『ブラックトリック~裁きを操る弁護人~』第1話が放送されました。
GACKTさんが演じるのは、嘘やハッタリを駆使して裁判を勝利に導く弁護士・浦真鷲直人。弁護士でありながら一級建築士でもあるという、これまでのリーガルドラマにはなかった異色の主人公です。
ただ、『ブラックトリック』第1話を見て特に気になったのが、GACKTさんの低い声とボソボソした話し方でした。
ミステリアスな役柄には合っているものの、重要なセリフまで聞こえない場面があり、字幕を表示したくなった人もいるのではないでしょうか。
この記事では、『ブラックトリック』第1話の感想を中心に、GACKTさんの演技やセリフの聞き取りにくさ、志田未来さんとの対比、浦真鷲が仕掛けたトリックについて考察します。
※この記事には『ブラックトリック』第1話のネタバレが含まれています。
- 『ブラックトリック』第1話でGACKTのセリフが聞こえない理由と感想!
- 浦真鷲が仕掛けた大胆なトリックと結末に残るモヤモヤ!
- 麻生縁との対立や今後の伏線から読み解くドラマの注目ポイント!
『ブラックトリック』第1話の感想|GACKTの存在感が圧倒的
『ブラックトリック』第1話で最も印象に残ったのは、やはり主演を務めるGACKTさんの存在感です。
立っているだけでも画面の空気を変える華があり、一般的な弁護士とは明らかに違う人物であることが伝わってきました。
ここでは、GACKTさんの低い声や独特な話し方、志田未来さんとの演技の対比について見ていきます。
GACKTの低い声は役柄に合っていた
GACKTさんが演じる浦真鷲直人は、感情を大きく表に出さず、相手の反応を観察しながら静かに言葉を投げかける人物です。
低く抑えた声やゆっくりとした話し方には、何を考えているのか分からない不気味さがありました。
相手を威圧するために声を荒らげるのではなく、静かな口調のまま主導権を握っていく姿は、浦真鷲のミステリアスな雰囲気に合っています。
GACKTさんの低い声は、常識では測れない天才弁護士・浦真鷲の役柄に合っていました。
GACKTさん本人が持つ浮世離れしたイメージも設定と相性がよく、ほかの俳優では出せない独特な主人公になっています。
浦真鷲は敏腕弁護士であると同時に一級建築士でもあり、建築事務所のメンバーを動かして緻密な仕掛けを作り上げる人物として描かれています。
ボソボソ話すのでセリフが聞こえない
役柄に合った低い声だと感じる一方で、正直に言えば、GACKTさんのセリフはかなり聞き取りにくい場面がありました。
特に声量を抑えて話す場面では、音楽や周囲の音に声が埋もれてしまい、何を言ったのか一度では分からないことがあります。
『ブラックトリック』は、浦真鷲が発する一言や相手との会話がトリックの重要な手掛かりになるドラマです。
主人公であるGACKTさんのセリフが聞こえないと、物語そのものを理解しにくくなってしまいます。
低音を生かした役作りなのか、音声バランスの問題なのかは分かりません。
ただ、第1話を見る限りでは、もう少し声を前に出すか、音量を調整してほしいと感じました。
雰囲気を大切にした演技は魅力的ですが、視聴者が字幕をつけなければ内容を追えない状態になると、ドラマへの集中を妨げてしまいます。
志田未来のハキハキした話し方が際立つ
GACKTさんの静かで低い話し方と対照的だったのが、麻生縁を演じる志田未来さんです。
志田未来さんは声がよく通り、早口になっても一つひとつの言葉がはっきり聞こえます。
正義感が強く、思ったことをすぐ口にしてしまう麻生縁の性格も、テンポのよい話し方から伝わってきました。
二人が同じ場面に登場すると、声量や話す速度の違いがより分かりやすくなります。
嘘を武器にして静かに相手を操る浦真鷲と、嘘を許せず真正面からぶつかる麻生縁の対比が印象的でした。
演技や発声の違いが、二人の正義観の違いにもつながっているように見えました。
浦真鷲の「嘘で正義を勝たせる」は痛快なのか
