『大追跡』第6話ネタバレ|“誘拐の日”あの2人が防犯カメラに?見逃し注意のコラボ登場シーンとは

2025年夏ドラマ
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「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」第6話では、名波凛太郎の急性虫垂炎による入院、そこから始まる複雑な誘拐・窃盗事件が描かれました。SSBC強行犯係の卓越した捜査分析、そして緊迫の展開はまさに見応えたっぷりでした。

さらにドラマ内で、ぼやけた車ナンバーを推定する「低解像度ナンバー推定プログラム PRESLLI(プレスリー)」が登場し、リアルな捜査技術を感じさせます。

そして「誘拐の日」とのドラマ間コラボも実現。大型モニター分割画面に、あの二人が“さりげなく”映り込んだ演出は、ファンならずともドキッとさせられました。

この記事を読むとわかること

  • 『大追跡』第6話の複合事件と名波の推理の全貌
  • 実在する捜査技術「PRESLLI」のリアルな活用例
  • 「誘拐の日」との衝撃のコラボシーンの詳細

『大追跡』第6話のあらすじ

第6話は、名波凛太郎の入院という予想外の事態から始まり、誘拐・殺人・窃盗・株価操作が絡む複合事件が展開されました。

以下に、エピソードの流れを紹介します。

事件の真相解明とともに、SSBCの活躍が際立つ構成となっています。

名波、急性虫垂炎で救急搬送

名波凛太郎(相葉雅紀)は、前職の同期・柏木亮太(千葉雄大)と原恭平(渋谷謙人)と食事中に突然腹痛を訴え、救急搬送されます。

このとき柏木は、苦しむ名波の様子を動画に撮影していました。

運転手刺殺事件が発生

同時刻、都内で男性が刺殺される事件が発生。

被害者は諸星警備保障の社長専用送迎車の運転手・富田秀明(二階堂智)でした。

青柳遥(松下奈緒)と八重樫一課長(遠藤憲一)は、副社長・荒木谷修(正名僕蔵)に話を聞き、態度の不自然さから疑いを深めます。

連続窃盗事件が発生

その夜、青山の宝石店と成城の住宅で連続して侵入窃盗事件が発生します。

どちらも、警備は諸星警備保障が担当していました。

伊垣修二(大森南朋)は、事件同士に関連性があると見て、調査を開始します。

社長誘拐が発覚

荒木谷への聴取を続けた結果、社長・諸星克也(山田明郷)が誘拐されていることが明らかになります。

犯人は金ではなく、諸星警備保障の警備システムを切るよう要求していました。

名波が株価と犯行の動機に注目

病院で休む名波は、諸星警備保障の株価に注目し、窃盗事件との連動によって株価が下がれば空売りで利益を得る者がいると予測します。

伊垣に調査を依頼し、空売りしていたのが柏木であることが判明します。

さらに、柏木が証券会社時代に社長の資産を4億円失い、退職していた過去も判明します。

柏木の脅迫電話を傍受

SSBCは、ドローンを使って柏木の部屋の音声を傍受します。

青柳は社長の妻になりすまして電話を受け、柏木が警備停止を強要している音声を録音します。

さらに、柏木が「諸星を殺せ」と命じる音声も記録されました。

SAT突入で社長救出

SSBCは事前に特定していた犯人グループのアジトへSATが突入し、社長を無事に救出します。

柏木も逮捕され、スマホや証拠品が押収されました。

株価暴落と記者会見

事件が明るみに出て、諸星警備保障の株価は一時暴落します。

しかし、社長自らの記者会見により、株価は落ち着きを取り戻します。

八重樫はいつも通り、自信を持って記者会見に臨みました。

低解像度ナンバー推定プログラムPRESLLI(プレスリー)とは?

