『VIVANT』第23話ロケ地|乃木が参拝した出雲大社の素鵞社とは?四拍手の理由も解説

2026年秋ドラマ
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『VIVANT』第23話では、乃木憂助(堺雅人)が仲間や家族とともに出雲大社を訪れる場面が描かれました。

なかでも印象的だったのが、乃木が長い時間祈り続け、やがて涙を流すシーンです。

この場面で乃木が参拝していたのは、出雲大社の御本殿の北側に鎮座する「素鵞社(そがのやしろ)」です。

また、乃木が行った「四拍手」は、一般的な神社の参拝とは異なる出雲大社ならではの作法でした。

この記事では、素鵞社の場所や祀られている神様、四拍手の意味を紹介するとともに、乃木が祈り続けた理由と、薫からのメッセージを受け取って涙を流した場面を考察します。

※第23話のネタバレを含みます。

この記事を読むとわかること

  • 乃木が祈っていた出雲大社「素鵞社」の場所と特徴
  • 乃木が四拍手した理由と出雲大社の正式な参拝作法
  • 乃木が長く祈り続け、薫の返事に涙を流した理由の考察

『VIVANT』第23話で乃木が祈っていたロケ地は出雲大社の「素鵞社」

『VIVANT』第23話で乃木憂助が長い時間祈りを捧げていた場所は、島根県出雲市の出雲大社境内にある「素鵞社(そがのやしろ)」です。

出雲大社の御本殿の北側、八雲山の麓に鎮座する神社で、御本殿とは別の社殿です。

第23話では、ベキや仲間たちとともに出雲大社を訪れた乃木が、この社の前で祈り続ける様子が描かれました。

素鵞社に祀られているのは素戔嗚尊

素鵞社には、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られています。

素戔嗚尊は、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した神として知られ、出雲大社の御祭神である大国主大神の親神にあたります。

出雲大社の公式案内でも、素戔嗚尊が大国主大神に国づくりの大任を授けたことが紹介されています。

乃木が祈ったのは、縁結びで知られる出雲大社の御本殿前ではなく、父神を祀る素鵞社でした。

この場所の選択は、薫との関係だけでなく、父ベキとの関係が大きく変化した第23話の展開とも重なります。

ただし、制作側が父子関係を象徴する意図で素鵞社を選んだかどうかは明らかになっていません。

乃木が出雲大社で四拍手したのはなぜ?

乃木の参拝シーンで気になるのが、手を四回打つ「四拍手」です。

一般的な神社では「二礼二拍手一礼」が広く知られていますが、出雲大社では「二礼四拍手一礼」が正式な作法とされています。

これは御本殿だけでなく、素鵞社を含めた境内の各社でも同様です。

つまり、乃木が四拍手したのは、出雲大社の正式な参拝作法に従っていたためと考えられます。

出雲大社で四拍手する本当の意味

出雲大社の公式説明によると、毎年5月14日に行われる例祭(勅祭)では「八拍手」が行われます。

古くから数字の「八」は無限を意味し、八拍手には神様を限りない拍手で讃える意味があります。

ただし、この八拍手は年に一度の例祭に限られる作法です。

普段の参拝では、その半分にあたる四拍手で神様を讃えます。

四拍手だから祈りが強くなる、あるいは恋愛成就のために四回打つという意味ではありません。

出雲大社の公式サイトでも、八拍手と四拍手で神様を祈り讃える心に違いはないと説明されています。

詳しくは出雲大社公式サイトの参拝作法についての案内で確認できます。

乃木は素鵞社で何を祈っていたのか?薫との関係を考察

第23話では、乃木が別班の一員であることを薫に明かしました。

それまで乃木の正体を知らなかった薫は、自分やジャミーンが危険に巻き込まれたことを知り、乃木との今後の関係について考えたいと告げています。

乃木にとって、薫との未来がどうなるのかわからない状況でした。

長く祈り続けたのは薫を失いたくなかったから?

