『君の好きは無敵』第6話で、チュチュチュエラを「会社のおじさん」たちに広めるため、草壁たちが訪れた全日本重工業。
実は、会社の外観とプレゼンを行った会議室では、別々の場所が撮影に使われています。
外観は横浜・みなとみらい、会議室は川崎の東扇島。ロケ地の場所やアクセスとともに、この舞台が瀬尾の「かわいい」に対する思いとどう重なっていたのかも考察します。
- 『君の好きは無敵』第6話・全日本重工業の外観と会議室のロケ地!
- みなとみらいグランドセントラルタワーと川崎マリエンへのアクセス!
- 1000体発注の結末と、瀬尾にとってこのシーンが特別だった理由・意味!
『君の好きは無敵』第6話は「会社のおじさん」にチュエラを届ける回
第6話で草壁たちが新たなターゲットに選んだのは、キャラクターや「かわいい」とは縁が薄そうに見える全日本重工業の男性社員たちでした。
草壁は社長や幹部を前に、チュチュチュエラのぬいぐるみをプレゼン。
「1週間、肌身離さず触れ合う」という条件で会社の幹部たちにぬいぐるみを差し上げると言い放ちます。
少し大胆にも思える作戦でしたが、社長は興味を示しました。
一方で、会社を出たあとには瀬尾や鈴加、廣瀬が「やりすぎでは」と心配する場面もあります。
さらに瀬尾は様子が気になり、清掃のアルバイトとして全日本重工業へ潜入。そこには草壁の姿もありました。
そして1週間後、杏奈たちは再び全日本重工業を訪れます。
この2度目の訪問で、チュエラが想像以上の変化を起こしていたことが分かります。
重役の一人は、劇的に何かが変わったわけではないものの、部下からチュエラについて声をかけられたことをきっかけに、さまざまなアイデアが生まれたと説明。
さらに大阪支社へチュエラを送るため、1000体を発注したいという話にまで発展しました。
「かわいい」が商品として売れたというだけではなく、人と人との会話を生み出したことが印象的な場面です。
全日本重工業の外観ロケ地は「みなとみらいグランドセントラルタワー」
全日本重工業の外観として登場したのは、神奈川県横浜市にある「みなとみらいグランドセントラルタワー」です。
所在地は、神奈川県横浜市西区みなとみらい4-6-2です。
高さ約120mの高層オフィスビルで、みなとみらい21地区の中央部にあります。
みなとみらい駅から徒歩2分ほど
最もアクセスしやすいのは、みなとみらい線の「みなとみらい駅」です。
MMテラス側へのアクセスは1番出口から徒歩約2分。
「新高島駅」3番出口からは徒歩約6分、横浜駅からも「はまみらいウォーク」を経由して徒歩約12分となっています。
みなとみらい観光と一緒に立ち寄りやすいロケ地です。
同じ建物には飲食店などが集まる「MMテラス」があり、一般利用できるエリアもあります。
MMテラスの営業時間は7時から23時で、店舗によって営業時間が異なります。
大企業「全日本重工業」に似合うガラス張りの高層ビル
みなとみらいグランドセントラルタワーは、左右のバランスが取れたガラスファサードが特徴的な建物です。
縦のラインを強調したデザインで、高層オフィスらしい品格と先進的な印象があります。
劇中の全日本重工業は、社長や重役たちが並ぶ大企業。
そのため、横浜のビジネス街にそびえる高層ビルを外観に使うことで、一目で「大きな会社」と伝わりやすくなっています。
しかも、この場所があるのは横浜美術館やグランモール公園にも近いみなとみらいです。
ビジネス街でありながら、アートや商業施設も混ざり合う街でもあります。建物の敷地にも水や緑、アートを取り入れた空間が整備されています。
一見すると堅い大企業。
しかし、その中へチュチュチュエラという「かわいい」が入り込んでいく。
第6話のテーマと、大企業らしいロケーションとのギャップも、このシーンを印象的に見せていたように感じます。
チュエラをプレゼンした会議室は「川崎マリエン 第1会議室」
全日本重工業の会議室として撮影されたのは、「川崎マリエン」の第1会議室です。
正式名称は「川崎市港湾振興会館」。
「川崎マリエン」は、市民と川崎港との交流を深めるために造られた施設の愛称です。
住所は、神奈川県川崎市川崎区東扇島38-1です。
全日本重工業は劇中ではひとつの会社として描かれていますが、外観は横浜、会議室は川崎と、2か所を組み合わせて作られていたことになります。
撮影された第1会議室は交流棟3階
第1会議室は川崎マリエン交流棟の3階、海側にあります。
定員は36名で、同時通訳室も備えた会議室です。
施設側も「国際貿易港にふさわしい第一会議室」と案内しており、一般的な小会議室より格式を感じさせる造りになっています。
劇中でも、長い会議卓を囲んで社長や重役たちが座ることで、大企業の重要なプレゼンという空気が強く出ていました。
チュチュチュエラという柔らかくてかわいいキャラクターと、重厚な会議室。
この対照的な組み合わせも印象に残ります。
川崎駅からはバスで約30分
川崎マリエンへ電車だけで行くのは難しく、JR川崎駅からバスを利用するのが分かりやすい方法です。
JR川崎駅東口から市営バス「川05系統 東扇島循環」に乗り、約30分。「川崎マリエン前」で下車します。
所在地が東扇島の港湾エリアにあるため、横浜のみなとみらいグランドセントラルタワーと続けて巡る場合は、移動時間に余裕を持っておきたいところです。
川崎マリエンの利用時間は9時から21時。
年末年始の12月29日から1月3日は休館となっています。
