2025年秋ドラマ「良いこと悪いこと」がついに10月11日からスタートし、第1話から衝撃的な展開と緻密な人間ドラマで大きな話題を呼んでいます。
かつてのいじめをきっかけに、タイムカプセルの発掘を機に動き出す連続殺人事件──。
この記事では、「良いこと悪いこと」第1話のネタバレあらすじを解説しながら、猿橋園子が閉じ込められた過去や、武田敏生(貧ちゃん)を殺害した犯人は誰なのか、視聴者の感想や第2話の見どころも交えて徹底考察していきます。
- 「良いこと悪いこと」第1話のあらすじ
- 猿橋園子を閉じ込めた人物に関する考察
- 貧ちゃん殺害の犯人像と今後の展開予想
「良いこと悪いこと」第1話のあらすじを紹介
2025年放送のドラマ『良いこと悪いこと』第1話では、小学校の同窓会をきっかけに、過去のいじめと現在の殺人事件が交錯する展開が描かれました。
この章では、物語の流れを整理し、各場面で何が起きたのかを紹介します。
第1話は、タイムカプセルの掘り起こしから始まり、やがて同級生の死、過去のトラウマ、そして再び起こる事件へと進んでいきます。
タイムカプセルと同窓会
高木将(キング)は、娘と会話するシーンで初登場します。彼がタバコを吸おうとしたところを娘に咎められた直後、旧友の武田敏生(貧ちゃん)が現れます。
彼らは小学校の50周年イベントでタイムカプセルを掘り起こす約束をしており、一緒に会場へと向かいます。
現地には他の同級生たちも集まっており、園子(猿橋)も美人記者として有名になって現れます。
黒塗りされた卒業アルバム
タイムカプセルの中には、かつて小学生だった頃に書いた「みんなの夢」の絵が封筒に入っており、全員がそれぞれの絵を手に取って懐かしみます。
同封されていた卒業アルバムを開くと、なんと6人の顔写真が黒く塗りつぶされているのを発見し、その場は騒然となります。
その6人とは、高木将、武田敏生、桜井幹太、小山隆弘、中島笑美、羽立太輔でした。
居酒屋での再会と違和感
幹太が経営する居酒屋で開かれた同窓会の二次会では、園子をめぐってさまざまな感情が交錯します。
武田は、園子がトイレに立った隙に、彼女が描いた人物の周りが真っ黒に塗りつぶされた夢の絵をスマホで撮影しますが、ゆきに咎められ、その場の空気が悪化します。
この時点で、過去と現在が交錯するような不穏な雰囲気が漂い始めます。
スナック「イマクニ」での語らい
将・幹太・武田の3人は二次会後にレトロなスナック「イマクニ」へ移動し、店主の今國や常連の宇都美とともに過ごします。
ここで武田が「園子のあだ名ってなんだっけ?」と尋ね、高木が「どの子」と答えたことが後に重要な伏線になります。
武田敏生(貧ちゃん)の転落死
夜遅く、武田敏生は帰宅途中に自宅マンション前で何者かに突き落とされ、死亡します。
この時、彼の手には夢の絵が握られており、それが伏線のひとつとなります。
翌朝、高木のもとへ警察が訪れ、「昨晩、武田敏生さんと一緒にいましたよね?亡くなりました」と告げます。
事件の気配と園子の違和感
高木は事件性を疑いますが、刑事は「事故かもしれない」と断言。高木は卒業アルバムの黒塗りが頭に浮かびつつも、「何も」と答えます。
園子も武田の死に疑念を抱き、編集長に記事にしたいと申し出ますが却下されてしまいます。
彼女は後輩の東雲とともに事件について話しながら、「黒塗りされた6人は悪い子だから」と語ります。
園子が取材で告発する
高木と幹太が再び話し合う中、園子が現れ、2人に取材を申し込みます。
園子は「あなたたち6人は、私をいじめていた」と明言。
「忘れたことはない。今も閉所恐怖症に苦しんでいる」と話し、かつての体育倉庫での事件を語ります。
回想:体育倉庫でのいじめ
高木は小学生時代に園子をイジメていたことを覚えていました。
園子が体育倉庫に閉じ込められ、外から6人が「中にいるのはどの子だ!」と叫びながら扉を叩いていた場面が描かれます。
これは園子のトラウマの原点であり、物語の核となる出来事です。
高木と園子の対話
高木は園子をカフェに呼び出し、自分がいじめていたことを認めつつ、「復讐は理解できない。やるなら俺にしろ」と語ります。
園子は「そんなこと言うために呼んだんですか?本当にくだらない」と一蹴。
居酒屋火災と園子の閉じ込め
園子が店を出た直後、幹太の店から煙が上がり火災が発生します。
店内に入ろうとした園子は爆発によってシャッターに閉じ込められ、意識を失いかけます。
暗闇の中で、過去に体育倉庫で閉じ込められた記憶がフラッシュバックし、園子はパニックに陥ります。
やがて高木と消防士によって救出され、幹太も救急搬送されます。
「これは殺人です」園子の確信
病院で園子は高木に「これは殺人事件です」と断言します。
「武田は空を飛ぶ絵を描いて転落死した。幹太は消防士を描いて火事に巻き込まれた。これは計画殺人だ」と分析。
さらに、「誰かが死んで嬉しかった。でもそれでは自分も“悪い子”になってしまう」と語り、「私は許さない」と宣言します。
ヒーローを夢見た高木の覚醒
高木はついに自分の夢の絵を封筒から取り出します。
そこには悪者を倒すヒーローが描かれており、彼が“正義”を象徴する立場に立たされることを暗示して第1話は幕を閉じます。
アルバムの顔が黒塗りされた生徒と描いた絵は?
