『VIVANT』第16話(第2シーズン 第6話)では、野崎守が日本を裏切ったように見えた理由が明らかになる一方、死んだと思われていたリュウ・ミンシュエンにも新たな事実が判明しました。
ドラマの中では「ダブルエージェント」という言葉が使われていますが、野崎、リュウ、チョウの立場が複雑に重なったため、「結局、誰が誰の味方なの?」「野崎とリュウはどちら側?」と混乱しやすい展開です。
結論からいうと、第16話時点では野崎は日本公安側、リュウはシンシー側です。
ただし、同じ二重スパイ(ダブルエージェント)のように見えても、野崎とリュウでは潜入している方向が正反対です。
さらにリュウには野崎への強い感情が残っているため、「組織上は誰の味方なのか」と「最後に誰を選ぶのか」は分けて考える必要があります。
この記事では、第16話で判明した事実をもとに、野崎とリュウの「本来の所属」「潜入先」「誰をだましているのか」を整理し、複雑な二重スパイ(ダブルエージェント)の関係を分かりやすく解説します。
- 第16話時点で野崎とリュウがどちら側なのか
- 二重スパイ(ダブルエージェント)が分かりにくい理由
- リュウが今後も野崎の敵なのかという未確定部分
VIVANT第16話の二重スパイ(ダブルエージェント)を整理|野崎は日本側、リュウはシンシー側
第16話の関係は、「誰がダブルエージェントなのか」だけで覚えるより、「もともとどちら側で、どこへ潜入しているのか」で考えると分かりやすくなります。
野崎は日本公安側からシンシーへ潜入し、リュウはシンシー側から日本側へ潜入していた人物です。
| 人物 | 本来の所属 | 潜入先・偽装した立場 | 第16話時点 |
|---|---|---|---|
| 野崎守 | 日本公安側 | 日本を裏切ったように見せてシンシーへ潜入 | 日本側 |
| リュウ・ミンシュエン | シンシー | 日本側で野崎のエージェントとして活動 | シンシー側 |
| チョウ・ケイシ | シンシー側として日本に潜入 | 野崎のエージェントとして活動 | のちにシンシーから離れようとする |
野崎とリュウは、同じ方向へ動いている二重スパイ(ダブルエージェント)ではありません。
むしろ潜入する方向が真逆だからこそ、「誰が味方で誰が敵なのか」が分かりにくくなっています。
野崎は日本を裏切ったのではなくシンシーへ潜入している
野崎は別班員をシンシー側へ渡したため、一時は本当に日本を裏切ったように見えていました。
しかし第16話では、野崎が佐野公安部長と連携し、シンシーの実態を探るために潜入捜査を進めていたことが明らかになります。
つまり野崎は「シンシーの味方になった」のではありません。
シンシーから本物の裏切り者だと信じてもらうことで、その内部へ入り込もうとしている日本公安側の人物です。
ドラマの中で使われる言葉に合わせれば、野崎も二重スパイ(ダブルエージェント)の状態にあると考えると理解しやすいでしょう。
リュウは日本側に入り込んでいたシンシーのダブルエージェント
一方、リュウは5年前に北京で野崎の下につき、日本側のリエゾンとして活動していました。
野崎はリュウを信頼し、北朝鮮で拘束された際には予備費を使って傭兵を雇い、救出しようとまでしています。
ところが第16話で、リュウ自身がもともとシンシーの諜報員だったことを明かします。
リュウは日本で育ち、日本側の人間として野崎に近づきながら、実際にはシンシー側から送り込まれていた二重スパイ(ダブルエージェント)だったのです。
野崎が「日本側からシンシーへ入る人物」なら、リュウは「シンシー側から日本側へ入っていた人物」と整理できます。
野崎とリュウがどちらも二重スパイ(ダブルエージェント)に見えるのはなぜ?
