・響の間に起こった、言葉では説明できない“共鳴”の瞬間でした。

取り調べ中に一課長が語った、双子に関するある“仮説”が、この現象に不思議な説得力を与えていました。

一課長が語った「離れていても兄が怪我したらわかる」

純一の取り調べ中、八重樫一課長はこんな言葉を口にします。

「兄が包丁で怪我をしたら、離れていても自分は気づく……そんなことが双子の間にはあるっていうよな」

これはただの雑談や比喩ではなく、その直後に起きた“11秒の空白”と見事にリンクする重要な伏線となっていました。

演出としては短いセリフですが、事件の真相そのものを示唆する鋭い観察眼だったといえるでしょう。

ピアノ演奏中に止まった理由は殺人の瞬間?

弟・響がピアノの演奏中に11秒間手を止めたシーンは、視聴者に強い印象を残しました。

伊垣が語るように、その瞬間こそが兄・純一が父・倉田一郎を刺したタイミングと一致している可能性が高いのです。

音響トラブルや集中力の欠如では説明できないこの「演奏の中断」。

それは、感覚ではなく“感情”が伝わった瞬間だったのかもしれません。

11秒の空白は“魂の共鳴”か|断絶と再接続の象徴

純一と響は、幼少期に引き離され、それぞれ別の人生を歩んできました。

しかしこの11秒だけは、ふたりが繋がった時間だったとも考えられます。

一方は父への怒りと悲しみ、もう一方は言葉にできない不安――それらが交差した一瞬。

この“空白”は、断絶された絆が再び接続された象徴的な瞬間だったのです。

実際にあった双子の“超常的共感”の実例

ドラマの演出と思われがちな「離れていても感じ合う双子の共鳴」ですが、実際に似たような報告例は世界中に存在します。

  • アメリカの双子姉妹が、片方が交通事故に遭った瞬間、もう片方が遠く離れた場所で突然胸に激痛を感じた。
  • 日本でも、ある双子の兄弟が入院中に心停止した直後、別の病院にいた弟の心拍数が異常な値を記録したという報告もあります。
  • イギリスの研究者たちは、双子のうち一方に軽い電気刺激を与えると、もう一方が顔をしかめるなど“反応を共有”する事例を観察したと報告。