出雲大社を訪れた乃木は、周囲の人々が気にするほど長く祈り続けていました。

ベキは乃木が婚約者に振られそうになっている事情を聞き、その様子を見守ります。

ここで注目したいのは、乃木が別班としての判断ではなく、一人の男性として薫との関係を案じていたことです。

これまで危険な任務を冷静に遂行してきた乃木ですが、薫の気持ちばかりは自分の力で決められません。

素鵞社で長く祈り続ける姿には、薫との関係を取り戻したいという切実な願いが表れていたのではないでしょうか。

薫からのメッセージで乃木が涙を流した理由

そんな乃木のもとに、薫からメッセージが届きます。

そこには乃木への愛情を伝える言葉が記されていました。

薫との別れも覚悟していたかもしれない乃木にとって、その返事は何よりも大きな安心につながったのでしょう。

それまで長い時間祈り続けていた乃木が涙を流したのは、薫の気持ちが自分から離れていなかったことへの安堵と喜びが重なったためだと考えられます。

世界規模の陰謀や危険な任務に向き合う乃木が、恋愛のことで真剣に祈り、涙を流すという対比も印象的でした。

素鵞社での参拝は乃木とベキの親子関係も象徴している?

今回の場面でもう一つ注目したいのが、素鵞社に祀られる素戔嗚尊と大国主大神の親子関係です。

第23話では、乃木とベキの関係にも大きな進展がありました。

乃木はベキが生き延びた理由を明かし、バルカの人々の未来を考えて行動していたことを伝えています。

そしてベキも、息子の選択や、これから果たすべき役割と向き合うことになります。

前話では、ベキが故郷の実家で療養していたことも明らかになっていました。

関連記事:『VIVANT』第22話ロケ地|ベキが療養していた実家はどこ?生存の真相と櫻井家住宅を紹介

素鵞社で祀られている父神・素戔嗚尊が、息子の大国主大神に国づくりの役割を授けたという神話を踏まえると、乃木とベキが新たな関係を築こうとする展開にも通じるものがあります。

もちろん、乃木がその神話を意識して参拝したと断定することはできません。

それでも、親子の絆が改めて描かれた第23話で、父神を祀る素鵞社が登場したことには、物語上の象徴的な意味を読み取る余地がありそうです。

素鵞社の場所とアクセス|出雲大社の御本殿の裏側

素鵞社は、島根県出雲市の出雲大社境内にあり、御本殿の北側に位置しています。

出雲大社の公式所在地は、島根県出雲市大社町杵築東195です。これは出雲大社社務所の所在地であり、素鵞社の独立した番地ではありません。

JR出雲市駅からは一畑バスで出雲大社方面へ向かうことができます。出雲大社の公式アクセス案内では、バスの所要時間は約25分とされています。

御本殿前の八足門で参拝した後、瑞垣の外側を左回りに進み、御本殿の裏手にある素鵞社へ向かうのが公式に案内されている参拝順路です。

素鵞社には、稲佐の浜から持参した砂を供え、社殿の床縁下にある御砂をいただく信仰もあります。

ただし、御砂は自由に持ち帰ってよいものではなく、出雲大社が案内する手順を守る必要があります。

詳しい作法は出雲大社公式サイトの素鵞社の御砂についての案内で確認できます。

参拝の際はほかの参拝者にも配慮し、現地の案内に従いましょう。

『VIVANT』第23話ロケ地・素鵞社と乃木の四拍手まとめ

『VIVANT』第23話で乃木憂助が祈り続けていた場所は、出雲大社の御本殿北側にある素鵞社です。

乃木が四拍手したのは、出雲大社で定められている正式な参拝作法に従ったためと考えられます。

一方、長く祈り続けた理由には、別班としての立場が明らかになったことで揺らいでいた薫との関係が深く関わっていたのでしょう。

そして素鵞社に祀られる素戔嗚尊と大国主大神の親子関係は、乃木とベキの関係が変化した第23話の展開とも重なります。

激しい任務の緊張感とは対照的に、乃木の人間らしい感情が際立つ場面でした。

この記事のまとめ

  • 乃木が祈っていたロケ地は出雲大社の「素鵞社」
  • 素鵞社は御本殿の北側、八雲山の麓に鎮座している
  • 素鵞社の御祭神は大国主大神の親神である素戔嗚尊
  • 四拍手は出雲大社の正式な参拝作法「二礼四拍手一礼」によるもの
  • 乃木が長く祈ったのは薫との関係を失いたくなかったためと考えられる
  • 薫からの返事に涙を流したのは安堵と喜びが重なったためと考察
  • 素鵞社の神話と乃木・ベキの親子関係には象徴的なつながりも読み取れる

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