2025年5月31日(土)21時より、フジテレビ系で『世にも奇妙な物語35周年SP~伝説の名作 一夜限りの復活編~』が放送されます。
本特別編では、過去の名作5本が一夜限りで復活。木村拓哉主演の「BLACK ROOM」や織田裕二主演の「ロッカー」など、ファン必見のエピソードがラインナップされています。
この記事では、各作品のあらすじや見どころを詳しくご紹介します。
- 2025年春『世にも奇妙な物語35周年SP』の放送概要と注目ポイント
- 再放送される名作5本のあらすじと出演者情報
- 放送日程や見逃し配信の現時点での情報
世にも奇妙な物語35周年SPの概要と注目ポイント
2025年5月31日(土)21時より放送される『世にも奇妙な物語35周年SP~伝説の名作 一夜限りの復活編~』は、これまでの放送で最も視聴者の心に残ったエピソード5本を厳選し、一夜限り蘇らせる記念放送です。
ジャンルを超えて進化し続ける「奇妙な物語」
1990年にスタートしたこのシリーズは、単なるホラードラマではなく、SF・ファンタジー・ヒューマンドラマ・ブラックコメディなど多様なジャンルを通じて「奇妙な世界」を描き続けてきました。
これまでに577本以上の短編作品が制作され、その多くがわずか20分という尺の中で強烈なインパクトを残してきた点も、この番組の魅力です。
タモリが選んだ「記憶に残る5作品」
今回の35周年SPでは、ストーリーテラーであるタモリ自身が選んだ名作を中心に構成。
「BLACK ROOM」「夜汽車の男」「ロッカー」「美女缶」「恋の記憶、止まらないで」など、一度観たら忘れられない衝撃の作品が再び脚光を浴びます。
番組の本質に迫る“極小にして極大”の世界観
さらに、水戸祐介(フジテレビ編成企画)は本作について、「極小にして極大を描く、挑戦的かつ実験的な表現が番組の本質」と語っています。
ストーリーテラー・タモリの語る35年の舞台裏
番組を象徴するストーリーテラーのタモリは、撮影の裏話として、過去に「おでんの見た目カット」の撮影でADに怒られたエピソードや、監督・星護とのユニークなやり取りなども語っており、35年の重みと共に遊び心も忘れない制作姿勢が感じられます。
彼のコメントからも分かるように、『世にも奇妙な物語』は、奇妙さと人間味を絶妙に織り交ぜた独自の世界観が長年愛され続ける理由です。
今こそ観たい、“伝説の奇妙”を体験する夜
過去の名作がどのように蘇り、新たな視点でどんな「奇妙」を魅せてくれるのか、放送当日が待ちきれません。
老若男女すべての視聴者にとって、今だからこそ改めて観る価値のある「伝説の奇妙」がそこにあります。
2025年春放送『世にも奇妙な物語35周年SP』の名作5選
『世にも奇妙な物語35周年SP』では、これまでの長い歴史の中でもとくに「伝説」と称されるエピソード5本を厳選して放送します。
それぞれが初回放送当時、大きな話題を呼び、今なお多くのファンの記憶に残り続けている名作ばかりです。
独創的な設定・演出と俳優陣の熱演が組み合わさり、35周年にふさわしい“奇妙”な魅力を放つ内容に注目です。
1. BLACK ROOM(2001年1月1日初放送)
主演:木村拓哉/共演:志賀廣太郎、樹木希林/脚本・演出:石井克人
3年間のアメリカ留学を終えたナオキ(木村拓哉)は、両親へのサプライズを計画し、事前の連絡なしで帰国する。
タクシーで到着した自宅は、かつてあった住宅街の面影はなく、建物の場所は一面が真っ黒な空間に変わり果てていた。
ナオキは床のような場所にあった潜水艦のハッチを思わせる円形の扉を開け、中に入ると、暗闇の中にキッチンテーブルと両親の姿が浮かんでいた。
再会を喜ぶ間もなく、会話が全く噛み合わない両親の態度にナオキは戸惑い、不穏な空気が漂い始める。
やがてその空間で、想像もつかない出来事が起こる。
2. 夜汽車の男(2002年3月27日初放送)
主演:大杉漣/原作:泉昌之「夜行」/脚本:橋部敦子/演出:鈴木雅之
夜行列車に乗った一人の男(大杉漣)は、ビールを飲む女や、いちゃつくカップル、新聞を読む中年など、周囲の乗客が気になり、落ち着いて座れる場所を探していた。
