『なんで私が神説教』第9話ネタバレ感想｜脇坂春樹の嘘と闇の正体とは？最終回は号泣必至の神展開へ

ドラマ『なんで私が神説教』第9話では、謎の多かった脇坂春樹の“闇”が徐々に明かされ、物語はいよいよ最終回へと向かいます。

本記事では、第9話のあらすじをシーンごとに振り返り、脇坂を演じた萩原護の過去作や演技力、そしてSNS上での反応をまとめました。

さらに、最終回となる第10話の見どころについても紹介。果たして脇坂の闇は晴れるのか？名新学園の運命は？

『なんで私が神説教』第9話のあらすじ

第9話では、不登校だった脇坂春樹の出会いとともに、名新学園に波乱が巻き起こります。

脇坂の訴えに振り回される静や森口たちの葛藤が描かれ、真相の暴露とともに次週最終回への布石が打たれます。

ここでは、シーンごとに第9話のストーリーを振り返ります。

再会と“助けて”の訴え

学校帰りの静と彩華は、長期療養中だった脇坂春樹と偶然再会します。

明るく振る舞う脇坂に拍子抜けする静でしたが、突然彼は真顔になり「先生…僕を助けてくれませんか？」と切り出します。

そして「1年時にいじめられていた」と告白。加害者を特定して謝らせてほしいと無理な要求を突きつけ、「それが無理なら復讐する」と告げるのでした。

静の葛藤と学校側の反応

静は脇坂の話を受け、教員たちに相談を開始します。

校長・京子によると、脇坂は1年2月ごろに突然登校しなくなったものの、保護者からも詳細な説明はないとのこと。

聖羅や浦見、他の生徒からもいじめに関する情報はなく、脇坂の存在感は極端に薄かったと語られます。

静、森口の元を訪ねる

静は森口のマンションを訪ね、協力を要請します。

しかし森口は「あなたが嫌いだ」と静を拒絶。感情を理由に教師としての責任を放棄します。

翌日、森口は学校に姿を見せるも、教頭・新庄に協力を拒否され孤立していきます。

クラスの協力といじめ情報の空白

2年10組では彩華が事情を話し、生徒たちが自主的にいじめの事実を調査。

しかし、誰も脇坂に関する具体的ないじめの証言を持っていないことが判明します。

彩華は、中学時代の脇坂が明るく人気者だったと証言し、今とのギャップに静は疑念を深めます。

「謝らせろ」脇坂の強硬な要求

脇坂は静に対し、「明日の夜8時までに加害者を連れてきて謝らせて」と最後通告をします。

間に合わなければ自分で復讐を始めると宣言し、静を追い詰めていきます。

森口との対決、そして脇坂との裏の関係

静は再び森口に迫り、感情ではなく教師として生徒を見ろと一喝。

森口はついに協力を承諾しますが、脇坂との裏でのやり取りが発覚します。

「どうですか？麗美静の様子は？」という脇坂からのメッセージが森口に届いていたのです。

愛花の告白で明かされる“嘘のいじめ”

浦見が愛花を連れてきて、静に謝罪とともに新事実を告げます。

実は愛花も過去に脇坂から同じ要求を受けており、いじめの事実は一切なかったと証言。

脇坂は「つまんないなぁ…先生がいなくなったらからかう相手いなくなる」と言ったという。

ゲームの終焉とリストの脅し

夜8時になっても静が現れず、脇坂は苛立ちます。

森口に対して「僕に協力すると約束した」と詰め寄り、“強制退学者リスト”を使って脅迫。

新庄が破ったはずのリストを、脇坂が拾っていたことが明らかになります。

静の決別宣言、そして脇坂の“次の遊び”

翌日、静は脇坂に「全部ウソなんでしょう？最低よ」と一喝。

「この遊びはもう終わりにしましょう」と、強い決別を告げて去っていきます。

しかし脇坂は森口に「面白いこと思いついちゃいました」と不気味に語ります。

束の間の平穏、そしてリストの流出

脇坂も森口も学校に来なくなり、静は平和を感じるひとときを過ごします。

しかしすぐに、森口が作った“強制退学者リスト”が世間に流出する大事件が発生します。

次週はいよいよ最終回。名新学園を巻き込む、最大のクライマックスへと突入します。

脇坂春樹役・萩原護とは？その演技の幅に注目

第9話で本格登場した脇坂春樹を演じるのは若手俳優・萩原護。

これまでの作品とは一線を画す“闇を抱えたキャラクター”を見事に演じ、視聴者から高い評価を受けています。

ここでは、これまでの萩原護の出演作と、その中で見せた演技の幅について紹介します。

『ホットスポット』での受験生・上村役

萩原護が注目を集めた作品のひとつが、日テレ系『ホットスポット』での受験生・上村貴博役です。

村上博貴（むらかみひろたか）
上村貴博（うえむらたかひろ）#ホットスポット pic.twitter.com/P9NT5sieQz

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ホテルに長期滞在して受験勉強に打ち込む姿や、従業員に支えられて成長する様子を丁寧に表現。

