ドラマ『恋は闇』第3話では、設楽浩暉(志尊淳)の過去が徐々に明かされ、彼の母親が殺された事件と現在進行中の“ホルスの目殺人事件”の関係性が深まっていきます。
さらに、“3枚の桜の花びら”という象徴的なアイテムや、謎の男の正体、登場人物同士の裏の繋がりも浮き彫りになり、視聴者を引き込む展開となっています。
この記事では、第3話のあらすじを振り返った上で、母親殺害の真犯人、桜の花びらの意味、“ホルスの目”事件の真相について、徹底考察していきます。
- 『恋は闇』第3話の全シーンを時系列で詳細に振り返り
- 設楽の母親殺害事件と“ホルスの目”事件の接点と真犯人考察
- 3枚の桜の花びらに隠された万琴との過去と伏線の意味
【第3話あらすじ】設楽の母親殺害事件と“ホルスの目”の始まり
一夜を共にした浩暉と万琴──すれ違いの始まり
“ホルスの目”事件の取材を続ける中、浩暉と万琴は一夜を共にする。
心の距離が一気に縮まったように見えたが、翌朝万琴が目覚めると浩暉の姿は消えていた。
仕事現場で顔を合わせても、浩暉はいつもと変わらぬ態度で接するのみ。
万琴は自分だけが意識していたのかと傷つき、親友・向葵に愚痴をこぼす。
次の殺人現場はどこ?“ホルスの目”の形にそった予測
万琴は、過去4件の犯行現場を地図に並べてある法則に気づく。
それは、古代エジプトの“ホルスの左目”に酷似した形であり、次に事件が起こる場所を予測できるかもしれないという仮説だった。
そして彼女が辿り着いたのは、新宿・牛込柳町──。
予測地点に浩暉がいた──偶然か計画か?
現場を訪れた万琴は、なんと先にその地に訪れていた浩暉と出会う。
偶然にしては出来すぎており、浩暉の動きに再び疑念が湧き上がる。
だがそこへ万琴の後輩・木下晴道も合流し、流れで4人で夕食を取ることに。
偶然の夕食──集まった仲間と“微妙な空気”
浩暉・万琴・木下の3人で食事をしていたところへ、向葵も加わり、場はさらににぎやかに。
その後、小峰刑事・正聖まで現れ、浩暉に対して妙に張り合う態度を見せる。
場の空気はどこか落ち着かず、それぞれの関係の違和感が浮き彫りになる。
帰り道、唯月との出会い──記憶にない過去
帰り道、万琴と浩暉はデリバリー配達員・夏八木唯月と出会う。
唯月は浩暉に“どこかで会ったことがある”と直感するが、浩暉はその記憶がないという。
小さな違和感と伏線が、次なる謎への導入となっていく。
捜査本部では──浩暉の過去に疑念
一方、捜査本部では大和田刑事が「浩暉はやっぱり怪しい」と主張。
10年前に浩暉の母が惨殺され、その現場は“ホルスの目”事件と酷似していたという。
事件の容疑者として逮捕されたのは父・貫路(萩原聖人)。
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謎の男の正体が判明💥
名前は設楽貫路…
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しかし、当初は息子である浩暉が犯人と見なされていたという事実が浮上する。
チラシ配り中の異変──万琴を襲う影
万琴は注意喚起のチラシを作成し、町で配布活動を行う。
その最中、彼女の背後にフードをかぶった怪しい男が尾行していることに浩暉が気づく。
男が万琴に襲いかかろうとした瞬間、浩暉が彼女を間一髪で助け出す。
蛙亭・中野の再登場──浩暉の本心を知る
万琴がチラシを配っていると、かつて浩暉に情報を売った蛙亭・中野が再登場。
中野は「あの人(浩暉)は事件解決に本気。やり方が違うだけで」と語る。
それを聞いた万琴は、浩暉への信頼を少しずつ取り戻していく。
「私、好き」──万琴の想いと浩暉の答え
その夜、万琴がLINEで浩暉を食事に誘うが、彼は断る。
しかし、偶然通りがかった浩暉に万琴は駆け寄り、「私、好き」と何度も告白する。
「この気持ちはわかってもらえなくてもいい」と涙を見せる万琴に、浩暉は後ろからそっと抱きしめるのだった。
【考察①】設楽の母親殺害の真犯人は本当に父親なのか?
