『VIVANT』第22話では、シーズン1で死亡したと思われていたノゴーン・ベキ(役所広司)が生きていたことが明らかになりました。
しかも、ベキがバトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)とともに療養していたのは、故郷である島根県奥出雲町の実家でした。
この乃木家の実家のロケ地は、歴史ある建造物「櫻井家住宅」です。
この記事では、櫻井家住宅の撮影場所や歴史・見学情報に加え、ベキたちが生き延びた経緯と、乃木が明かした実家を隠れ家に選んだ理由を紹介します。
- ベキが療養していた故郷の実家「櫻井家住宅」の場所と歴史
- ベキ・バトラカ・ピヨが生き延びた経緯と死亡偽装の秘密
- 乃木が説明した実家を隠れ家に選んだ理由と見学情報
『VIVANT』第22話のあらすじ|ベキの生存が明らかに
『VIVANT』第22話では、ジャミーンの出生に関する新たな事実と、ノゴーン・ベキの生存が明らかになりました。
シンシー側が狙う核融合技術を巡り、エリシャの娘・プリシャとジャミーンが同一人物ではないかという疑惑が浮上します。
しかし、乃木憂助(堺雅人)は、ジャミーンがプリシャであるとは限らないと指摘します。
そんな中、ノコル(二宮和也)が驚くべき事実を明かしました。
ジャミーンは、アディエルの実の娘ではなかったのです。
7年前、テントの仕事を終えたベキとアディエルが、幼いジャミーンを連れて帰ってきました。
その後、アディエルはジャミーンを育てるためにテントを離れています。
なぜベキはジャミーンを助けたのか。その理由を確かめるには、本人に聞くしかありません。
しかし、ベキはシーズン1で死亡したはずでした。
そこでノコルは、ベキが今も生きていることを告げます。
さらに、ベキが現在日本にいることも明らかになりました。
ベキが療養していた実家のロケ地は「櫻井家住宅」
『VIVANT』第22話でベキが療養していた故郷の乃木家。その実家のロケ地は、島根県仁多郡奥出雲町にある櫻井家住宅(さくらいけじゅうたく)です。
櫻井家住宅は、2023年放送のシーズン1でも乃木家の実家として登場しました。
ベキこと乃木卓(役所広司)の兄・乃木寛道(井上順)が暮らす家として描かれています。
シーズン1では、公安の野崎守(阿部寛)が乃木憂助の過去を調べるためにこの実家を訪れ、伯父の寛道から話を聞いていました。
さらに、高校生時代の乃木が実家を訪れる場面や、若き日の乃木卓と妻・明美に関する場面でも使用されています。
島根県の公式観光情報サイト「しまね観光ナビ」でも、乃木家の実家のロケ地として紹介されており、ドラマの撮影風景やロケ地の写真も掲載されています。
詳しくは島根県公式観光情報サイト「日曜劇場VIVANT×SHIMANE 島根県ロケ地MAP」をご覧ください。
今回の第22話では、ベキがバトラカ、ピヨとともに療養している場所として、再び乃木家の実家が物語に登場しました。
櫻井家住宅は奥出雲のたたら製鉄を支えた名家の屋敷
櫻井家住宅は、江戸時代から続く鉄師の名家・櫻井家の屋敷です。
奥出雲では古くから「たたら製鉄」が盛んで、櫻井家は田部家、絲原家とともに、この地域の製鉄業を支えた有力な家柄でした。
櫻井家は1755年に松江藩から鉄師頭取を任され、地域の製鉄業を取りまとめる重要な役割を担いました。
現存する主屋は1738年に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
櫻井家住宅の特徴は、一般的な民家とは比べものにならない規模の大きさです。
主屋の居室部分は桁行約27メートル、梁間約19メートルにも及び、敷地内には座敷や土蔵などの建造物が並んでいます。