ようやく見つけた空席に腰を下ろすと、男はビニール袋から駅弁を取り出し、包みを丁寧にほどいてフタを開ける。
そこからは、黙々と弁当を一品ずつ味わう姿が続く。
彼の行動にはどんな意図があるのか?……。
3. ロッカー(1990年5月3日初放送)
主演:織田裕二/共演:段田安則/脚本:橋本以蔵・土屋斗紀雄/演出:瀧川治水
バイオ生体化学研究所に忍び込んだ産業スパイの悟(織田裕二)は、内部の機密資料をコピーしているところを、研究員の佐口邦夫(段田安則)に発見されてしまう。
悟はもみ合いの末、佐口を殺害し、追ってくるガードマンの足音を聞きながら必死で逃走。
逃げ場を失った悟は、施設内のロッカーに飛び込んで身を隠すがロッカーの扉が開かない・・・。
4. 美女缶(2005年4月12日初放送)
主演:妻夫木聡/共演:臼田あさ美/脚本・演出:筧昌也
フリーターの雄太(妻夫木聡)は、同棲中の恋人の春子が仕事で出張に出たことから一人暮らしを始める。
そんな中、隣の部屋に住む中年の男が、毎日のように違う美女を部屋に連れ込んでいる光景を目撃し、不審に思う。
気になって部屋に忍び込んだ雄太は、「美女缶」と書かれた謎の缶詰を発見した・・・。
5. 恋の記憶、止まらないで(2019年11月9日初放送)
主演:斉藤由貴/共演:利重剛/脚本:諸橋隼人/音楽:蓜島邦明/演出:岩田和行
かつてヒット曲を持っていたシンガーソングライターの村瀬志保(斉藤由貴)は、創作意欲が湧かずスランプに陥っていた。
ある日、作業中にうたた寝をして不思議な夢を見た彼女は、夢の中で聴いたメロディを元に新曲を作成する。
その楽曲はライブで披露されると反響を呼び、配信チャートで上位に入る成功を収める。
しかし後日、志保はそのメロディが、かつて幼少期に自分が出演していたテレビ番組のCMソングと同じで、盗作をしてしまった事に気づいてしまう…。
まとめ:2025年春の『世にも奇妙な物語35周年SP』の見どころ
2025年5月31日に放送される『世にも奇妙な物語35周年SP~伝説の名作 一夜限りの復活編~』は、シリーズ開始から35周年を記念した特別企画です。
今回の放送では、これまでに制作された577本を超えるエピソードの中から、特に人気や評価の高い5本が厳選され、再放送されます。
選ばれた作品はいずれも、放送当時に強い反響を呼び、視聴者の記憶に残る“伝説の名作”として知られています。
出演者には木村拓哉さん、大杉漣さん、織田裕二さん、妻夫木聡さん、斉藤由貴さんといった名優たちが名を連ね、それぞれに異なるテーマ・ジャンルの物語を演じます。
ストーリーテラーのタモリさんも出演し、番組へのコメントで「私の人生自体がぜんぶ“奇妙”です」と語るなど、番組を象徴する存在として35年の歩みに重みを添えています。
本編はフジテレビ系列にて2025年5月31日(土)21時から放送予定です。
同時配信や見逃し配信はないようなので注意してください。
そのため、確実に視聴したい方は、当日のリアルタイムでの視聴または録画をおすすめします。
■注目ポイント
- 放送35周年を記念した歴史的なスペシャル放送です
- 過去の全577本の中から選ばれた人気の5作品が再登場します
- BLACK ROOM、夜汽車の男、ロッカー、美女缶、恋の記憶など多彩なジャンルが揃っています
- 出演は木村拓哉さん、織田裕二さん、妻夫木聡さん、斉藤由貴さんら豪華キャストです
- ストーリーテラー・タモリさんによるコメントも公開されており、ファン必見です
- 同時配信や見逃し配信はないので、リアルタイムでの視聴か録画をお忘れなく!
- 2025年5月31日に35周年SPが放送決定
- 人気名作5本が一夜限りで再登場
- 木村拓哉・織田裕二ら豪華キャスト出演
- 各作品のあらすじや登場人物を紹介
- 放送ジャンルはホラー・サスペンスなど多彩
- ストーリーテラーはタモリが続投
- 同時配信や見逃し配信はないので注意
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