設楽浩暉の母・久美子が殺害されたのは10年前。
当時、犯人として逮捕・起訴されたのは夫である設楽貫路でしたが、第3話ではこの事件に冤罪の可能性が浮上しています。
この事件と“ホルスの目殺人事件”との類似性が指摘されており、過去と現在の殺人が一本の線でつながる兆しが見えてきました。
10年前の事件と“乾いた血”の違和感
鑑識の松岡が語った重要な証言があります。
それは、「第一発見者の浩暉が通報したときには、彼の服についていた血がすでに乾いていた」という点です。
これは常識的に考えて、通報のタイミングが遅かった、もしくは事件発生直後ではなかったことを意味しています。
つまり、浩暉がすでに現場に長くいた、あるいは別の行動をしていた可能性があるのです。
罪をかぶった父・貫路の行動と再犯の疑惑
貫路はこの事件で10年の服役を終え、最近出所したばかりです。
そのタイミングで起き始めたのが“ホルスの目”殺人事件。
偶然とは思えないこの流れに、「再犯ではないか?」という疑いが浮上しました。
しかし、貫路が事件資料を部屋に貼り、犯行を追っている描写もあり、真犯人を追っている立場なのでは?という見方も出ています。
父親が冤罪の可能性も?鍵を握るのは息子・浩暉の記憶
第3話の回想では、浩暉が血まみれの手でうずくまる姿が描かれていました。
これは彼自身が事件に立ち会っていた、あるいは別の何かを隠していた可能性を示唆しています。
また、浩暉は「過去に罪を犯した」とも語っており、それがこの事件と関係しているなら、父が息子をかばって自白したという線も浮上します。
一方で、浩暉は真犯人を暴くために自らの過去に向き合い始めているように見え、彼の記憶こそがこの事件の真相を解く鍵といえるでしょう。
【考察②】3枚の桜の花びらがつなぐ万琴との過去
第3話では、設楽浩暉の“過去”と万琴の“現在”がつながる決定的なアイテムとして「3枚の桜の花びら」が登場しました。
万琴の何気ない言葉が、浩暉の中に眠っていた記憶の断片を呼び起こしたのです。
この演出は、2人がただの取材パートナーではなく、過去から因縁で結ばれていた存在である可能性を強く示唆しています。
名札の裏に隠された花びらと“3枚同時につかむと幸せ”の言葉
浩暉が押し入れから探し出した缶の中には、小学校のときの名札と、そこに大切に保管された3枚の桜の花びらがありました。
その瞬間、彼の表情には明らかな動揺が浮かび、視聴者にとっても大きな謎が浮かび上がります。
第1話で万琴が語った「3枚同時につかむと幸せになれる」という言葉と、浩暉の記憶の中にある少女との繋がりを暗示する重要な伏線となっています。
万琴の言葉が呼び起こした浩暉の記憶
実は、万琴が語った「3枚の花びら」の話は、彼女が自分で考えた創作の言葉でした。
にもかかわらず、浩暉はそれに“聞き覚えがある”かのように反応します。
第2話の夢の中で、少女が桜の花びらをつかもうとする光景もあり、万琴がその“少女”だったのではないかという可能性が急浮上します。
過去に出会っていた2人の“運命の伏線”
この設定は、サスペンスの中に運命的な恋愛ドラマ要素を混ぜ込む手法として非常に効果的です。
視聴者の間では、「万琴は浩暉の記憶の中の少女だった」「2人は小学生時代に接点があった」といった声が増えています。
もしそれが事実であれば、現在の事件も過去の再会も、単なる偶然ではなく“仕組まれた必然”だったのかもしれません。
そしてこの謎が解き明かされるとき、浩暉が何を守り、何を忘れていたのかが明らかになるでしょう。
【考察③】ホルスの目殺人事件の真犯人は誰なのか?
連続殺人事件として注目されている“ホルスの目殺人事件”は、これまでに4件が発生し、第3話では第5の犯行が起きる予兆が描かれました。
犯行現場には奇妙な規則性があり、捜査に関わる万琴はその法則から次の現場を割り出すことに成功します。
そして、その予測地点にはすでに設楽浩暉の姿が――。
4つの犯行地を結ぶと現れる“左目”の形
万琴が地図を広げて事件現場を線でつないだとき、そこに浮かび上がったのは、古代エジプトの“ホルスの左目”に似た形でした。
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偶然とは思えないその配置により、犯人は計画的に地理的な象徴をなぞって殺人を行っていることが強く示唆されます。
次に狙われるのは“目尻”にあたる地点──その場所に設楽が先回りしていたことで、彼自身への疑念も再び高まります。
第5の事件はどこで起こる?牛込柳町の可能性
万琴が推理の末にたどり着いたのは、新宿区・牛込柳町というエリア。
現地では、フード配達員・唯月が設楽の父・貫路に似た男を目撃したという証言もあり、“父の再犯説”が再燃する展開になりました。
しかし貫路はその後、野田と接触し、過去の事件に深く関与していた可能性も指摘されています。
浮上する容疑者たち:向葵、大和田、鑑識・松岡
事件の真犯人について、視聴者の間では複数の容疑者が取り沙汰されています。
- 内海向葵:万琴の親友で刺傷事件の過去を持つが、浩暉と対面した際の“一瞬の沈黙”が不穏。
- 大和田刑事:シングルマザーで息子が1人。過去の事件資料を握るなど、隠された動機が存在?