『ブラックトリック』の大きな特徴は、主人公が正攻法だけで事件を解決しないことです。
浦真鷲は嘘を暴くために自分も嘘を使い、ときには巨大な仕掛けまで用意して相手を追い込みます。
第1話では、その方法の面白さと同時に、やりすぎではないかと思わせる危うさも描かれていました。
弁護士と一級建築士の二刀流が面白い
浦真鷲は弁護士でありながら、一級建築士としての顔も持っています。
最初に設定を聞いたときは、なぜ弁護士に建築士の資格が必要なのか疑問でした。
しかし、第1話を見ると、建築の知識や技術そのものが、浦真鷲の仕掛けるトリックに直結していることが分かります。
第1話の冒頭では、土生洸太や鯖山周平たちがホテルマンや宿泊客になりすまし、浦真鷲の指示を受けながらターゲットの部屋へ潜入します。
その後の民事裁判で、浦真鷲は本来なら入手できないはずの証拠を提出し、依頼人を勝利に導きました。
弁護士が一人で調査するのではなく、建築設計事務所のメンバーが特殊工作チームのように動く展開にはワクワクさせられます。
法律の知識だけでなく、空間そのものを設計して相手を追い詰める発想は、本作ならではの面白さです。
被害者の部屋を再現したトリックは大胆
第1話後半では、殺人事件の容疑者として疑われた田島祐希を追い詰めるため、浦真鷲が被害者の部屋をそっくり再現します。
酔った祐希が目を覚ますと、そこは事件現場と同じように作られた部屋でした。
突然、事件当時の空間に戻されたような状況を作り、祐希の動揺を誘う大胆な作戦です。
さらに浦真鷲は、削除されていた映像が復元できたと告げ、祐希の車から被害者のネイルチップが見つかったことを突きつけます。
追い詰められた祐希は、被害者が勝手に転んだだけだと口にし、自ら事件への関与を明かしてしまいました。
被害者の部屋を再現し、相手に自ら証言させるトリックに、建築士としての浦真鷲らしさがあります。
現実の裁判でそのまま通用する方法なのかという疑問は残りますが、ドラマとしての見せ場は十分にありました。
無実の人まで利用する方法にはモヤモヤが残る
一方で、浦真鷲のやり方を素直に痛快だとは思えませんでした。
麻生縁が弁護していた外国籍の被告・パダムは、当初は無実を訴えていました。
ところが途中で急に罪を認め、麻生縁は浦真鷲が何かを仕掛けたのではないかと疑います。
最終的には真犯人につながる展開になったとはいえ、無実の可能性が高い人物に一時的でも罪を認めさせる方法は、かなり危険です。
浦真鷲には全体を見通した計画があったのでしょう。
しかし、目的が正しければ途中で誰かを傷つけてもよいのかという疑問が残りました。
型破りなダークヒーローだからこその行動ではありますが、視聴者が浦真鷲を応援できるかどうかは、今後の描き方にかかっていると思います。
第1話のストーリーは少し回りくどかった
第1話には、ホテルへの潜入、芸能事務所をめぐる裁判、外国籍の被告が疑われる殺人事件など、多くの要素が詰め込まれていました。
浦真鷲の能力を見せる導入としては豪華でしたが、場面のつながりが分かりにくいところもあります。
ここでは、ストーリーのテンポや裁判後のスッキリ感について振り返ります。
冒頭のホテル潜入は期待感があった
冒頭のホテル潜入シーンは、これから何が始まるのか分からない緊張感がありました。
浦真鷲は自分で現場に入るのではなく、プロジェクターに映し出された映像を見ながら、インカムでチームへ指示を出します。
神尾楓珠さん、戸塚純貴さん、竹財輝之助さんらが演じるメンバーが、それぞれホテルマンや客になりすまし、連携しながらターゲットの部屋を特定していく流れはテンポがよかったです。
一見すると弁護士ドラマには見えず、犯罪者集団が大掛かりな計画を実行しているようにも見えます。
善悪の境界が曖昧なホテル潜入の雰囲気は、『ブラックトリック』というタイトルに合っていました。
殺人事件解決までの仕掛けが複雑
ホテル潜入による民事裁判が終わった後、物語の中心は麻生縁が担当する殺人事件へ移ります。