第16話が複雑に感じられる最大の理由は、野崎、リュウ、さらにチョウまで、複数の人物が表向きとは異なる立場で動いていることです。
同じ「ダブルエージェント」という言葉が登場しても、それぞれが誰を欺いているのかは異なります。
野崎は「日本側からシンシーへ」潜入している
野崎の出発点は日本公安です。
シンシー側に「日本を裏切った」と信用させ、その内部へ入り込んで実態を探ることが目的です。
そのため、野崎にとってはシンシーから疑われないことが何より重要になります。
公安内部にシンシーが仕掛けた監視カメラがあると分かってからも、それを取り外せば自分がダブルエージェントだと疑われるため、監視されている状態をあえて維持していました。
外事4課の情報がシンシー側へ流れる状況にも耐えながら、潜入の機会を待ち続けていたことになります。
リュウは「シンシー側から日本側へ」潜入していた
リュウの出発点はシンシーです。
幼い頃からシンシーの諜報員として育てられ、日本で教育を受けた経歴を利用して日本側へ入り込んでいました。
北京では野崎の協力者として働いていたため、野崎から見れば信頼できる味方です。
しかし実際には、そのリュウ自身がシンシー側から送り込まれた二重スパイ(ダブルエージェント)でした。
野崎は日本からシンシーへ、リュウはシンシーから日本へ。この矢印が正反対だと理解すれば、第16話の関係はかなり整理しやすくなります。
SNSでも第16話放送後には、ダブルエージェントが多くて関係が分かりにくいという趣旨の反応が確認されています。
登場人物が多いことだけでなく、味方に見える人物が敵側、裏切り者に見える人物が味方側という逆転が重なったことが、混乱につながったと考えられます。
野崎が別班員をシンシーへ渡したのは2か月以内に潜入捜査を終える覚悟があったから
野崎が日本側なら、「なぜ別班員をシンシーへ渡すような危険な作戦を選んだのか」という点が気になります。
第16話では、この部分について野崎がどのように考えていたのかも示されています。
野崎は別班員なら2か月は耐えられると踏み、その2か月以内にシンシーへの潜入捜査に片を付けるつもりで潜入していました。
つまり、別班員を引き渡したあとに行き当たりばったりで救出方法を考えていたわけではありません。
野崎の中では、別班員が耐えられると想定した期間と、自分がシンシー内部で捜査を完遂する期限が最初から結び付いていたことになります。
もちろん別班員にとって極めて危険な状況であることに変わりはありません。
それでも野崎は、別班員の能力を信じたうえで「2か月以内に決着をつける」という期限を自分自身に課していたと考えられます。
別班員を渡すことが野崎の信用につながった
野崎がシンシーへ入り込むには、「本当に日本を裏切った」と信じ込ませなければなりません。
そこでシンシー側から求められた別班の情報を渡し、自分を保護することを条件に内部へ入っています。
日本の機密組織である別班の情報を売る行為は、シンシー側から見れば野崎の裏切りを信じる大きな材料になります。
視聴者から見ても野崎が本物の裏切り者に見えたのは、この作戦そのものがそれだけ危険で説得力のある偽装だったからでしょう。
野崎は別班員の居場所を日本側へ伝えようとしていた
野崎はシンシー内部へ入ったあとも、日本側とのつながりを完全に断っていたわけではありません。
東条の口座へ送った金額を利用し、円周率を使って別班員がいる場所の座標を知らせるという方法で情報を残しています。
乃木たちは送金額から座標を読み解き、別班員がシャキ城にいることへたどり着きました。
この行動からも、野崎の目的が別班をシンシーへ売り渡して終わることではなく、潜入捜査を進めながら別班員の救出につなげることだったと分かります。
チョウも二重スパイ(ダブルエージェント)だった?5年前の関係を整理
野崎とリュウだけを見ても複雑ですが、第16話ではチョウ・ケイシも二重スパイ(ダブルエージェント)だったことが明らかになり、さらに関係が入り組みます。
ただしチョウは、リュウとまったく同じ立場のまま最後まで動いたわけではありません。
5年前、野崎はリュウとチョウを日本側の協力者として使っていましたが、チョウについては当時から他国側へ情報を流している可能性を疑っていました。
実際にチョウはハン・リンシンへ情報を渡しており、日本を不利にする情報もシンシー側へ流していました。
しかしリュウの件をきっかけに、チョウはこれ以上シンシーに従えないと考えるようになります。
そして野崎へシンシーや核融合研究に関する情報を伝え、ハンからの誘いに乗るよう促しました。
その後、チョウはシンシーから逃れようとしたものの命を落としています。
つまり第16話では、「一度ダブルエージェントだった人物が最後まで同じ組織に忠誠を持ち続けるとは限らない」という例もチョウによって示されています。