山間に建つ堂々とした屋敷は、奥出雲の名家である乃木家の実家という設定にもよく合っています。
名勝「岩浪の庭」も見どころ
櫻井家住宅には、美しい日本庭園「岩浪の庭」があります。
1803年に松江藩主・松平不昧を迎えるために造られた庭園で、自然の岩や滝を取り入れた景観が特徴です。
山々に囲まれた屋敷と落ち着いた庭園の組み合わせからは、奥出雲の歴史と豊かな自然を感じられます。
ベキはなぜ生きていた?乃木が明かした生存の経緯
シーズン1の最終回で、ベキは息子の乃木憂助に銃撃されました。
さらに、バトラカとピヨも撃たれ、3人とも死亡したと思われていました。
しかし、第22話では、乃木がベキたちの命を救うために行動していたことが明らかになります。
乃木はベキの心臓の上5ミリを狙って撃っていた
乃木はベキを撃った際、心臓の上5ミリを狙い、急所を外していました。
その後、野崎が身元不明の遺体を用意し、ベキたちの遺体と入れ替えます。
さらに、野崎の兄がいる病院へ搬送し、緊急手術を受けさせていました。
つまり、ベキたちの死亡は偽装されており、乃木と野崎の協力によって3人は生き延びていたのです。
乃木の射撃技術が、父親の命を救うために使われていたことになります。
バトラカとピヨも生きていた
ベキだけでなく、長年行動をともにしてきたバトラカとピヨも生存していました。
第22話では、2人がベキとともに奥出雲の実家で療養している姿が描かれています。
かつてテントを率いていた3人が再びそろったことで、今後の物語にどのように関わってくるのかも気になるところです。
ベキはジャミーンが7年前に保護された事情を知る重要人物でもあります。
ジャミーンの出生の謎を解くために、ベキの証言が必要になる可能性があります。
なぜベキの実家を隠れ家に選んだのか?乃木が説明した理由
ベキたちが療養していたのは、島根県奥出雲町にある乃木卓の実家でした。
乃木は、この実家を隠れ家に選んだ理由として、人里離れた山奥にあり、屋敷が桁外れに大きいことを説明しています。
人里離れた山奥にあり、人目につきにくい
ベキの実家は、周囲を山々に囲まれた、人里離れた場所にあります。
住宅が密集した地域とは異なり、周辺住民の目に触れる心配が少ない環境です。
ベキたちは死亡したことになっているため、生きている姿を第三者に見られるわけにはいきません。
そのため、人目を避けながら静かに暮らせる山奥の立地が、隠れ家として適していたのです。
桁外れに大きな屋敷で、3人がゆっくり療養できる
もう一つの理由が、屋敷の大きさです。
乃木家の実家は、一般的な住宅とは比べものにならないほど広大な屋敷です。
ベキだけでなく、バトラカとピヨも一緒に生活するため、十分な広さが必要でした。
また、3人とも銃撃を受けて手術をしており、体を回復させるために静養する必要があります。
広い屋敷であれば、外部の人間との接触を抑えながら、3人がゆっくり療養できます。
このように、人里離れた立地と桁外れに大きな屋敷という2つの条件が、ベキたちの療養場所に実家が選ばれた理由だったのです。
ベキの生存でジャミーンの出生の謎は解けるのか?
ベキの生存が明らかになったことで、ジャミーンの出生を巡る謎にも新たな展開が期待されます。
7年前、ベキとアディエルは任務を終えた後、幼いジャミーンを連れて帰ってきました。
そして、アディエルはテントを抜け、ジャミーンを育てることになります。
しかし、なぜ2人がジャミーンを連れ帰ったのか、なぜアディエルが実の子ではないジャミーンを育てることになったのか、その詳しい事情はまだ明らかになっていません。
ベキはジャミーンの正体を知っているのか?