ドラマ内での登場と役割

第6話で注目を集めたのが、「低解像度ナンバー推定プログラムPRESLLI(プレスリー)」の登場です。

これは、防犯カメラなどに映るぼやけたナンバープレート画像から車両のナンバーを推定するためのプログラムで、ドラマ内ではSSBCが容疑車両の特定に使用していました。

この技術は、現実にも存在する捜査支援プログラムです。

開発の背景と導入状況

PRESLLIは、県警の科学捜査研究所(科捜研)の藤田佳久所長補佐が、捜査部門からの要望を受けて2009年に研究を開始し、約2年の試行錯誤を経て開発されました。

2011年に警視庁でも紹介されて以降、全国の警察に広まり、現在では42都道府県警で運用されています。

画像処理と照合システムの仕組み

プログラムの特徴は、画像処理によって数字がぼやけた状態を再現し、数千パターンの類似画像と比較して候補を自動抽出する点にあります。

その結果、最大30件の候補ナンバーがリスト化され、車種や車体色などの情報と組み合わせて照合することで、特定精度を高めています。

実際の捜査現場での活用実績

この技術は、ひき逃げ事件や窃盗事件などの捜査で実際に成果を挙げており、2012年には大分県内で29件の事件で使用され、14件で車両の特定に成功しています。

さらに、近年ではナンバープレートの位置を自動で認識する機能の改良も進められています。

ドラマが描いたリアルな捜査風景

劇中での使用シーンは、現実の捜査現場での運用方法をリアルに描写しており、SSBCの先端技術を象徴する存在として印象的に扱われました。

「誘拐の日」とのコラボしたシーンとは

コラボの背景と発案者

この異色のコラボレーションは、2025年6月23日に開催されたテレビ朝日の合同会見イベント「tv asahi DRAMA FES 2025 Summer」がきっかけで生まれました。

この場で「誘拐の日」で主演を務める斎藤工が「僕たちも“追跡”してくださいよ!」と発言し、その場にいた両番組のスタッフとキャストが盛り上がったことで実現。

作品の垣根を超えたテレビ朝日の新たな試みとして、夏クール同枠ドラマ同士のサプライズコラボが第6話で実現することとなりました。

登場シーンの詳細

新庄政宗(斎藤工)と七瀬凛(永尾柚乃)が登場するのは、2つ目のCM開けに捜査一課主任・青柳遥(松下奈緒)がSSBCを訪れたシーンです。

その際に映し出された大型モニターの9分割画面に、新庄と凛が映る駐車場の防犯カメラ映像がさりげなく表示されていました。

モニターの右上に、車から降りてトランクに話しかける新庄と、それを見守る凛の姿が映っており、気づいた視聴者たちの間で大きな話題となりました。

「誘拐の日」につながる重要シーン

このカメラ映像は、「誘拐の日」第7話(2025年8月19日放送予定)の直前に起きた重要シーンを描いたものとされています。

映像の中で注目すべきは、普段はヨレヨレの服を着ている新庄が、スーツとネクタイ姿で登場している点です。

さらに新庄は、トランクの中に誰かがいるかのように話しかけており、“再び誰かを誘拐した可能性”すら感じさせる演出となっていました。

この演出により、両作品を視聴しているファンは今後の展開をより深く考察でき、ドラマの世界観がひとつのユニバースとして広がっていることを強く印象づけられました。

SNSでは「まさかのクロスオーバー!」「スーツ姿の新庄が気になる」「誘拐の日がさらに楽しみになった」と反響を呼び、コラボは大成功と言える仕掛けとなっています。

『大追跡』第6話の感想

第6話に対する視聴者の反応は、コラボ演出やキャラクター描写の深みを評価する声が多く見られた一方で、物語構成への課題を指摘する意見もありました。

まず話題を集めたのは、「誘拐の日」とのクロスオーバーです。

SNS上では「まさか映ってるとは!見返した!」「今週の見どころはモニターの右上!」といった声が多く、ドラマ同士の“世界観のリンク”に興奮する視聴者が続出しました。

