「クジャクのダンス、誰が見た?」第7話が放送され、ついに心麦の正体が明らかになりました。
これまでに張られていた伏線が回収される一方で、新たな疑惑が浮上。特に赤沢刑事や鳴川弁護士の行動が怪しく、多くの視聴者が「犯人なのか?」と考察を巡らせています。
この記事では、第7話のあらすじを振り返りながら、真相に迫る考察を行います。
- 「クジャクのダンス」第7話の詳細なあらすじ
- 阿波山の火事の真相と赤沢刑事の行動の意味
- 鳴川弁護士=カラビナ男説の根拠とその疑惑
- 阿南検事と鳴川の関係、WR天然水の伏線
- 今後の展開予想と黒幕の可能性
クジャクのダンス第7話のあらすじ(ネタバレあり)
「クジャクのダンス」第7話では、ついに心麦の出生の秘密が暴かれ、彼女が林川歌だったことが明らかになります。
さらに、赤沢刑事の謎めいた行動や阿波山の告白、阿波山家の火事といった事件が重なり、物語は一気に加速。
心麦のルーツを巡る真相と、それを知った彼女の苦悩が描かれた、非常に重要な回となりました。
心麦は林川歌ではない?一時の安堵
津寺井の家を訪れた心麦(広瀬すず)は、これまでの疑念を晴らす重要な情報を得ます。
津寺井は「林川歌はシンガポールに留学している」と話し、心麦は自分が林川歌ではないと思い込みます。
「やっぱり違ったんだ…」と安堵し、津寺井家を後にします。
そこで、心麦は鳴川に、記者の神井に「あなたは林川歌ではないか?」と言われたことを話します。
鳴川弁護士(間宮啓行)は「わしにええ考えがある」と含みのある発言をします。
神井記者との対峙…母子手帳に記された真実
鳴川は松風(松山ケンイチ)に電話し「津寺井は林川歌を育てた」と伝えたうえで、
「これからお嬢(心麦)に付きまとっている記者に会いに行ってくるわ」と言い、一方的に電話を切ります。
心麦は神井と直接対峙し、そこに鳴川も現れます。
「なんでこの子を林川歌だと思うてる?」と鳴川が詰め寄ると、
神井はスマホの画面を見せ、「証拠を見せますよ。あなたの母子手帳です」と告げます。
そこには心麦の出生時の体重と身長が記されており、出産した産婦人科と名前が書かれていました。
「なんで…?もしかして家にあったの?」と動揺する心麦。
さらに、神井は「阿波山京一郎と高畑まどか、この二人に見覚えは?」と問いかけます。
この名前は、亡き父・山下春生(リリー・フランキー)が残した手紙にも記されていたものでした。
鳴川は「ええ加減にせえや、情報ぜんぶ出せや!」と神井を強く責めますが、
神井は「君はヤメケン(元検事)だろ?辞めても抜けないんだな」と意味深な言葉を投げかけます。
そして、阿波山の住所を教えたうえで、「俺が書いた記事も読め」と週刊誌を渡し、
最後に「すべてを知ったとしても、楽になれるとは限らない」と不気味な忠告をします。
阿波山の告白…心麦=林川歌が確定
心麦と松風は、阿波山産婦人科を訪れます。
すでに閉院していましたが、そこにいた夫婦が心麦を見て驚き、
「心麦ちゃん?」と口にします。
「私、山下心麦です。父が以前ここを訪れていたことがあると聞きました」と伝えると、
阿波山は彼女を家へ招き入れ、驚愕の事実を語ります。
「君は東賀山事件の唯一の生存者・林川歌だ」
事件当時、赤ん坊だった林川歌は、赤沢刑事(藤本隆宏)と山下春生によって保護され、
津寺井の手から守られたのです。
しかし、林川歌が誰なのかが世間に知れ渡れば、事件の真相にまで踏み込まれる恐れがありました。
そこで赤沢は、彼女を山下夫妻の養子とし、出生証明書を偽造して「山下心麦」として育てる決断をしました。
「その時の映像がある」と阿波山はビデオカメラを取り出します。
映像には、幼い心麦を優しく迎える山下夫妻、
そしてその隣には赤沢刑事と彼の妻・京子(西田尚美)の姿が映っていました。
「今日からあなたは心麦ちゃんよ」
その瞬間、心麦は涙を流し、自分が本当の両親ではなく、
誰かに守られて生きてきた存在だったことを実感するのでした。
心麦の涙…クリームソーダの喫茶店へ
真実を知った心麦は、衝撃のあまり阿波山の家を飛び出します。
浜辺で松風と語り合い、
「私、何も知らずに生きてきた…」
「でも、今どう生きるかが大切なんじゃないか?」
と自分を励まします。
その後、心麦は松風に「黄色い壁の喫茶店にクリームソーダがあるか確かめたい」と言い、足を運びます。
やはり、喫茶店のメニューにはクリームソーダがありました。
そこでは、赤ちゃんを抱いた夫婦が仲睦まじく過ごしていました。
「いいな…」とつぶやく心麦。
幼い頃の記憶が蘇り、心麦は赤ちゃんと共に声を上げて泣きます。
阿波山家の火事…歩き去る赤沢
ラストで、赤沢刑事は阿波山のもとを訪れます。
「心麦にすべてを話した」と告げる阿波山に対し、
「あなたも山下さんも人が良すぎるのがあだになる」と冷たく言い放ちます。
そして、その直後…
阿波山の家が炎に包まれる。
その場から静かに歩き去る赤沢刑事の姿が映し出され、物語は幕を閉じます。
クジャクのダンス、誰が見た?第7話の考察
第7話では心麦の出生の秘密が明らかになり、彼女が林川歌であることが確定しました。
しかし、それと同時に鳴川弁護士の正体や赤沢刑事の行動にさらなる疑念が生じ、物語は新たな局面へと突入します。
ここでは、第7話で明らかになった事実を整理し、今後の展開を考察していきます。
① 鳴川弁護士=カラビナ男説は確定か?