この点は、現在シンシー側にいるリュウが今後どう動くのかを考えるうえでも気になる要素です。
リュウは本当にシンシーの味方?野崎への感情は別に考える必要がある
第16話で確認できる組織上の立場だけを見れば、リュウはシンシー側です。
ただし、リュウには野崎への強い感情があるため、「シンシー所属=最後まで野崎の敵」とまではまだ断定できません。
第16話時点ではリュウはシンシー側
リュウは拘束されて殺されそうになった際、自分がシンシーの諜報員として日本側へ潜入していたことを明かしています。
その後、日本側には死亡したと伝えられ、リュウの任務は終了したことになっていました。
しかし実際には生きており、第16話でシンシー側の人物として野崎の前に再登場します。
そのため「第16話時点でリュウは誰の味方?」という質問への答えは、組織上はシンシー側です。
リュウは野崎だけは疑い続けていた
リュウは野崎と再会すると、野崎が本当に日本を裏切ったのかを疑います。
野崎から「自分以外は疑え」と教えられたことを守り、その野崎本人さえ信用し切っていないのが皮肉なところです。
野崎がルモーへ来てからの行動を監視し、別班員がシャキ城にいるという情報を得たことまで把握していました。
つまり野崎はポリグラフを突破してシンシー内部へ入ることには成功したものの、かつて最も信頼していたリュウに疑われることで窮地に立たされます。
野崎への強い感情が今後の選択を変える可能性はある
一方で、リュウが野崎に抱いている感情は単なる任務上の関係ではありません。
5年前、リュウは野崎から認められたいという思いから危険な潜入へ踏み込み、現在も野崎への強い執着を見せています。
さらに、チョウが残した情報によって、野崎が自分を見捨てたのではなく、傭兵まで雇って救出しようとしていた事実も知っています。
そのためリュウの中では、「シンシーへの所属」と「野崎への感情」が完全には一致していない可能性があります。
SNSでも、リュウは最終的に野崎を助けるのではないかという見方が出ています。
ただし、これは第16話時点では考察にすぎません。
現時点では「所属はシンシー側。ただし野崎を最後まで敵として扱うかは未確定」と整理するのが妥当です。
第16話の野崎とリュウの関係を一言で整理すると?
第16話の二重スパイ(ダブルエージェント)関係は、「誰が味方か」という結果だけでなく、どの組織からどこへ潜入したのかを見ると理解しやすくなります。
野崎は日本公安側からシンシーへ潜入し、リュウはシンシー側から日本側へ潜入していました。
野崎は日本を裏切ったように見えていましたが、佐野公安部長と進める潜入捜査のためにシンシー側の信用を得ようとしていました。
別班員についても、野崎は「別班員なら2か月は耐えられる」と考え、その2か月以内にシンシーへの潜入捜査を終わらせるつもりで動いています。
一方のリュウは、日本側の協力者として野崎の下で活動していましたが、本来はシンシーから送り込まれていたダブルエージェントでした。
したがって、第16話時点の組織上の立場は「野崎=日本側」「リュウ=シンシー側」で整理できます。
ただしリュウには野崎への強い感情があり、チョウのように組織との関係が変化する可能性も残されています。
「現在どちら側にいるのか」と「最後に誰の味方になるのか」は、分けて考えた方がよさそうです。
VIVANT第16話まとめ
『VIVANT』第16話の二重スパイ(ダブルエージェント)関係は、野崎とリュウの潜入方向を分けて考えると整理できます。
野崎は日本公安側からシンシーへ潜入し、リュウはシンシー側から日本側へ潜入していた人物です。
野崎が別班員をシンシーへ渡したことで本物の裏切り者に見えましたが、第16話では佐野公安部長と進める潜入捜査だったことが明らかになりました。
野崎は別班員なら2か月は耐えられると踏み、その2か月以内にシンシーへの潜入捜査を終わらせる覚悟で内部へ入っています。
一方のリュウは、野崎のエージェントとして日本側に入り込んでいたシンシーの二重スパイ(ダブルエージェント)でした。
ただしリュウには野崎への強い感情が残っており、今後もシンシー側として野崎と敵対し続けるかは第16話時点では確定していません。
- 第16話時点で野崎守は日本公安側、リュウはシンシー側
- 野崎は日本を裏切ったように見せてシンシーへ潜入している
- リュウは日本側に入り込んでいたシンシーの二重スパイ(ダブルエージェント)
- 野崎とリュウは潜入する方向が正反対なため関係が分かりにくい
- 野崎は別班員なら2か月は耐えられると踏み、2か月以内の潜入捜査完遂を目指している
- 野崎は送金額を利用して別班員がいるシャキ城の座標を日本側へ伝えた
- リュウは組織上シンシー側だが、野崎への感情から今後の立場には未確定部分が残る






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