『ラストノート』第10話で、一瀬葵が東京を離れて滞在していた「ペンション花の栞」。
静かな森に囲まれたペンションでは、葵が西村貴和子と出会い、自分の中に残り続ける気持ちと向き合う重要な場面が描かれました。
撮影場所となったのは、山梨県・河口湖エリアにある「COOSU COOSU GLAMPING RESORT(クースクース)」です。
今回は「ペンション花の栞」のロケ地情報とともに、なぜ葵の大きな決断につながる場所として河口湖の静かな宿が選ばれたのかも考察します。
- 『ラストノート』第10話「ペンション花の栞」のロケ地とアクセス情報!
- 葵が河口湖へ向かった理由と、貴和子の言葉が決断につながった意味!
- 「花の栞」とラストノートが重なるラスト前の演出と考察!
『ラストノート』第10話で葵が河口湖へ向かった理由
『ラストノート』第10話では、澄晴との関係に答えを出せない葵が、会社の有給休暇を使って東京を離れていました。
葵が滞在していたのが、河口湖にあるという設定の「ペンション花の栞」です。
スマートフォンの電源も切り、周囲との連絡を断っていた葵。
澄晴から届いていたメッセージにも気づかないまま、一人で自分の気持ちを整理しようとしていました。
第10話の葵は、単純に旅行を楽しんでいたわけではありません。
澄晴を思う気持ち、自分の年齢、亡き眞澄への思い。
いくつもの感情が重なり、「自分はこれからどうしたいのか」が分からなくなっていたように見えます。
だからこそ東京の日常から物理的に距離を置き、一人になれる場所へ向かったのでしょう。
「花の栞」で出会った貴和子の言葉が葵を動かす
ペンションで葵が出会ったのが、西村貴和子でした。
葵は貴和子に、自分の気持ちをどう整理すればいいのか分からないことを打ち明けます。
すると貴和子は、感情を無理にどこかへしまう必要はなく、自分は思いを出し切ったからこそ過去を懐かしく思えるようになった、という趣旨の話をします。
ここで印象的なのは、葵が自分と直接関係のない相手だからこそ、胸の内を話せたことです。
東京にいれば、澄晴も優子も眞澄も、葵の人間関係の中に存在しています。
しかし河口湖で偶然出会った貴和子には、そのしがらみがありません。
誰にも気を使わず話せる相手との出会いによって、葵はようやく自分の感情そのものを見つめ始めたように感じられました。
葵が泊まった「ペンション花の栞」のロケ地はどこ?
劇中で葵が滞在していた「ペンション花の栞」の撮影場所となったのは、「COOSU COOSU GLAMPING RESORT(クースクース)」です。
山梨県南都留郡富士河口湖町長浜にある宿泊施設で、現在は森の中に佇む小規模なグランピング・リゾートとして営業しています。
公式サイトでも「森の中の1日3室限定」のペット宿泊可能なリゾートホテルと案内され、一棟貸しのプライベートヴィラも用意されています。
ドラマでは実際の施設名ではなく「ペンション花の栞」として登場しました。
COOSU COOSU GLAMPING RESORTの住所・アクセス
施設名:COOSU COOSU GLAMPING RESORT(クースクース)
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町長浜1942-3
最寄り駅:富士急行線 河口湖駅
河口湖駅からはタクシーで約10分との観光情報があるほか、宿泊予約サイトでは車で約20分という案内もあります。
道路状況などによって所要時間が変わる可能性があるため、余裕を持った移動がおすすめです。
公共交通機関では、富士急バスの「平浜」バス停から徒歩約2分と案内されています。
車の場合は無料駐車場があります。山梨県の観光情報では普通車7台とされています。
チェックイン時間や定休日は?
山梨県の観光情報では、チェックインは15:00、チェックアウトは10:00、定休日は不定休と案内されています。
宿泊予約サイトでは最終チェックインが18:00となっているため、実際に泊まりたい場合は予約時に最新の受付時間を確認しておくと安心です。
宿泊施設のため、ドラマのロケ地だからといって自由に館内を見学できる場所ではありません。
ロケ地巡りの場合も、宿泊客や施設の迷惑にならないよう注意したいですね。
「ペンション花の栞」の静かな森は葵の心とどう重なっていた?
このロケ地を調べて印象的だったのが、「静か」「森の中」「プライベート感」という言葉です。
実際のクースクースは河口湖エリアの森に囲まれた小規模な宿。
口コミでも静けさや自然環境、落ち着いた雰囲気について触れられています。
葵が逃げ込むように訪れた場所として、この環境はかなりしっくりきます。
第10話の葵に必要だったのは、誰かに答えを教えてもらうことではなく、自分の声を聞ける時間だったからです。
都会の仕事や人間関係から離れ、木々に囲まれた静かな場所に身を置く。
その空間そのものが、葵の心を一度リセットするための「余白」になっていた可能性があります。
一人になるための場所だったのに優子がやって来る
さらに興味深いのが、葵が一人になるために来たはずの場所へ、優子がやって来ることです。
優子は、眞澄から預かっていた手紙を葵に渡しました。
そして葵は、一人では読む勇気がないと優子を引き止めます。
ここには第10話の葵の変化がよく表れています。
最初はスマートフォンまで切り、すべての人間関係から離れようとしていた葵。
しかし本当に大切な決断を迫られると、一人ではいられませんでした。
「離れたい」という気持ちと「そばにいてほしい」という気持ち。
その矛盾が、静かなペンションだからこそ際立っています。
優子との関係にも一度亀裂が入っていただけに、優子がわざわざ河口湖までやって来たことにも大きな意味があったように思えます。
「花の栞」という名前とラストノートが重なるラスト前の演出
第10話のペンションシーンで特に重要なのが、葵が東京へ帰る朝です。
葵は貴和子の香水について触れます。
すると貴和子は、その香水の「ラストノート」が意外だったと話します。
その言葉を聞いた葵は笑顔を見せました。
作品タイトルでもある「ラストノート」という言葉が、ここで物語の中に自然に登場します。
香水のラストノートとは、時間が経ったあとに残る香り。
この回で葵が向き合っていたものも、まさに「過ぎ去ったあとに自分の中へ残っているもの」でした。
眞澄との時間。
澄晴への思い。
優子との友情。
すぐに消せるものではありません。
だから、過去を消して前に進むのではなく、「最後に残ったものまで含めて自分の気持ちなのだ」と葵が少しずつ受け入れていく場面だったとも考えられます。
「花の栞」というペンション名にも意味がある?