これまでにも鳴川弁護士(間宮啓行)がカラビナ男(リュックの男)ではないかという疑惑がありましたが、第7話でその線がさらに濃厚になりました。
その根拠として、以下の点が挙げられます:
- 鳴川は東賀山事件の担当検事であり、当時強引な手法で遠藤力郎を起訴に持ち込んでいた可能性が高い。
- 津寺井との電話で「話が違うだろ」と言われており、事件の裏で何らかの取引をしていたことが示唆される。
- 阿南検事がカラビナ男と電話をする際、検察の同期で撮影した写真を見ていたが、写真の右端が意図的に写されていなかった。
- この写真には当時の上司が写っていたと考えられるが、それが鳴川だった可能性が高い。
さらに、鳴川の息子も弁護士であることが過去に示唆されており、阿南検事の回想から阿南の実父=鳴川である可能性も浮上しています。
つまり、鳴川は事件の隠蔽に関与し、それを検察の立場を利用して操作していた可能性があるのです。
② 赤沢刑事の行動は味方か敵か?
第7話では、赤沢刑事(藤本隆宏)がますます謎めいた行動をとるようになりました。
彼は過去に林川歌の身分を隠すために出生証明書を偽造しましたが、それは本当に彼の善意によるものだったのか?
特に気になるのは、以下の点です:
- 阿波山に対して「あなたも山下さんも人が良すぎるのがあだになる」と言い放っている。
- 阿波山の家が火事になった直後、赤沢がその場を静かに立ち去る姿が映し出される。
- 赤沢の妻・京子(西田尚美)が「今日は遅くなる」との連絡を受けて不安そうな表情を見せていた。
また、京子の行動にも不審な点がいくつかあります。
- 京子は赤沢が阿波山の家に行くことを勘づいていた可能性がある。
- 心麦が持っていた猫のお守りに盗聴器が仕込まれていたとすれば、それを知った京子が赤沢の行動を監視していた可能性がある。
- 猫のお守りを赤沢が渡したように見せかけて、実は京子の独断だった可能性もある。
さらに、共犯者であるカラビナ男(鳴川)と京子が協力して、心麦をコントロールしようとしている可能性も考えられます。
③ WR天然水と赤沢京子の関係
第7話のラストで神井記者がWR(ウッドリバー社)の天然水の情報を見つけ、にやけるシーンがありました。
このことから、赤沢京子がウッドリバー社と関係がある可能性が浮上。
さらに、彼女が春生殺しや東賀山事件に関与していたのではないかという疑惑が高まっています。
ウッドリバー社が事件にどう関与しているのかはまだ明らかではありませんが、
この企業が背後に存在することで、赤沢や鳴川が動いていた動機が見えてくるかもしれません。
④ 阿波山家の火事は計画的なものか?
阿波山家の火事は、誰かが証拠隠滅を図った可能性が高い。
考えられる犯人は以下の通りです:
- 赤沢刑事 … 阿波山が心麦に真実を話したため、証拠を消すために動いた?
- 鳴川弁護士 … 赤沢に罪をなすりつけるために火を放った?
- ウッドリバー社とつながる第三者 … 事件の裏で動いている真の黒幕が存在する?
阿波山は事件の重要証拠を持っていた可能性があり、それを消すために計画的に火を放たれたのではないかと考えられます。
クジャクのダンス第7話の考察まとめ
第7話で判明したポイント
- 心麦=林川歌であることが確定。
- 赤沢刑事が出生証明書を偽造していた。
- 鳴川弁護士の動きがますます怪しくなっている。
- 阿南検事の実父が鳴川である可能性が浮上。
- 阿波山の家の火事が計画的な犯行の可能性。
- WR天然水と赤沢京子が関係している可能性。
今後の展開予想
- 赤沢刑事は本当に黒幕なのか?それともミスリードなのか?
- 鳴川弁護士=カラビナ男説が確定し、事件の黒幕につながる?
- 心麦は真相にどう向き合い、何を選択するのか?
物語はクライマックスに向けてさらに加速しています。
第8話では、ついに真犯人に迫る重要な展開が待っているかもしれません…!
- 「クジャクのダンス」第7話で阿波山の火事が発生
- 赤沢刑事の行動が怪しく、真相は謎のまま
- 鳴川弁護士=カラビナ男説がさらに濃厚に
- 阿南検事と鳴川の関係が明かされる伏線
- WR天然水と赤沢京子が事件に関与している可能性
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