筆者が気になるのは、ベキがジャミーンを助けた理由です。
エリシャの娘・プリシャとジャミーンが同一人物であれば、ベキはプリシャの出生や、核融合技術を巡る秘密についても何かを知っている可能性があります。
一方で、ジャミーンがプリシャではない可能性も残されています。
ベキが何を知り、なぜジャミーンを助けたのか。
その真相が明らかになれば、ジャミーンの出生を巡る謎だけでなく、テントと現在の事件とのつながりも見えてくるのではないでしょうか。
櫻井家住宅の場所・アクセス・見学情報
櫻井家住宅は、現在も奥出雲の歴史を伝える貴重な文化財として保存されています。
敷地には歴史資料館「可部屋集成館」があり、櫻井家に伝わる美術品や古文書、たたら製鉄に関する資料などが展示されています。
また、名勝「岩浪の庭」も見学することができ、『VIVANT』のロケ地巡りとともに奥出雲の歴史や自然を楽しめる場所です。
櫻井家住宅の基本情報
- 施設名:櫻井家住宅・可部屋集成館
- 所在地:島根県仁多郡奥出雲町上阿井1655
- 開館時間:9:00~16:30(入場16:00まで)
- 開館期間:3月下旬~12月上旬
- 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、冬季
- 共通入場料:大人1,000円
- 庭園のみ:大人400円
- 駐車場:あり(無料)
- 電話番号:0854-56-0800
2026年の開館期間は3月26日から12月8日までと案内されています。
営業時間・料金・休館日は変更される場合があるため、訪問前に最新情報をご確認ください。
櫻井家住宅の歴史や施設情報は、しまね観光ナビ「可部屋集成館・櫻井家住宅と庭園」でも紹介されています。
櫻井家住宅へのアクセス
JR木次線「出雲三成駅」から車で約20分です。
公共交通機関の場合は、出雲三成駅から奥出雲交通バス内谷行きに約24分乗車し、終点から徒歩約5分となります。
ただし、公共交通機関の本数は限られるため、車やレンタカーでの訪問も検討するとよいでしょう。
なお、国の重要文化財であるため、ドラマに登場したすべての部屋を自由に見学できるわけではありません。
訪問前には公開範囲や休館日などの最新情報を確認してください。
施設の詳細は可部屋集成館・櫻井家住宅の公式サイトをご覧ください。
まとめ|『VIVANT』第22話でベキが療養していた実家
『VIVANT』第22話で、ノゴーン・ベキが療養していた故郷の実家のロケ地は、島根県奥出雲町の櫻井家住宅です。
シーズン1でも乃木家の実家として登場した歴史ある屋敷が、ベキの生存を明らかにする重要な場面で再び登場しました。
乃木は父親のベキを撃った際に急所を外し、野崎の協力によって命を救っていました。
さらに、バトラカとピヨも生存しており、3人は奥出雲の実家で療養していたのです。
この実家が隠れ家に選ばれたのは、人里離れた山奥にあり、屋敷が桁外れに大きく、人目を避けてゆっくり療養できるためだと乃木が説明しています。
一方で、ベキが7年前にジャミーンを助けた理由は、まだ明らかになっていません。
ジャミーンがプリシャなのか、ベキはその出生について何を知っているのか。
生きていたベキが、今後の物語でどのような役割を果たすのか注目したいと思います。
- 第22話でベキが療養していた実家のロケ地は島根県奥出雲町の「櫻井家住宅」
- 櫻井家住宅はシーズン1でも乃木家の実家として登場した国の重要文化財
- 乃木はベキの急所を外して撃ち、野崎の協力によって死亡を偽装していた
- バトラカとピヨも生存し、ベキとともに実家で療養していた
- 乃木は、人里離れた山奥という立地と桁外れに大きい屋敷が隠れ家に適していると説明した
- ベキが7年前にジャミーンを助けた理由は、出生の謎を解く重要な手がかりとなる可能性がある
- 櫻井家住宅では歴史資料館「可部屋集成館」や名勝「岩浪の庭」などを見学できる





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