こうしたエピソードは都市伝説とも捉えられがちですが、「双子ならではの感覚的リンク」が実在する可能性は、完全には否定できません。

『大追跡』第5話は、こうした現実とフィクションの境界線を巧みに活かした、心理的かつ神秘的な演出が光っていました。

第5話の感想|重厚な人間ドラマと演技力

第5話「11秒の空白」は、事件の真相を描くだけでなく、キャラクターたちの感情の奥行きや関係性に迫る、濃密な人間ドラマとして仕上がっていました。

特に、双子の兄弟を演じ分けた濱田龍臣と、物語全体の重厚感を支えたベテラン俳優陣の演技には目を見張るものがありました。

ここでは演技面や演出、視聴者が感じた印象など、多角的に第5話を振り返ります。

濱田龍臣の一人二役が見せた兄弟の対比

今回の最大の見どころの一つは、濱田龍臣による双子の兄弟・響と純一の演じ分けでした。

育った環境によって人格も生き方も大きく異なる兄弟を、表情、話し方、目線の使い方まで巧みに変えて演じ切っています。

特に、憎しみの裏にある兄の愛情と、自責に苦しむ弟の繊細さを同時に表現できたことは、若手俳優としての確かな実力を証明した瞬間だったと言えるでしょう。

遠藤憲一のコメディとシリアスの融合

八重樫一課長とその双子の兄・雅彦を演じた遠藤憲一の“振り幅”も絶妙でした。

警察官らしい厳格さを持つ八重樫と、青森で寿司屋を営む自由奔放な雅彦を見事に切り替える演技は圧巻です。

特に、雅彦が警視庁を訪れるシーンでは、コミカルなやり取りの中に兄弟愛や人間の温かさが感じられ、重い物語に柔らかさを添えていました。

純一の動機に視聴者が感じた共感と葛藤

今回の事件の犯人である純一の動機には、視聴者からも様々な感情が寄せられました。

単なる“逆恨み”ではなく、弟を守りたいという歪んだ愛情と、過去の虐待に対する怒りが絡み合った結果の悲劇。

ネット上では、「執行猶予をつけてあげたい」「被害者にも非がある」といった意見も見られ、社会的な許しと個人的な正義の狭間に揺れる感想が多く聞かれました。

視聴者自身の倫理観や感情に問いを投げかける、非常に完成度の高い心理描写でした。

「大追跡」第5話のまとめと第6話の見どころ

第5話「11秒の空白」では、双子の兄弟が抱える心の闇と家族の絆が描かれ、重厚な人間ドラマが展開されました。

そして第6話では、名波の過去に関わる人物が登場し、物語は警備会社をめぐる誘拐・窃盗事件へとシフトしていきます。

ここでは、次回の見どころとなる新たな事件の概要と、そこに絡むキャラクターの動きを整理していきます。

名波が急性虫垂炎で緊急入院|同期との再会が事件の引き金に?

物語は、名波凛太郎(相葉雅紀)が前職の同期・柏木亮太(千葉雄大)と原恭平(渋谷謙人)と食事中、突然の腹痛に襲われる場面から始まります。

彼は急性虫垂炎の手術を受け、そのまま入院することに。

この一時離脱によって、SSBCメンバーは新たな事件を名波不在のまま捜査することになります。

運転手刺殺事件と“空白の時間”|不可解な行動に潜む謎

同じ頃、男性が何者かに刺殺される事件が発生。

免許証や財布はおろか、ドライブレコーダーのメモリーカードまでもが持ち去られていたことから、計画的な犯行が疑われます。

被害者は、諸星警備保障の社長専属運転手・富田秀明(二階堂智)であると判明。

海外出張に社長を送り届けた後、なぜか再び社長宅に戻る途中で襲われた点に、捜査一課の青柳遥(松下奈緒)が不審を抱きます。

1億円相当の連続窃盗|警備システムの無力化に潜む“何か”

その夜、青山の宝石店と成城の住宅で立て続けに侵入窃盗事件が発生。

奪われたのは、合わせて約1億円相当の貴金属と現金

注目すべきは、どちらも防犯カメラ映像が残されず、警報が一切作動しなかったという点です。

被害店舗・住宅は、いずれも諸星警備保障の警備システムを導入しており、偶然とは思えない繋がりが浮上します。

会社ぐるみの関与?副社長の動揺と誘拐の告白

社員への聞き取りが進む中、SSBCと捜査一課は会社ぐるみの関与を疑い始めます。

副社長・荒木谷修(正名僕蔵)の態度に不審を抱いた八重樫一課長(遠藤憲一)は、強く問い詰めるよう命じます。

すると荒木谷は、社長・諸星克也(山田明郷)が誘拐されていたという衝撃の事実を明かします。

誘拐犯の“要求”と緻密すぎる計画の真意とは

やがて、犯人から突きつけられた要求の内容が明らかになり、事件はさらなる緊張感を帯びていきます。

運転手殺害、窃盗、そして誘拐――それぞれの事件が一つの線でつながりつつある中、伊垣(大森南朋)は「これは偶然ではない」と確信します。

まるでゲームのように緻密に張り巡らされた犯行計画。

その先にある真の目的とは何なのか、そして名波の過去がどこで絡んでくるのか――次回はシリーズ屈指の山場となりそうです。

この記事のまとめ

  • 双子が関わる殺人事件の真相に迫る
  • “11秒の空白”が兄弟の絆を象徴
  • 名波の正義感のルーツと配属の理由
  • 久世との過去と未解決事件の伏線
  • 女将・しずの謎が物語の鍵に浮上
  • 濱田龍臣の一人二役が圧巻の演技力
  • 兄の犯行に込められた歪んだ愛情
  • 双子の共鳴現象にリアリティを持たせた演出
  • 次回は名波不在で誘拐・窃盗事件に突入

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