麻生縁は真犯人ではないかと疑った人物について話してしまい、その発言を録音されます。
さらに、その発言が広まり、名誉毀損をめぐる争いへ発展していきました。
そこから浦真鷲が被害者の部屋を再現し、田島祐希を罠にかけるまでには、いくつもの段階があります。
浦真鷲が最初からどこまで計画していたのかが分かりにくく、視聴中は話についていくことに集中してしまいました。
最後に仕掛けが一本につながる爽快感よりも、少し回りくどい印象が残る展開でした。
浦真鷲の勝利でも麻生縁の勝利でもない結末
一般的なリーガルドラマでは、裁判に勝って無実の人が救われることで、分かりやすい達成感があります。
しかし、『ブラックトリック』第1話は、浦真鷲が法廷で完全勝利する話でも、麻生縁が自分の力だけで真犯人を突き止める話でもありません。
浦真鷲は真犯人を追い詰めるために法的にも倫理的にも危うい方法を使い、その結果として業務停止となります。
そして麻生縁は、浦真鷲を監視する立場になるという意外な形で、二人の関係が始まりました。
第1話の結末は完全な勝利ではなく、正反対の弁護士を一緒に行動させるための導入だったといえます。
スッキリする結末ではありませんが、二人の物語を始める形としては面白い展開です。
第2話以降は、麻生縁が浦真鷲の暴走を止めるのか、それとも彼のトリックに巻き込まれていくのかが見どころになりそうです。
志田未来をはじめとするキャストの安定感
主演のGACKTさんに注目が集まりやすい作品ですが、周囲を固めるキャストも非常に豪華です。
特に志田未来さんの安定した演技が、現実離れした浦真鷲のキャラクターを支えていました。
建築事務所のチームや、今後の鍵を握る人物についても確認していきます。
麻生縁のまっすぐな正義感に共感できる
麻生縁は融通が利かず、思ったことをすぐ口にしてしまう弁護士です。
組織の事情や立場よりも、目の前の依頼人が本当に罪を犯したのかを重視します。
暴走気味に見えるところはあるものの、視聴者が最も感情移入しやすい人物でした。
浦真鷲が何を考えているのか分からないからこそ、麻生縁が抱く疑問や怒りが、そのまま視聴者の気持ちを代弁してくれます。
志田未来さんの表情や話し方からは、嘘を許せない麻生縁の頑固さだけでなく、依頼人を救いたいという純粋な思いも伝わってきました。
浦真鷲と麻生縁は、正義を求めながらも、そのために選ぶ方法が正反対です。
この二人が互いに影響を受けて、どのように変わっていくのか楽しみです。
建築事務所のメンバーをもっと見たい
はかり建築設計事務所には、土生洸太、鯖山周平、呉田利静、紺野飛香、中崎遊星といった個性的なメンバーが所属しています。
第1話では浦真鷲の指示を正確に実行するプロ集団として登場しましたが、それぞれの性格や浦真鷲との関係はまだ詳しく描かれていません。
ホテルへ潜入する姿を見ると、建築設計事務所というより、特殊任務をこなすチームのようです。
なぜ彼らが危険な計画に協力しているのか、浦真鷲に恩があるのか、それとも仕事として割り切っているのかも気になります。
今後は裁判のトリックだけでなく、建築事務所のメンバー同士の会話や人間関係にも期待したいです。
謎の男ドンヒョクも物語の鍵になりそう
第1話では、古瀬義親とレストランで食事をする謎の男・ドンヒョクが登場しました。
ドンヒョクを演じるのは、MYNAMEのセヨンさんです。
公式情報では、ドンヒョクは物語の鍵を握る人物とされており、古瀬や浦真鷲とどのような関係にあるのかは明かされていません。
短い登場でしたが、わざわざ第1話の最後に見せたことを考えると、ドンヒョクは物語全体につながる重要人物なのでしょう。
また、本作は地上波放送やTVer、FODだけでなく、Netflixでの世界配信も予定されています。
月9ドラマとしては初のNetflix世界配信と発表されており、海外の視聴者からどのような反応が集まるのかも注目されます。