川崎マリエンは会議室以外も見どころあり!展望室から工場夜景も
ロケ地巡りで川崎マリエンを訪れるなら、タワー棟10階の展望室にも立ち寄りたいところです。
展望室は地上51mにあり、360度の景色を楽しめます。
川崎港や東京湾を行き交う船などを見渡せ、夜景は日本夜景遺産にも認定されています。
入場料は無料です。
実際に訪れた人の口コミでも、京浜工業地帯や東京湾の眺め、工場夜景を評価する声が多く見られます。
一方、川崎駅からはバス移動になるため、アクセスには少し時間がかかるという声もあります。
ドラマでは企業の会議室として映っていた場所ですが、周囲へ目を向けると港や工場が広がる景色。
いかにも「重工業」という言葉を連想させるエリアにあるのも面白いところです。
瀬尾が全日本重工業で見た光景が特別だった理由
第6話の全日本重工業のシーンで重要なのは、1000体の発注が決まったことだけではありません。
瀬尾にとって、もっと大きな意味を持っていました。
会議室では、最初は「かわいい」と距離がありそうに見えた男性たちが、チュエラに興味を示します。
そして最後には、草壁が持っていたチュエラの周りへ集まっていきました。
その光景を見た瀬尾は、子どもの頃の自分にも見せたかったという思いを杏奈に打ち明けます。
「男がかわいいを好きなのはおかしい」という感覚を、チュエラが壊してくれる。
瀬尾にとっては、自分が長く抱えてきた気持ちが肯定された瞬間だったと考えられます。
チュエラの成功を喜んでいるだけなら、ここまで立ち尽くすような描写にはならなかったはずです。
目の前にいたのは、大企業の社長や重役たち。
年齢も立場も関係なく、大人の男性が素直に「かわいい」を楽しんでいる。
その光景そのものが、幼い頃の瀬尾が欲しかった答えだったのでしょう。
「かわいい」が堅い会議室に広がっていく演出にも意味が?
全日本重工業のシーンは、舞台となる空間にも注目したくなります。
最初に映るのは、ガラス張りの高層オフィスビル。
そしてプレゼンが行われるのは、重厚感のある会議室です。
どちらも「仕事」「組織」「大企業」を感じさせる場所です。
そこへ、ふわふわとしたチュチュチュエラのぬいぐるみが持ち込まれます。
一見すると最も似合わなそうな場所へ「かわいい」を置くことで、第6話のテーマがより分かりやすく見えてきます。
かわいいものを好きになるのに、年齢や性別、社会的な立場は関係ない。
むしろチュエラがきっかけとなり、社員同士の会話まで生まれています。
第6話では「かわいい」が単なる趣味ではなく、人と人との間に新しい接点を作るものとして描かれていたように感じます。
閉ざされた価値観を、チュエラが少しずつ柔らかくしていく。
だからこそ、カフェや公園ではなく、あえて堅い会社の会議室でこの展開が描かれたことにも意味があるのかもしれません。
全日本重工業のロケ地巡りで注意したいこと
みなとみらいグランドセントラルタワーは実際に企業が入居しているオフィスビルです。
ロケ地巡りでは、オフィスエリアへの立ち入りや、出入口で長時間撮影する行為は避けたいところです。
飲食店などがあるMMテラスや周辺の歩行者空間から、周囲の迷惑にならない範囲で外観を楽しむのがおすすめです。
川崎マリエンも、第1会議室そのものは貸し会議室として利用されている場所です。
会議室を利用する場合は事前予約が必要で、見学目的で自由に入室できる施設ではありません。
第1会議室を含む会議室の利用は「ふれあいネット」で申し込む仕組みになっています。
その一方で、10階の展望室は無料で利用できます。
第1会議室を無理にのぞくのではなく、施設のルールを守りながらロケ地巡りを楽しむことが大切です。
展望室や周辺の港湾風景まで楽しめば、ロケ地巡りとしても満足しやすそうです。
まとめ|全日本重工業は瀬尾の「好き」が報われた大切なロケ地
『君の好きは無敵』第6話の全日本重工業は、外観に「みなとみらいグランドセントラルタワー」、会議室に「川崎マリエン 第1会議室」が使われていました。
大企業らしい高層ビルと格式ある会議室の中に、チュチュチュエラという「かわいい」が入り込んでいくのが、このシーンの面白さです。
そして瀬尾にとっては、自分が好きだったものを大人の男性たちが自然に受け入れている姿を見ることができた場所でもありました。
全日本重工業は、瀬尾自身の「好き」が肯定され、報われたことを実感できた大切なロケ地だったと考えられます。
チュエラが広がるにつれて、瀬尾自身の過去や「好き」に対する思いも少しずつ変化しています。
全日本重工業で生まれたこの成功体験が、今後のチュエラの展開や草壁との関係にどうつながっていくのかにも注目です。
- 『君の好きは無敵』第6話の全日本重工業は、外観と会議室で別のロケ地を使用
- 外観ロケ地は横浜の「みなとみらいグランドセントラルタワー」
- チュエラをプレゼンした会議室は「川崎マリエン 第1会議室」
- 1週間後には社員同士の会話が生まれ、チュエラ1000体の発注につながった
- 瀬尾にとって、大人の男性が「かわいい」を楽しむ光景は過去の自分を肯定する意味を持っていた
- 堅い大企業の会議室に「かわいい」を持ち込む演出が、第6話のテーマを象徴していた
- ロケ地巡りではオフィスや会議室の利用者に配慮し、施設のルールを守ることが大切





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