第1話では、タイムカプセルから出てきた卒業アルバムの中で、特定の6人の顔写真が黒塗りされていたことが大きな謎となっています。
また、それぞれの生徒が描いた「将来の夢」の絵も登場し、現実との乖離や意味深な関連性が考察を呼んでいます。
この章では、黒塗りされた6人のメンバーと、彼らが描いた夢の内容について整理し、物語に込められた意図を掘り下げていきます。
黒塗りされた6人の顔とその共通点
卒業アルバムの中で黒塗りされていたのは以下の6名です。
- 高木将(キング):間宮祥太朗
- 武田敏生(貧ちゃん):水川かたまり
- 桜井幹太(カンタロー):工藤阿須加
- 中島笑美(ニコちゃん):松井玲奈
- 小山隆弘(ターボー):森本慎太郎
- 羽立太輔(ちょんまげ):森優作
この6人は当時から仲の良いグループとして行動しており、また園子が倉庫に閉じ込められた過去とも関係がある可能性があります。
犯人はこの6人を「悪い子」と見なし、何らかの方法で裁こうとしているようです。
それぞれが描いた将来の夢の絵
タイムカプセルに入っていた「将来の夢の絵」は、それぞれの過去と現在、そして事件に密接に関わっていると考えられます。
武田敏生(貧ちゃん) | 空を飛ぶ絵 |
桜井幹太(カンタロー) | 消防士の絵 |
高木将(キング) | 熊を倒すヒーロー |
中島笑美(ニコちゃん) | スポットライトを浴びるアイドル |
小山隆弘(ターボー) | 未公開 |
羽立太輔(ちょんまげ) | 未公開 |
この中で、すでに2人が描いた夢と一致するような方法で命を落とす・狙われる事件に巻き込まれています。
・貧ちゃん → 「空を飛ぶ」夢 → 転落死
・幹太 → 「消防士の絵」 → 火事に巻き込まれる
夢と現実の乖離が意味するもの
この6人の多くは、当時描いた夢とはまったく違う人生を歩んでいます。
- 幹太は消防士ではなく居酒屋経営者
- 笑美はアイドルではなくホステス
- 高木はヒーローとは対照的に、かつていじめの加害者だった自分に苦しむ
この「夢と現実の落差」は、犯人の計画と深く関係している可能性があります。
犯人は夢を知ったうえで、それに対応する形で「皮肉な死」や「警告」を与えているのです。
黒塗りの意味とは?
この6人の顔が塗りつぶされたことには、明確なメッセージが込められていると考えられます。
「この中に悪い子がいる」という示唆や、犯人による復讐のリストである可能性も否定できません。
また、22年前にアルバムが黒塗りされたのではなく、最近誰かが一度カプセルを掘り返して加工した可能性も考えられます。
つまり、この黒塗りは「計画された犯行のスタートを意味するサイン」とも読み取れるのです。
未公開の夢に今後の展開の鍵が?
現在のところ、小山隆弘(ターボー)、羽立太輔(ちょんまげ)の将来の夢は明かされていません。
今後、もしこの2人が標的にされた場合、その手口が夢と連動しているかが注目されます。
この構造が続くのであれば、物語は「夢を知っている誰か」による犯行である可能性が一層高まります。
猿橋園子を閉じ込めたのは誰?