第1話から考察できる今後の注目ポイント

第1話では事件を解決しながらも、浦真鷲の過去や本当の目的についてはほとんど語られませんでした。
彼は単なる正義の弁護士なのか、それとも別の目的を持って裁判を操っているのでしょうか。
浦真鷲が嘘を使う理由や麻生縁との対立が、今後の考察で重要なポイントになりそうです。
ここでは、第2話以降につながりそうな伏線と注目ポイントを考察します。
浦真鷲が嘘を使うようになった理由
浦真鷲は、世間の評判や表面的な情報を簡単には信じません。
誰かが悪人だと報道されても、自分の目で確かめるまでは判断しないという考えを持っています。
公式の人物説明でも、巨大な権力が作り上げた嘘に対し、自らも巧妙な仕掛けを使って対抗する人物として紹介されています。
そこまで嘘や世論を警戒するようになった背景には、過去の事件が関係しているのではないでしょうか。
浦真鷲自身や身近な人物が、誤った情報によって犯罪者に仕立て上げられた可能性も考えられます。
彼の過去が明かされれば、現在の危険なやり方にも納得できる理由が見えてくるかもしれません。
麻生縁は浦真鷲を止められるのか
麻生縁は、浦真鷲の方法を簡単には認めないでしょう。
依頼人を救うという目的は同じでも、麻生縁は法律の中で正義を実現しようとします。
一方の浦真鷲は、正しい結果を得るためなら、自らルールの外へ踏み出す人物です。
今後、麻生縁は浦真鷲を監視しながら、彼の仕掛けに協力せざるを得ない状況に置かれると考えられます。
最初は反発していた麻生縁が、浦真鷲の方法にも救える人がいると気づくのか。
それとも浦真鷲の行動がさらに過激になり、二人が決定的に対立するのか。
浦真鷲と麻生縁の正義観のぶつかり合いが、『ブラックトリック』の物語を支える大きな軸になりそうです。
GACKTのセリフは聞き取りやすくなるのか
物語とは別に、第2話以降も気になるのがGACKTさんのセリフです。
低い声や独特の間は、浦真鷲の個性を作る大切な要素になっています。
その雰囲気を残しながら、重要な言葉だけでも聞き取りやすくなれば、ドラマへの没入感は大きく変わるはずです。
第1話は登場人物や設定の説明が多かったこともあり、セリフを聞き逃すと物語が分かりにくくなってしまいました。
今後も静かな話し方を続けるのであれば、声量や音楽とのバランスを調整してほしいところです。
GACKTさんにしか出せない存在感があるだけに、セリフの聞き取りにくさが作品の評価を下げるのはもったいないと感じます。
『ブラックトリック』第1話感想まとめ
『ブラックトリック』第1話は、GACKTさんの圧倒的な存在感と、弁護士と一級建築士を兼ねる浦真鷲の異色な設定が印象に残るスタートでした。
被害者の部屋を再現して容疑者を追い込むトリックには面白さがあった一方、無実の人物まで計画に巻き込む方法にはモヤモヤも残ります。
また、GACKTさんの低く抑えた話し方は役柄に合っていましたが、重要なセリフが聞こえない場面があったことは気になりました。
浦真鷲の過去や麻生縁との関係、謎の男ドンヒョクなど、今後につながる材料は数多く提示されています。
第2話以降、トリックの爽快感が増し、浦真鷲という危ういダークヒーローの魅力がさらに引き出されることを期待します。
- 『ブラックトリック』第1話はGACKTの圧倒的な存在感が印象的
- 低い声は浦真鷲の役柄に合う一方、セリフが聞こえない場面もあった
- 志田未来の明瞭な話し方が、浦真鷲との正義観の違いを際立たせた
- 被害者の部屋を再現したトリックは、建築士ならではの大胆な仕掛け
- 無実の人物まで利用する方法には、倫理的な危うさとモヤモヤが残る
- 第1話の結末は、浦真鷲と麻生縁が行動を共にするための導入だった
- 浦真鷲の過去やドンヒョクの正体、GACKTのセリフ改善が今後の注目点



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