DOCTOR PRICE第3話ネタバレ感想|看護記録改ざんの真相と黒幕の正体を徹底考察

2025年夏ドラマ
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『DOCTOR PRICE』第3話では、前話で明らかになった医療記録改ざんの“実行犯”がついに判明。物語は急展開を迎えます。

今回、看護記録を書き換えた看護師が明らかになり、その背後で指示を出していた人物・倉持も示唆されました。

この記事では、第3話のあらすじを振り返りながら、改ざんを命じた真の黒幕について考察し、印象的な感想も交えて解説していきます。

この記事を読むとわかること

  • 第3話で明らかになった看護記録改ざんの実行犯と動機
  • 倉持の圧力や支配構造、そしてその背後に潜む黒幕候補の存在
  • 医療現場の紹介料ビジネスや倫理を巡る人物たちの駆け引き

「DOCTOR PRICE」第3話あらすじ

第3話では、3年前の医療過誤事件に迫る鳴木の調査が進展し、関係者の思惑や金銭が絡んだ医療紹介ビジネスの闇が露呈します。

同時に、記録改ざんの実行犯が明らかとなり、組織ぐるみの隠蔽構造が浮き彫りになります。

ここでは、第3話の出来事を追いながら、物語の流れとそれぞれの意味を読み解いていきます。

3年前の看護記録と“消された履歴書”の謎

医師専門転職エージェントの鳴木金成は、父・将成が責任を負った医療過誤の真相を探る中で、銅坂麻衣の手術に関する看護記録に不審な点を見つけます。

その記録は明らかに鳴木の父を犯人に仕立てあげるような内容であり、裏に何者かの意図を感じ取ります。

さらに、鳴木は依岡から「当時オペの後にいなくなった看護師がいた」こと、そして彼女の履歴書が不自然に消されていたことを知らされ、調査を進めます。

夜長と押切が出会い、“高額紹介料”の話が持ち上がる

医療シンポジウムで夜長亜季は経営コンサルタント・押切多恵と接触します。

押切は三葉訪問クリニックの買収を計画しており、そのために院長となる医師を探していると夜長に相談。

「紹介料は600万円」という押切の言葉に、夜長は目を輝かせますが、鳴木は彼女に対し不信感を抱きます。

押切が鳴木に院長候補を求め、楢崎弥生が現れる

その後、鳴木のもとに「1年限定で働ける病院を紹介してほしい」という女性医師・楢崎弥生が訪ねてきます。

鳴木は押切に楢崎を紹介。楢崎は押切のファンだと語り、父の病院を継ぐ予定だった過去を明かします

しかし押切は、石上道徳の紹介者とも話があると保留の姿勢をとります。

鳴木、石上に“押切の正体”を暴露し契約を阻止

鳴木は石上に接触し、「押切は詐欺師だ」と警告します。

これにより、石上が紹介しようとしていた医師は紹介を辞退し、押切の思惑は崩れます

結果として、押切は鳴木を通じて紹介された楢崎を、三葉訪問クリニックの院長に就任させることになります。

“通帳を出せ”と迫る押切に、楢崎が反撃

ある日、押切と楢崎が鳴木の事務所を訪問します。

押切は通帳と印鑑を渡すよう楢崎に要求しますが、楢崎はきっぱりと拒否。

鳴木も楢崎の判断に同調し、「白紙に戻して構いませんね?」という押切に「ええ」と返します。

押切が放った「あなた、私に憧れてたわよね?」という問いにも、楢崎は「それは作り話」と一蹴。

買収劇の裏で判明する“押切の資金操作”

実は押切は、竹村法子から預かった資金で自社経営を補填しており、それが問題視されはじめていました。

経営資金の流用について押切は「横領ではない」と主張しますが、銀行への虚偽申告により“詐欺”の疑いが浮上。

既に銀行も動き始めており、押切の不正は追及される方向へと進みます。

夜長が石上と再接触、紹介料ビジネスの再編成を提案

夜長は石上に接触し、押切が自首した新聞記事を提示

そのうえで、「あなたが紹介しようとした医師を三葉で雇い、1年後には院長に」という新たな案を提案。

また、紹介料は折半するという交渉で石上の協力を取り付けようとします。

安藤佳恵が看護記録を改ざんした実行犯と発覚

ラストで鳴木は、3年前の手術に立ち会った看護師・安藤佳恵が記録を偽造した犯人であることを突き止めます。

彼女は三葉クリニックで働いており、父・将成と共に銅坂麻衣の手術に参加していたことが明らかに。

鳴木が直接話を聞こうとしますが、倉持(坪倉由幸)から電話が入り、安藤は無言のままその場を去ってしまいます

看護記録改ざんを命じた黒幕の正体とは?