物語の核心に関わるシーンのひとつに、猿橋園子が小学生時代に体育倉庫に閉じ込められた事件があります。
この事件は園子に強いトラウマを残し、現在でも閉所恐怖症に悩まされるきっかけとなっています。
この章では、「誰が園子を閉じ込めたのか?」という問いを中心に、映像描写と登場人物の証言・状況からその謎を検証していきます。
園子が語った“加害者”と黒塗りの6人
園子は第1話の後半で、高木将(キング)と桜井幹太に対して明確にこう言いました。
「私はあなたたち6人にいじめられていた」と。
卒業アルバムで黒塗りされていた6人が、彼女を閉じ込めた“加害者”であることを匂わせています。
しかし、回想シーンでは、6人がドッジボール中に「どの子が中にいるんだ!」と気が付いた後から体育倉庫の扉を叩いている様子が描かれています。
倉庫の扉が閉まっていた時の状況
回想映像でポイントとなるのは、園子が叫んでいる声に気づいて6人が扉の前に集まり、強く叩いていたという事実。
つまり、6人が現場に到着した時点で、すでに扉は閉まっていたことがわかります。
これは、6人が直接閉じ込めた犯人ではない可能性を示唆しています。
一方で、「いじめの延長線上で無関心だった」「扉を開けようとしなかった」などの間接的な加担は否定できません。
学級委員・紗季(委員長)が怪しい?
考察サイトなどでは、6人以外で怪しい人物として学級委員だった小林紗季(委員長)の名前が挙がっています。
委員長は同窓会の喫煙所で高木に「みんなあんたに憧れてた」と語りながら、左手の薬指の指輪をじっと見つめるという意味深な態度を取っていました。
この描写は、彼女が当時から高木に好意を持っていた可能性を示しており、「園子を排除したかった人物」という見方もできます。
閉じ込めたのは「助けたかった人」?
別の推測として、園子に好意を抱いていた人物が、閉じ込めることで自分が“助ける役”を演じようとしたという可能性もあります。
しかし、回想で登場するのは黒塗りされた6人のみで、園子が閉じ込められた扉の前で他の人物の姿は描かれていません。
つまり、「閉じ込めたのは6人以外の誰か」という可能性はありますが、現時点では決定的な証拠はありません。
園子の「忘れたことは一度もない」発言の意味
園子は劇中で、「私はあのいじめを一度も忘れたことがない」と語っています。
彼女の中では、体育倉庫の出来事は明確に“いじめ”として認識されており、6人が加害者グループだったという記憶が残っていることは間違いありません。
しかし、その記憶が「閉じ込めた直接の犯人=6人」という意味なのか、「いじめていた構図の中で無視されたことが原因」と解釈しているのか、そのあたりはまだ曖昧です。
考察まとめ:犯人は6人以外の可能性が高い
第1話の描写から現時点で言えるのは、園子を閉じ込めた直接の犯人は黒塗りの6人以外の人物の可能性があるということです。
特に委員長や、他のクラスメート、さらにはタイムカプセルの中身を事前に知っていた人物などが候補に挙がります。
園子自身も、「私をいじめたあなたたちも許さないが、このいじめを利用して誰かを殺している犯人も絶対に許せない」と語っており、犯人は彼女とは別の人物であることを示しています。
閉じ込め事件は、園子の人生を変えた原点であり、今後この真相が明かされることで、犯人像や動機がより明確になってくるでしょう。
武田敏生(貧ちゃん)を殺害した犯人の人物像を考察
第1話の冒頭から、武田敏生(貧ちゃん)が自宅マンションから何者かに突き落とされ死亡する事件が発生しました。
事故か事件か、捜査当局は判断を保留していますが、描かれた状況や伏線からは明確な他殺の疑いが見て取れます。
この章では、現時点で得られる情報をもとに、貧ちゃんを殺害した犯人像について検証・考察していきます。
事件の状況と不可解な点
武田は、同窓会のあと自宅に戻り、玄関前で鍵を出そうとした瞬間に突き落とされたと見られます。
この状況から、犯人はかなり接近した状態で、かつ力を持った人物であることがわかります。
さらに、タイムカプセルから取り出された「空を飛ぶ絵」を一緒に持っていたことから、犯人は夢の内容を把握していた可能性が高いです。
犯人の条件:夢を知る人物であること
貧ちゃんの死に加えて、第1話では幹太が火事で命を狙われる事件も発生しています。
幹太の夢は消防士、貧ちゃんの夢は空を飛ぶこと。これらにリンクしたかのような殺人手口から、犯人は以下のような特徴を持つと推測されます。
- タイムカプセルの内容(将来の夢の絵)を知っている
- 6人の顔をアルバムで黒塗りした人物と同一か関係者
- 同級生の中で、6人に対して何らかの恨みや復讐心を持つ者
これらを満たす人物として、まず疑われるのは同じ6年1組のメンバーです。
猿橋園子が犯人ではない理由
もっとも疑われやすいのは、いじめを受けていた猿橋園子ですが、彼女は「自分も犯人の被害者」と明言しています。
さらに、「私はあなたたちを許さない。でも、この事件を利用して殺人を犯している別の犯人も絶対に許さない」と語っています。
この言葉から、園子自身は復讐心を持っているものの、殺人には関与していないと考えるのが妥当です。
最も怪しい人物は誰か?