- 鑑識・松岡:10年前の事件の担当であり、“血の乾き”など証言を操作できる立場。
このように、警察内部の人間が事件に関与している可能性も否定できません。
さらに、大和田の息子=唯月説が浮上しており、親が罪を隠すために動いている構図があるのかもしれません。
第3話時点ではまだ断定できる証拠はありませんが、真犯人は既に登場済みで、視聴者の目の前にいると考えるのが自然です。
【考察④】設楽浩暉は真犯人なのか、それとも真実を追う者か
設楽浩暉は“ホルスの目”殺人事件を追う記者でありながら、物語が進むにつれ最も怪しい存在として浮かび上がってきました。
情報の先回り、曖昧なアリバイ、そして彼自身が語る“過去に罪を犯した”という発言──。
彼は真犯人なのか、それとも真実を明かそうとする者なのか? その二面性が謎を深めています。
ドラレコ映像を消去した動機と“同じスニーカー”の意味
第3話で明かされた新たな疑惑のひとつが、ドライブレコーダーの映像が消されていた件です。
しかも、その映像を最初に確認しに来たのは浩暉だったことが明らかになります。
この行動が“犯人だから消した”のか、“誰かを守るために消した”のかは判然としません。
さらに、第1話で殺人現場に残されていたスニーカーと浩暉のスニーカーが一致していた疑惑もありました。
ただしこの件は早い段階で否定されたため、ミスリードの可能性もあります。
二重人格?整形?双子?──隠されたもう一人の“浩暉”
SNS上では、浩暉の挙動や視点の曖昧さから、“別人格”や“過去の記憶障害”の存在を指摘する声も上がっています。
特に注目されているのは以下の3つの仮説です。
- 二重人格説:万琴との時間は善良だが、もうひとつの人格が犯行を繰り返している可能性。
- 双子説:浩暉には存在を隠された兄弟がいて、すり替わっているパターン。
- 整形・記憶操作説:浩暉自身が過去の罪を消し去るために何らかの“改変”を行った。
いずれにせよ、浩暉自身が知らない「もうひとつの顔」が存在する可能性は否定できません。
母の死の復讐か、それとも自身の疑惑を晴らすためか
もし浩暉が犯人ではないとしたら、彼の行動には一貫した目的があります。
それは「母の死の真相を突き止めること」。
父・貫路が犯人とされながらも、その真実を疑い、事件を追い続ける姿勢は、記者としてというより息子としての執念に感じられます。
また、何者かが彼を犯人に仕立てようとしている可能性もあり、自らの潔白を証明するための取材でもあるのかもしれません。
いずれにしても、浩暉の正体は「真犯人」か「探偵役」か、その境界を曖昧にしたまま次回へと進みます。
【まとめ】恋は闇 第3話考察の総括と今後の注目ポイント
『恋は闇』第3話では、設楽浩暉の過去、父親・貫路との関係、そして“ホルスの目殺人事件”の構図に至るまで、多くの核心的伏線が提示されました。
特に、3枚の桜の花びらと万琴との繋がりは、殺人事件とは別軸の運命の再会を感じさせ、物語にさらなる深みを与えています。
今後、各登場人物の関係性がより複雑に絡み合い、真相に迫る展開が期待されます。
父・貫路と野田、そして大和田の裏の繋がり
出所したばかりの貫路が、事件に関わっていないとは言い切れない中で、総合演出の野田や刑事の大和田との接触が描かれました。
特に野田は、大和田と私的な繋がりを持ちつつ、過去の事件資料を受け取っている描写があり、何らかの“取引”があった可能性が浮上しています。
メディアと警察の利害関係が、真実の解明を阻む構図であるとすれば、浩暉はそれを壊そうとする立場にあるのかもしれません。
“桜の花びら”と“ホルスの目”の真の意味とは
“桜の花びら”は、万琴と浩暉の過去の接点を象徴するアイテムであると同時に、浩暉の記憶と罪の象徴でもあります。
一方、“ホルスの目”という名称は、事件の地理的配置を示すだけでなく、「真実を見る目」を暗示している可能性があります。
これら2つのモチーフが交差したとき、事件と人間関係のすべてが一本につながるのではないでしょうか。
第4話で明らかになる真相は?次回の展開に注目
第5の殺人が予告される中、浩暉が次の現場に現れることで、疑惑と真相の境界がさらに曖昧になります。
第4話では、おそらく過去の刺傷事件の犯人や、向葵の本心にも触れられるはずです。
そして、「浩暉は誰を守ろうとしているのか?」が明らかになれば、このドラマの本質──すなわち“恋”と“闇”の本当の意味が見えてくるでしょう。
- 『恋は闇』第3話の全シーンを時系列で解説
- 浩暉と万琴の関係に新たな進展とすれ違い
- 母殺害事件とホルスの目事件の接点を考察
- 設楽の父・貫路が真犯人かどうかを検証
- 3枚の桜の花びらに隠された記憶の伏線
- 浩暉の“罪”が意味するものとは何かに迫る
- 浩暉は犯人なのか、真相を追う者なのか
- 登場人物たちの疑念と裏の繋がりが明らかに
- 第4話に向けて注目すべき伏線を整理
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