第3話では、ついに安藤佳恵が看護記録を改ざんした実行犯であることが明らかになります。

しかし、彼女の行動の背後には明確な“指示者”と、逆らえない理由が存在していました。

ここでは、彼女に指示を出した倉持の圧力と、それを取り巻く病院の権力構造に注目しながら、黒幕の可能性に迫ります。

倉持栄治の「運命共同体」発言に見る支配構造

安藤の幼い息子は、現在極東大学病院に入院中で、臓器提供のドナーを待つ状態にあります。

つまり彼女は、“息子の命”を人質に取られている状態なのです。

倉持栄治はその弱みに付け込み、「息子さんを助けたいでしょう?」と語りかけ、看護記録を書き換えの秘密を厳守するよう圧力をかけていました。

そしてさらに、「運命共同体なんだからさ」と念を押し、罪を共有させることで支配下に置く心理的な構造を築いていました。

安藤が改ざんに手を染めた理由は明らかではありませんが、息子の治療に関しての取引きがあった可能性もあります。

網野景仁または天童真保の関与は?本当の指示系統を探る

倉持が直接的な命令者であったことは確実ですが、倉持もまた誰かの指示であった可能性も否定できません。

ここで浮上するのが、病院上層部に位置する網野景仁(ユースケ・サンタマリア)の存在です。

網野は劇中で多くを語らず、感情もほとんど表に出さない人物ですが、その沈黙が逆に“不気味さ”と“支配力”を感じさせます

また、医院長の天童真保(篠原涼子)も、病院経営に関わる立場であり、医療過誤があったなら隠蔽したい立場にあります。

この2人の動きや発言には、記録改ざんを“見て見ぬふり”した形跡が見え隠れします。

つまり、安藤が動かされたのは倉持の命令ではなく、その上層に控える黒幕の戦略だった可能性があるのです。

表に出ている悪役=倉持の背後には、より大きな利権と影響力を持つ人物の影が確実に存在しています。

次回以降、網野や天童の行動がその「正体」を浮かび上がらせる鍵となるでしょう。

「DOCTOR PRICE」第3話の感想と考察

第3話放送後、SNSでは「予想外の展開」「人物の心理描写が深い」など、多くの好意的な意見が見られました。

とくに、視聴者の間では「倫理」と「現実」の狭間で揺れる登場人物たちの決断に注目が集まっています。

以下に、本話で印象深かった要素を掘り下げて考察します。

罪を共有させる心理操作:「息子を人質」にした支配

看護記録を改ざんした安藤佳恵には、ドナー待ちの息子の存在がありました。

倉持の「息子さんを助けたいでしょう?」という言葉は、母親の弱みを突いた冷酷な脅しです。

このように、命を盾に罪を背負わせる構造に多くの視聴者が怒りや哀しみを感じ、「もし自分が彼女の立場だったら」と心を揺さぶられました。

安藤は加害者ではなく、追い詰められた被害者でもあるという描き方に、シリーズ全体のテーマが集約されているようにも思えます。

夜長の一刀両断:女性リーダー論と正義の両立

押切の「女が男に負けることになる」発言に対して、夜長が「それは関係ない。不正は不正」と断言した場面は、SNSでも称賛の声が多数あがりました。

彼女の姿勢は、性別や立場に関係なく、正義を貫く力強さを象徴しています。

感情ではなく、論理と倫理で物事を判断する姿に、多くの視聴者が共鳴しました。

若手ながらも、組織の中で自立した存在感を放つ夜長の発言は、ドラマ全体のメッセージ性を補強しています。

信頼=金の世界:紹介料が人を動かす構造の皮肉

医療現場で語られる“紹介料”という現実のビジネス構造に、多くの視聴者が衝撃を受けた回でもありました。

しかし今回特筆すべきは、鳴木が石上に対して「紹介料は折半にしよう」と提案した場面です。

それは単なる金儲けではなく、「医師紹介という行為を倫理的な枠の中に戻すための提案」にも見えました。

この提案により、石上が今後、鳴木の味方となる可能性が生まれたという見方も多く、視聴者の間では「意外と良いコンビになりそう」という声もあがっています。

黒幕はまだ表に出ていない?網野の不気味さ

倉持や押切といった“動く悪役”が表舞台から退きつつある中で、網野景仁の静かな存在感が際立ってきました。

SNSでも「この人だけ何もしてないのに一番怖い」「表情が読めなさすぎて不気味」との声が多く寄せられています。

一切手を汚さずに情報と流れを支配するタイプのキャラクターですが、倉持もまたトカゲのしっぽ切り要員説が濃厚です。

今後、網野の一挙手一投足が物語の中核に大きな影響を与える展開が待っていることは間違いないでしょう。

「DOCTOR PRICE」第3話ネタバレまとめ

第3話では、安藤佳恵が看護記録を改ざんした実行犯で、指示したのは倉持であることが明らかになりました。

一方で、網野景仁や天童真保といった上層部の真意はいまだベールに包まれたままです。

次回第4話では、安藤の息子・蒼が極東大学病院に入院しており、その心臓手術を倉持が担当することが決まっているという新情報が明かされます。

さらに倉持は、小児への前例がない「スティフト」を用いたカテーテル術を提案し、天童院長が網野の意見を踏まえたうえで、ある決断を下すとのこと。

この展開は、医療技術を盾にさらなる圧力や支配が加えられる危険性をも示唆しています。

また、夜長は新たに森家一平と接触し、彼の母である森家翔子が鳴木の恩師であったことも判明。

恩師の息子の希望をどう扱うのか――という鳴木の“医師としての信念”も問われることになりそうです。

そして注目は、鳴木が安藤に迫り、「ある真実」にたどり着くという記述。

それが、3年前の医療過誤事件の核心なのか?それとも新たな黒幕の姿なのか?

登場人物たちの過去と現在が絡み合い、医療・金・倫理の境界線がより一層曖昧になっていく第4話

いよいよ“本当の黒幕”が動き出す兆しが見え始めています。

『DOCTOR PRICE』、その真実に迫る瞬間はすぐそこにあるかもしれません。

この記事のまとめ

  • 看護記録改ざんの実行犯は安藤佳恵と判明
  • 背後で指示していたのは倉持栄治
  • 安藤の息子の病状を利用した心理的支配構造
  • 黒幕候補として網野や天童の関与が浮上
  • 医療紹介料のビジネスと倫理が交錯する展開
  • 夜長の正義感と女性リーダー像が際立つ
  • 押切の資金流用が明らかになり退場濃厚に
  • 倉持の背後に潜む“本当の黒幕”の存在が示唆

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