現時点で犯人として名前が挙がっているのは、以下の人物たちです。
- 豊川健吾(トヨ):同じクラスでありながら目立った描写が少ない。
いじめを止められなかった過去を悔やみ、代わりに復讐している説がある。 - 小林紗季(委員長):高木に好意を持っていた描写があり、
園子を排除しようとした人物としても疑われている。 - 中島笑美(ニコちゃん):園子の成功を妬んでいる様子があり、
事件を利用して園子を失脚させたい動機が考えられる。
しかし、ニコちゃんは第2話で狙われることが示唆されているため、犯人である可能性は低いと思われます。
豊川健吾(トヨ)が怪しい理由
現時点で最も疑わしいのは、豊川健吾(トヨ)です。
彼は6人グループの外にいながら、彼らの夢や過去を把握している立場にあります。
もし、彼もまた園子と同様にいじめの被害者だったとすれば、動機は十分にあります。
さらに、「犯人が6人の夢を知っていた」「黒塗りの意図を理解している」といった条件にも合致します。
彼が園子のことを密かに好いており、22年前に守れなかった無力感を今になって償おうとしているとすれば、事件の背景に深みが生まれます。
考察まとめ:犯人は“園子以外のいじめ被害者”または園子に好意を持つ人物か
ここまでの考察から、犯人像をまとめると以下のようになります。
- 6人が描いた夢の内容を知っている
- 卒業アルバムに手を加える機会があった
- 6人に対して強い復讐心や批判的感情を持っている
- 園子に共感している、もしくは彼女の成功を利用している
こうした条件にもっとも当てはまるのが、豊川健吾や他のモブクラスメートたちであり、物語が進むにつれ彼らの過去が明らかになっていくと予想されます。
次に狙われるのは誰か、そしてなぜ「今」復讐が始まったのか──その理由こそ、犯人の真の動機に迫る鍵となるでしょう。
「良いこと悪いこと」第1話の感想:過去と現在が交差する衝撃の導入に視聴者騒然
第1話は、タイムカプセルというノスタルジックなアイテムから始まりながらも、1分足らずで同級生が転落死するという予想外の急展開が視聴者の心を掴みました。
「これ、ミステリードラマだったの!?」という声も多く、いい意味で裏切られたという反応がSNSやコメント欄で相次いでいます。
序盤から明確に「殺人の気配」を漂わせる構成は、単なる同窓会の再会劇では終わらないことを印象付けました。
視聴者の心に刺さる“いじめ”と“後悔”の描写
物語の中核をなすのは、猿橋園子が過去に受けたいじめの記憶と、そのトラウマ。
特に、「私はいじめられたことを一度も忘れたことがありません」という園子の台詞には、リアリティと重みがあり、多くの視聴者が強く共感しました。
一方で加害者であった高木将(キング)が、当時の自分の行為を思い出して葛藤する描写も、現代的なテーマとして評価されています。
「大人になったからこそ、向き合うべき過去がある」というメッセージを感じ取った視聴者も多いようです。
“夢”と“現実”のギャップが切なくも不気味
子どもの頃に描いた夢が、そのまま不幸な形で現実とリンクしている構成も、視聴者の印象に強く残りました。
「空を飛ぶ」と書いた貧ちゃんが転落死し、「消防士になりたい」と描いた幹太が火事に巻き込まれるという展開には、皮肉と怖さ、そして悲しさが入り混じっています。
「夢が叶わないどころか、死に方になってしまうなんて残酷すぎる」という感想も目立ち、サスペンスにヒューマン要素を組み合わせたバランスに対する評価が高いです。
伏線の多さとテンポの良さで没入感アップ
第1話では卒業アルバムの黒塗りや、委員長の不自然な言動、写真を盗撮する貧ちゃんの行動など、次々と伏線が投げ込まれ、視聴者を飽きさせませんでした。
「とにかく1時間があっという間だった」「考察しがいのある内容で楽しい」といった反応が多く、テンポの良さと展開の緻密さも好評です。