劇中の宿には「花の栞」という名前が付けられています。
もちろん制作側が名前の意味を明言しているわけではないため、断定はできません。
ただ、『ラストノート』では花や香りが登場人物の感情と深く結びついてきました。
「栞」は、本を途中で閉じても、もう一度そこから続きを始めるためのものです。
そう考えると「花の栞」は、葵が人生を一度立ち止まり、ここまでの出来事を振り返ってから、もう一度続きを始める場所のようにも見えてきます。
偶然にしては作品のモチーフとよく重なる名前です。
なぜ河口湖のペンションが葵の転機に選ばれたのか考察
第10話における河口湖は、単なる旅行先というより「日常と決断の間」に置かれた場所だったのではないでしょうか。
東京に戻れば、澄晴と向き合わなければならない。
しかし、このまま逃げ続けることもできない。
その中間地点として、東京とは景色も時間の流れも違う河口湖が使われています。
しかも撮影場所のクースクースは、大型ホテルではありません。
森に囲まれ、客室数も少なく、プライベート感の強い宿です。公式観光情報ではレストラン棟やドッグランなども備えた施設と紹介されています。
大勢の観光客に囲まれる場所ではなく、人の気配はありながらも一人になれる。
それが葵の心境とよく合っています。
葵はここで答えを出したわけではありません。
貴和子と話し、優子から眞澄の手紙を受け取り、自分の中に残っている気持ちを確かめます。
そして東京へ帰り、「会いたい」と自分から澄晴に伝えました。
つまり「花の栞」は、二人の恋のゴールではなく、葵がもう一度ページを開くための場所だったと考えられます。
クースクースは実際に泊まれる?ロケ地巡りのポイント
COOSU COOSU GLAMPING RESORTは実在する宿泊施設なので、予約できればドラマの舞台になった雰囲気を実際に体験できます。
現在の案内ではペット同伴可能な客室があり、無料Wi-Fiや駐車場も用意されています。
口コミでは、森の中の静けさやプライベート感、ヨーロッパ風の雰囲気を評価する声があります。
以前から、石張りのテラスや森に囲まれた環境が特徴として挙げられていました。
一方、近年の口コミには、場所が分かりにくかったという声や、スタッフとのコミュニケーション、設備面について気になる点を挙げる声も見られます。
宿泊を検討している場合は、最新の口コミや予約条件を確認してから訪れるのがよさそうです。
また、日没後は周辺が暗くなる可能性もあるため、初めて車で向かう場合は明るいうちに到着しておくと安心です。
ロケ地撮影だけを目的に敷地へ入るのではなく、私有地であることを意識して楽しみたい場所です。
『ラストノート』第10話ロケ地まとめ
『ラストノート』第10話で、一瀬葵が滞在していた「ペンション花の栞」のロケ地は、山梨県富士河口湖町にある「COOSU COOSU GLAMPING RESORT(クースクース)」でした。
森に囲まれた静かな宿は、澄晴や東京から離れ、自分の中に残っている思いと向き合う葵の心境にぴったり重なります。
貴和子との出会い、眞澄の手紙を届けに来た優子、そして「ラストノート」という言葉。
第10話の河口湖シーンは、葵が逃げるための旅から、もう一度自分の人生を選び直すための時間へ変わっていった重要な場面だったのではないでしょうか。
ようやく「会いたい」と気持ちを伝えた葵に対し、ラストでは澄晴から思いがけない言葉が告げられました。
二人がそれぞれ自分の人生をどう選ぶのか、最終話で「最後に残るもの」がどのように描かれるのか注目です。
- 『ラストノート』第10話「ペンション花の栞」のロケ地は河口湖のクースクース
- 葵は澄晴や東京から距離を置き、自分の気持ちと向き合うため河口湖へ向かった
- 貴和子の言葉によって、葵は消せない感情そのものを受け入れ始めた
- 「ラストノート」は過ぎ去ったあとにも心に残る眞澄や澄晴への思いと重なる
- 「花の栞」は、葵が人生を立ち止まってから再び続きを始める場所とも考察できる
- 河口湖の静かな森は、葵が「会いたい」という本心にたどり着くための余白になった
- 「ペンション花の栞」は恋のゴールではなく、葵がもう一度人生のページを開く転機の場所だった






は出る?予告の電話からサプライズ出演を考察-120x68.jpg)

コメント