真面目で優しい好青年像を自然体で演じ、多くの視聴者から好感を持たれました。

『対岸の家事』では心の支えとなる存在に

TBS系『対岸の家事～これが、私の生きる道！～』では、居酒屋のバイト・吉田明役として出演。

主演キャラの心情を受け止める聞き役としての立ち位置で、作品のドラマ性を支えました。

物語の中心にはいないながらも、“何でも話せる相手”という安心感を見事に体現していたのが印象的です。

『最高の教師』で見せた繊細な内面表現

日テレ系『最高の教師 1年後、私は生徒にされた』では、相楽グループに怯える生徒・日暮有河を演じました。

最初はうわずった声で抗議するような弱々しさを見せながらも、やがて信念を持って相楽に立ち向かう姿に視聴者は心を打たれました。

成長・変化を演技に乗せて伝える力が、萩原護の真骨頂と言えます。

このように、これまで演じてきた役柄はいずれも誠実で温かみのある青年が中心でしたが、

『なんで私が神説教』の脇坂役ではそのイメージを一変。冷徹で計算高い“闇キャラ”を巧みに演じています。

最終回では、そんな彼の演技がどこまで振り切られるのか、役者としての新境地に注目です。

脇坂の闇は消えるのか？その背景を考察

第9話では、脇坂春樹が訴えた「いじめ」の事実が虚構であり、教師をからかうための“ゲーム”であったことが明らかになりました。

しかし、その不可解な行動の背後には、ただの悪意では説明しきれない闇の深さが感じられます。

ここでは、彼の変化の背景や内面に迫り、最終回での変化の可能性を考察します。

中学時代の明るさと高校での激変

彩華によると、中学時代の脇坂は、冗談をよく言う明るく人気のある生徒だったとのこと。

その脇坂が高校では急に存在感が希薄になり、最終的には「療養」として学校から姿を消しました。

この落差から考えられるのは、心に深い挫折や孤独感を抱えた末の“自衛”の表現ではないかという点です。

“嘘のいじめ”はメンタルのSOSだった？

脇坂の行動は“悪質ないたずら”に見える一方で、自己肯定感の著しい低下や周囲との断絶を暗示しています。

教師という“安全圏の存在”を相手に、自分の存在を認識してもらいたいという歪んだ承認欲求の発露とも取れます。

さらに、「もっと本気になってください」と繰り返す言動からは、心の底で誰かに本気で関わってほしいという叫びも感じ取れます。

闇の根源と最終回での可能性

脇坂の心の“闇”は、誰にも相談できなかった孤独や、誰にも見てもらえなかった悲しみの蓄積かもしれません。

彼に必要なのは、嘘を叱ることではなく、嘘の裏にある本音を受け止める存在でしょう。

最終回で静が「神説教」でそれを引き出せるかどうかが、脇坂が変われるか否かの分岐点となるはずです。

脇坂に対するSNSの反応

第9話で本格的に登場した脇坂春樹という“闇を抱えたキャラ”に対し、SNSでは視聴者からの激しい反応が噴出しています。

萩原護の演技への賛辞から、脇坂の人格に対する不信や恐怖の声まで、その振れ幅は非常に広く、まさに“賛否両論の嵐”となりました。

「演技が凄い」VS「怖すぎて共感できない」

一部では「愛花先生、ほんとうにつきものが取れたんだな。演技うますぎる」「萩原護のあの笑顔と狂気のギャップが怖すぎて凄い」と、俳優としての萩原護に絶賛の声が上がっています。

その一方で、「え？怖いよ脇坂何考えてる企んでるんだよ」「悪意の塊みたいな子」「頭おかしいなこの子」というコメントもあり、共感よりも“恐怖や拒絶感”を抱く人も多数です。

「脇坂ってヤツめんどくせー」「このタイプが一番厄介だ」

特に多かったのは、脇坂の言動に対しての“めんどくささ”や“厄介さ”を指摘する声です。

「勝手に幻想抱いて、勝手に期待して、勝手に失望して、なんやコイツ」「なら、いじめた子の名前、教えればいいのに なぜゲームみたいに？」など、脇坂の言動を“自己中心的”と見る意見も少なくありません。