また、演出面では園子が爆発後に閉じ込められる場面で、倉庫に閉じ込められた記憶と現在が交錯する演出が「巧みで感動した」と称賛されました。
第1話は“完璧な導入”という声も
全体を通して、視聴者からは「初回として最高の構成」「続きが気になって仕方ない」といった前向きな声が多数。
ミステリー・ヒューマンドラマ・社会問題が融合した作品として、今期注目作として期待されるスタートとなりました。
「これから6人が次々と狙われるのか」「園子と誰が手を組み、真相に迫るのか」など、今後の展開に対する予測合戦も始まっており、視聴者の考察熱を大きく刺激した初回と言えるでしょう。
第1話のまとめと第2話の見どころ
第1話では、小学校の同窓会とタイムカプセルをきっかけに、過去のいじめの傷と、それに伴う現在の連続殺人事件が明らかになりました。
22年前のトラウマが今なお尾を引く中で、6人の元同級生が一人ずつ狙われていきます。
本章では第1話の総まとめを行ったあと、第2話の注目ポイントを紹介していきます。
第1話の要約:始まりはタイムカプセル
小学校の50周年イベントで再会した元6年1組の仲間たち。
その中で発見されたのは、夢の絵と黒塗りされた卒業アルバム。
6人の顔が塗りつぶされていたその意味を探る中で、武田敏生が転落死、桜井幹太は火事で重体という不可解な事件が続きます。
園子は自らのいじめの過去を暴露し、「復讐ではないが、絶対に許さない」と語り、事件の核心に迫ろうとします。
第2話の見どころ①:次の標的は“ニコちゃん”
第2話では、残る黒塗りメンバーの一人、中島笑美(ニコちゃん)に焦点が当たります。
彼女の夢は「スポットライトを浴びるアイドル」でしたが、現在は六本木のクラブでホステスとして派手な生活を送っています。
高木と園子は彼女に身の危険を知らせるために接触を図りますが、再会した笑美は園子に謝罪を口にします。
しかし、園子が語る「絶対に忘れない“仕打ち”」とは何なのか──その真相に注目です。
第2話の見どころ②:園子と高木の共闘
事件の解決に向けて、いじめられた側(園子)と、いじめていた側(高木)が手を組むという構図が本格化します。
「私はあなたたちを許さない」と言い切った園子が、それでもこの事件を止めたい理由とは何なのか。
加害者と被害者の再接近という複雑な関係が、物語に深みを与えます。
第2話の見どころ③:クラスメート=犯人?
第2話の公式あらすじでは、犯人について「6人と園子の関係を知っていて、かつタイムカプセルの内容を利用できた人物」であるとされています。
つまり、クラスメート=犯人の可能性が非常に高まってきたのです。
園子は「このクラスの誰かが、あなたを恨んでいるんです。私以外の、誰かが」と高木に語っており、新たな容疑者が浮上する展開が期待されます。
第2話以降の注目ポイント
- 笑美は夢に沿った形でどう狙われるのか?
- 幹太の命は助かるのか?
- 犯人の目的は「復讐」なのか、それとも別の理由か?
- 園子が「仕返し」ではなく「真相究明」にこだわる理由とは?
第2話は、物語の方向性を決定づける重要な回になると見られます。
犯人の意図と、過去の“悪いこと”がどこまで暴かれるのか──見逃せない展開が続きます。
- 小学校のタイムカプセルをきっかけに事件が発生
- 6人の顔が黒く塗られた卒業アルバムの謎
- 猿橋園子を閉じ込めた過去のいじめ描写
- 武田敏生(貧ちゃん)が転落死する衝撃展開
- 貧ちゃんの夢「空を飛ぶ」と死因のリンク
- 園子は犯人ではないと明言し独自に動き出す
- 犯人は夢や黒塗りに関与できる元同級生か
- 豊川健吾(トヨ)に疑惑が向けられる展開
- 第2話では中島笑美(ニコちゃん)が狙われる予兆
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