また、犯人・柏木亮太(千葉雄大)のキャラクター造形にも注目が集まりました。

「可愛い顔なのに冷酷すぎる」「あの人がやるから余計にゾクっとする」といった声があり、彼の二面性を描いた演出がリアルで説得力があると評価されています。

一方で、「サイコパスだけど詰めが甘いのが人間くさい」「策士だけど自己愛が透けて見えて怖い」といった、共感と嫌悪の間で揺れる視聴者心理も見受けられました。

一方で、構成面に対する厳しい声もありました。

特に、レビュー記事では「名波がいないだけで物語が停滞している」「伊垣も青柳も捜査しているように見えない」など、捜査チームの動きの鈍さを指摘する意見が見られました。

「結局、名波が入院先から全て動かしている安楽椅子探偵的な展開に頼っていて、SSBCが活かされていない」という声もあり、シリーズ全体の構造的課題として語られる部分でもあります。

それでも、「今回の回はあえて“動かない名波”を軸にしたことで、柏木の動きが際立った」と肯定的に捉える人も。

特に、“自ら姿を見せず、外から事件を操る犯人と主人公”という対比構造に気づいた視聴者からは、「心理戦としてはかなり完成度高い」との評価もありました。

総じて第6話は、キャラクター描写と伏線構成において印象的な回であると同時に、今後の展開に向けた“構造調整”が問われる回でもあったと受け止められています。

まとめと第7話の見どころ

第6話は、実在の捜査技術「PRESLLI(プレスリー)」の活用や、「誘拐の日」とのドラマコラボといった、視聴者に驚きを与える要素が満載のエピソードでした。

柏木亮太の緻密な計画と、その裏にある人間的なほころびが丁寧に描かれたことで、サスペンスと人間ドラマの両面を味わえる仕上がりとなっています。

SSBCチームが分析力で事件を紐解いていく姿と、モニター越しに交錯する他作品のキャラが加わることで、「大追跡」の世界観がさらに立体的に広がった回と言えるでしょう。

次回・第7話「真夏の目撃者」(8月20日放送予定)は、伊垣修二(大森南朋)の娘・美里が通う中学校で事件が発生するという衝撃の展開から始まります。

遺体で発見されたのは、数学教師・町沢圭一(マギー)。体には無数の殴打痕が残されており、近くの雑居ビルからプールに転落した可能性が浮上します。

SSBCは中学校周辺や雑居ビル内外の防犯カメラ映像を徹底解析し、事件当夜に現場付近で2時間停車していた怪しいワンボックスカーの存在も確認されます。

さらに、町沢のスマホからは中高生の連絡先が1000件以上も見つかり、その中にはなんと美里の番号も。

伊垣と青柳は動揺しつつも、美里から「先生がヤバい連中と関わっていた」という証言を得て、違法薬物の横流し疑惑にまで発展していきます。

その矢先、名波が確認していた渋谷の映像から町沢の姿を発見。彼が出入りしていた店には半グレ集団がいて、町沢が彼らに土下座していた事実が判明します。

教育者としての顔の裏に何があったのか――。

信頼されていた教師の“裏の顔”と、家族を守ろうとする刑事たちの葛藤が交錯する第7話は、心理戦と人間ドラマの濃度がさらに増す重要回になりそうです。

この記事のまとめ

  • 名波の入院から始まる複雑な誘拐・株価操作事件
  • 実在の捜査技術「PRESLLI」がリアルに登場
  • 柏木の冷酷な計画と人間的な綻びが鍵
  • 「誘拐の日」とのサプライズ映像コラボに注目
  • モニター右上に映る新庄と凛の意味深演出
  • SSBCが分析と傍受で犯人グループを追い詰める
  • 株価暴落と記者会見で会社の命運が揺れる
  • 構造的課題とキャラ描写への賛否が分かれる回
  • 次回は教師の裏の顔と家族の葛藤が交錯

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