また、「先生をいじめてるのは脇坂の方やろ」「精神的に病んでるのかこの子は」というコメントには、彼の言動の裏に“病理”を見出す声も含まれています。

森口や新庄、学校側にも厳しい目が

脇坂だけでなく、「ほんま森口って考えがガキやよなw」「森口先生がいじめてたんじゃないの？」といった、教師陣への疑念や苛立ちも噴出。

さらに、「ゴミ箱にポイだなんて、教頭なのに セキュリティリテラシー無さすぎ」「はいバレた強制退学リストwwww」と、“強制退学者リスト”の流出に対する批判も集まっています。

「理事長切り捨てるとかふざけんな」「こんな人が理事長で大丈夫？？」と、名新学園自体への信頼が崩れている様子も見られます。

「人を助けるって、めちゃくちゃ難しい課題」

印象的なのは、ある投稿の言葉。「人を助けるって、めちゃくちゃ難しい課題」――これはまさに、今作のテーマを的確に表した一言でしょう。

脇坂を助けようとする静、そして振り回される教師たちや視聴者自身が、この言葉に深くうなずいているのではないでしょうか。

第10話での“神説教”が、この複雑な感情をどう昇華させてくれるのか、SNSでも注目が集まっています。

最終回（第10話）の見どころを徹底解説

『なんで私が神説教』は、第10話でいよいよ最終回を迎えます。

第9話で明らかになった“強制退学者リスト”の流出により、名新学園は大混乱。

生徒、教師、保護者、世間の目が交錯する中、静がどのような“神説教”でこの危機を乗り越えるのかに注目が集まります。

強制退学リスト流出で学園がパニック状態に

脇坂の手によってSNSに75名の“強制退学者リスト”が流出。

報道機関や保護者からの問い合わせが殺到し、学校は“知らぬ存ぜぬ”の姿勢で対応しますが、状況はさらに悪化します。

森口がカメラの前で「私が計画した」と告白した動画が拡散され、学園の信頼は失墜。

静の苦悩と校長・京子の倒れる姿

静は「生徒にウソをつくのは…」と葛藤しつつ、その場しのぎの発言で自らを追い詰めていきます。

理事長が雲隠れする中、校長・京子が責任を取ろうとしますが、ついに過労で倒れてしまうという最悪の事態に。

全校集会も中止され、名新学園は休校に追い込まれるのです。

脇坂の最後の挑発と“本物の神説教”

2年10組に現れた脇坂は、静と学校を非難し、生徒たちの不安を煽ります。

教室はバラバラとなり、学園は完全に崩壊寸前の状態へ。

そんな中、静が最後の“神説教”に立ち上がることが予告されています。

見どころポイント3つ

• ① 脇坂は心を入れ替えるのか？
  本気で向き合う静の言葉が、彼の“闇”をどう動かすのか。
• ② 森口、新庄、理事長…大人たちは責任を取れるのか？
  リスト問題の責任の所在と、再起の道が問われます。
• ③ 学園は救われるのか？
  崩壊寸前の学校が、静の言葉でひとつになれるのかに注目。

「私がこれから話すことをノーカットで拡散しなさい」――。

予告に登場したこのセリフこそが、シリーズを締めくくる最大の“神説教”の幕開けとなるでしょう。

果たして、静は誰の心にどんな言葉を届けるのか。最終回はまさに“神回”必至です。

「なんで私が神説教」第9話・最終回に向けたまとめ

第9話では、脇坂春樹が仕掛けた“嘘のいじめ”という劇薬のようなシナリオが、名新学園のバランスを大きく崩すきっかけとなりました。

教師をからかい、リストを武器にして操ろうとする彼の姿には、ただの悪意だけでは語れない“深い孤独と歪んだ承認欲求”が見え隠れします。

一方、静や森口、新庄といった教師陣は、それぞれが“教育者としての在り方”を問われ、強制退学者リスト問題は、学校そのものの崩壊を予感させる展開となりました。

SNSでは、萩原護の怪演に「怖いけど目が離せない」「この闇の深さ、すごすぎる」との声が集まり、シリーズ最大の“神回”を予感させる盛り上がりを見せています。

そして第10話、いよいよ“神説教”が炸裂する瞬間がやってきます。

脇坂の闇に光は届くのか？ 崩壊寸前の学園は救われるのか？ そして、静の言葉は誰の心に刺さるのか――。

最終回はきっと、涙と希望に満ちたラストになることでしょう。

すべての伏線が回収され、視聴者に大きなカタルシスを与える“神展開”に、どうぞご期待ください。